ODのサバイバルnote

IgA腎症とうつ病、PTSDを抱えて生活しています。経験から得た、当事者に有益と思われ…

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IgA腎症とうつ病、PTSDを抱えて生活しています。経験から得た、当事者に有益と思われる情報を共有します!

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いろんな病を抱えて生きる

そういえばロクな自己紹介ができていなかったので、今更ながら私が抱えている病気について、時系列で説明しながら自己紹介をしたいと思います。 (1)てんかん いろんな種類がある病気なのですが、私は原因が不明な突発性てんかんです。 中学生の時から患っていて、意識がなくなるけいれん発作があります。 薬でコントロールできているので10代以降に発作はありません。 100人に1人はいる、珍しくはない病気です。 普通に会社に勤めていましたし、オープンにして車の免許も取得していました。 見た

    • 20年くらい現実感消失症に陥っている(た)こと

      『現実感消失症』 20年くらい患っていた症状に名前があるのを、ここ1年で知りました。 DSM-5では離人症・現実感消失症という2つを合わせているけども 私が感じるのは現実感消失症の方だけです。 離人症はよく聞くけれど、『現実〜』の方はあまり情報がないので 自分の症状を中心に書いてみたいと思います。 (1)現実感消失症とは 解離性障害のひとつ。 私の認識では、現実世界のストレスに耐えかねて 社会から自分を遮断してしまう状態。 一時的な解離は誰にでもあって、好きな人に振られ

      • 初めての失業申請!

        メンタルダウンで退職・療養していた私ですが 先日ありがたいことに医師の就労許可が降りました。 早速ハローワークに行って失業保険(雇用保険の基本給付)の 申請をしてきたので、その経験を書いてみます。 なお、退職前後に必死でネットやハロワで集めた情報は こちらのサイトにとても詳しく書かれていました。 必要なことがしっかり網羅されているのでオススメ。 その分しっかりボリュームあります。 かいつまんで知りたい人は以下の体験談を読んでもらえれば! (1)病状証明書をもらう そも

        • 当事者目線で語る、就労移行支援の選び方

          職場をメンタル退職し、就労移行支援に通い始めて1ヶ月。 当初私がどう事業所を選んだのか? うつの急性期に事業所を選ぶことはないですが どんな時も決断には大きなエネルギーがいります。 私はいくつもリサーチをして、4社体験利用したのですが 利用後にかなり消耗しました。。 その時得た知見を共有したくnoteを書いています。 この経験が誰かの決断の補助線の一つになれば幸いです。 (1)就労移行支援事業所とは << 1は読み飛ばしてもOKです。 >> うつになって思い知ったので

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        いろんな病を抱えて生きる

          メンタル退職のToDoリスト(退職後)

          前回の続き。 退職後すぐに転職や再就職する予定がなく、治療に専念する場合にすること。メンタル不調で休職〜退職した記録と情報共有を目的にしているので、同じような状況の人の参考になれば幸いです。 ちなみに仕事を辞める時にもらう離職票は会社→ハローワーク→会社経由で送られてくるので、手元に届くのが遅くなりがちです。事前に資格喪失証明書か退職証明書(会社の独自フォーマット)を依頼しておくと、退職後早い段階で新しい保険証を受け取れるようになります。 【1】国民健康保険の加入 退職

          メンタル退職のToDoリスト(退職後)

          メンタル退職のToDoリスト(退職前)

          こんにちは!ここではパワハラによるメンタル疾患で休職〜そのまま退職する私を事例に、退職前後のToDoを記します。今回はその前編。長めですがお付き合いくださいませ。(以下、★が多い方が重要度高めです。) 【1】離職理由の確認 (★★★) まず自己都合か会社都合か、退職理由について会社とコンセンサスを取ります。物証のあるパワハラや突然の解雇通告であれば労災や会社都合で争うのもありですが時間とお金と精神力が必要です。 失業手当に有利なのは? - 会社都合退社:給付制限期間なし

          メンタル退職のToDoリスト(退職前)

          【後編】IgA腎症 扁桃摘出日記

          扁桃摘出日記の最終回。もうグロい表現はないので安心して読破してください。 (前編、中編のリンクは最下部にあります。) >入院と驚愕のお知らせ! 突然の吐血で病院に逆戻りした私はストレッチャーに乗せられ、ガラガラと院内を移動していた。PCR検査や肺のレントゲンを取り、入院の手順を済ませて病室にたどり着いたのが夕方4時ごろ。壁紙の花の模様を眺めていると外来とは別の、その日の当番医がやってきた。 医師は突然、手術をした方が良いと告げた。今は出血していないが、いつまた出血するかわか

          【後編】IgA腎症 扁桃摘出日記

          【中編】 IgA腎症 扁桃摘出日記

          前回、指定難病の慢性腎臓病(IgA腎症)で扁桃摘出手術をしたことをお話しました。この話には続きがありまして、実は年に2、3例と言われる術後の大量出血を起こしてしまったのです。 大体の人は傷に白いかさぶたができて、喉の痛みが違和感に変わり、1ヶ月くらいで日常生活に戻ります。ただ私の場合はかさぶたが取れてしまったのか、退院数日で結構な量の出血を起こしてしまいました。そのためわずか3日目で病院へ逆戻り。術前に説明を受けたとはいえ、自分がそうなるとも思わず、結構なショックを受けまし

          【中編】 IgA腎症 扁桃摘出日記

          【扁桃摘出手術】 入院時あるといいものリスト

          先月、喉の扁桃摘出手術で8日間入院したのですが、その時に役に立ったもの、いらなかったものをご紹介します。(割と特殊な需要かと思いますが…) 私は環境変化によるストレスを受けやすいのでたくさん荷物を持ち込みました。登山用のバックパック(55L)とIKEAの大きい方のショッピングバッグです(笑)。対して周りは小さなトローリーバッグの人が多かったですね。 ご自分の状況に照らし合わせて必要なものを選んでくださいね。 (*は病院でレンタルできるものです。) ■持参したもの・着替え(

          【扁桃摘出手術】 入院時あるといいものリスト

          【前編】 IgA腎症 扁桃摘出日記

          こんにちは。 最初のnoteでは当事者として休職について書きました。そして今回は全く変わって、私が抱えるIgA腎症という病気の扁桃摘出手術について書こうと思います。 トピックがブレブレですみません...。関係ない人は読み飛ばして下さい。復職までのリワークと思って自己満、備忘録的にやっているので、どうかご容赦を。 IgA腎症の詳細などは別記事にゆずるとして、私は8日間+αの入院記録を紹介します。これから扁摘入院される方のご参考までに! 手術の内容は全身麻酔をしてアゴを固定、

          【前編】 IgA腎症 扁桃摘出日記

          あなたがウツで休むことになったらすること

          私は21年から適応障害と診断され仕事を休職しています。 記事作成時点でも休職中です。 勤務先が中小企業のため、人事は事細かに対応してくれず、症状と闘いながらネットで情報を集めました。今ではどうにかお金をもらいながら仕事を休むことができています。 今回初めてnoteを開始しました。同じような症状を持つ人がこれを読んで、煩雑な事務作業や様々な不安に悩むことなく安心して治療に専念してもらえたらと思い、公開します(本当は誰の役にも立たないことが一番ですが)。 なお内容は私の経験ベ

          あなたがウツで休むことになったらすること