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【扁桃摘出手術】 入院時あるといいものリスト

先月、喉の扁桃摘出手術で8日間入院したのですが、その時に役に立ったもの、いらなかったものをご紹介します。(割と特殊な需要かと思いますが…)
私は環境変化によるストレスを受けやすいのでたくさん荷物を持ち込みました。登山用のバックパック(55L)とIKEAの大きい方のショッピングバッグです(笑)。対して周りは小さなトローリーバッグの人が多かったですね。
ご自分の状況に照らし合わせて必要なものを選んでくださいね。

(*は病院でレンタルできるものです。)

■持参したもの

・着替え(4日分) *
ロンT、スウェットパンツ、下着、靴下。
4月だったのでトレーナーも持参しましたが、院内は病人や高齢者に合わせて?暖かく保たれていたので使いませんでした。洗濯するつもりで4日分にしましたが、
点滴スタンドを持ちながら洗濯するのは大変でした。終始病室でジッとしていてたので着替えない日もありました。この辺りは個人の衛生感覚ですね。
・箸、スプーン*、マグカップ 
食事に箸がついている日とついていない日がありました(理由はわかりません)。でも長さの短い樹脂製のタイプなので持参した方がQOLが上がります。基本お粥なのでスプーンは必須です。マグはお茶や水を飲んだり歯磨きの時に使ったり、出番が多いです。レンジ対応だとお茶を温めて飲めるので良いですね。また蓋付きだと衛生的で良いかもしれません。(病院側からお茶は出ません。自販機等で買ってください。)
・トイレタリーアイテム *
シャワーセット、化粧水、歯ブラシ、歯磨き粉、剃刀とか、適宜必要なものを。
・タオル(銭湯で買うような薄いやつ × 2枚)*
シャワーで使う用と、病室の乾燥が気になる時用に2枚持参しました。分厚いタオルは水分を多く吸い込みますが、乾燥に時間がかかるので毎日使うには衛生的に気になるかもしれません。
・ボックスティッシュ
口元を拭いたり鼻をかんだり、何かと役立つ。忘れずにお持ち下さい。
・帽子
一日病棟にいるとはいえ、ボサボサの頭では嫌だし、毎日直すのも億劫なので帽子がおすすめです。転倒時のショック軽減のためニット帽をかぶっている高齢の方も多くいました。
・枕、アイマスク
枕を持参して荷物は増えましたが、病院にあるのは蕎麦殻の薄っぺらいものだったので持ち込んで正解でした。あと看護師の視覚を確保するためか、病室は夜間もある程度明るく保たれています(特に廊下側)。アイマスクがあると眠りやすくなるし、つけると心理的に安心感がありました。そういう意味ではホットアイマスクも良さそうです。
・耳栓、イヤーマフ
使う機会がなければ良いのですが、人のいびきなど気になることもあると思います。良い睡眠は体力の回復に影響するのであると良いです。実際に私は何度かイヤーマフも使いました。日中の他人の話し声(独り言)が気になる時にも。
・ゼリー飲料
傷が痛くて薬が飲めない時の強力な味方!発熱時にもオススメです。服用ゼリーだとカロリーゼロだったり子供用が多かったりします。コンビニで売ってるビタミンや鉄分入りが良いと思います。1週間の入院であれば4、5個もあれば十分。ただ手術直後はゼリー飲料も傷に染みるので様子見してください。あとは飲みすぎで病院食を残してしまい、退院が遅れることのないようご注意。
・暇を潰せるもの
ゲーム機、タブレット端末、スマホ、イヤフォン、本など興味に応じて。でも術後2〜3日は体力不足や発熱、傷の痛みで使う気にならないと思います。もし動画を見るなら事前にDLしておいた方がいいですね。充電ケーブルや電源アダプタを忘れて悲鳴を上げないようお気をつけ下さい。
・千円札、小銭
今はコロナ対策で入院中に病棟から出れないため、必要なものは病院の方に買い物を依頼しました。院内の自販機は電子マネー非対応の場合もあります。盗難防止のため万札は持ち込まず、少ない額の紙幣と小銭がおすすめです。私が買ったのは1Lの水や麦茶などでした。(入院費の支払いはカードで済ませました。)
・ちょっとしたバッグ
シャワーに行く時に着替えやシャンプーなどを入れて持っていきました。
・その他
マスク、洗濯洗剤、筆記用具、クリアファイル、普段服用している薬とお薬手帳

あと細かい話ですが、入院前日に爪を切りました。1週間以上切れないですしね。

■使わなかったもの

・コード付イヤフォン
BTイヤフォンの充電切れに備えて持参しましたが、長時間イヤフォンを使う機会がありませんでした。入院中は発熱やだるさで寝ていることが多かったです。
・延長コード
スマホとSwitchを持参したのですが、ベッド上にコンセントが3つあり、手持ちのケーブルは2mあったので延長コードは不要でした。また蛸足アダプタだったので、アダプタも1個で十分でした。
・モバイルルーター
院内の機器に影響を与えるため使用禁止とのこと。スマホ持ち込みの時点で電波発しているんですが…。いずれにせよスマホのテザリングを使ったのでルーターは使いませんでした。
・濡れマスク
他の方のブログやツイッターでよく見たので使いましたが、あまり効果は感じませんでした。4月という季節柄、乾燥がひどくなかったのもあると思います。
・加湿器
ネットの情報では加湿器を持ち込んでいる方が多くいました。私がいた病院では加湿器の水にウイルス等が入っている可能性、病院側で管理できないという理由で持ち込み禁止でした。スーパースプレッダーになりたくなかったので持ち込みませんでしたが、院内の湿度が低いとも、そのせいで喉がつらいとも感じませんでした。
・印鑑
念の為持参しましたが、事前に事務手続きは終わっていたので不要でした。逆に防犯面で持参しない方が良いかも?
・ハンガー
個人用ロッカーに4個ありました。
・サンダル
転倒防止のためカカトのない靴は禁止でした。私は着脱しやすいスニーカーを履いていきました。
・コーヒー
毎日飲んでいるインスタントコーヒーを持参しましたが、医師から禁止命令が...無念!

■あるとよかったもの

・マウスウォッシュ
術後は口の中に傷があったり口内炎ができたりします。洗口液があると清潔に保てて治りが早くなると思います。私はコンビニで買ってもらいました。
・アームスタンド(スマホ、タブレット用)
腕を上げたり、体を横に倒したりすると点滴の速度が変わってしまうそうです。そのためスマホは点滴していない手でずっと持ち上げているか、起きている時しか使えませんでした。アームがあれば寝ながらずっと動画が見れたのかも…。
・腕時計
お昼まだかな〜とか、もう寝る時間かな?とか、わざわざスマホを取り出さずにわかるので便利かと思いました。最近の10代の子とかはスマホを見る方が早くて便利なんですかね?

■最後に

入院すると、1日があっという間に過ぎていきます(6時起床、22時就寝)。食事して薬飲んで、歯を磨いて箸を洗って、回診があって、シャワー浴びたり体を休めたり、また食事の時間がきて…。そもそも手術で体にダメージを受けているのであまり活発的になれず、療養することで精一杯です。時間があっても、思ったほどのことはできないかもしれません。だから焦らずできることをやれば良いと思います。私は毎日歯磨きを頑張って、めちゃくちゃ丁寧に磨いてました(笑)。ちょっと勉強したりゲームもしましたが、あまり長時間はできなかったですね。
これから手術を受ける方は、体を休めることを一番に、たくさん寝て、喉と相談しながらなるべく食事を摂って、早く傷を癒して日常生活に戻れるよう頑張ってください!

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