秋の東北旅 #1 岩手、紅葉の中尊寺金色堂を歩く
東北新幹線に乗って、やって来たのは岩手県。
11月下旬、肌寒い季節に自然のなか散策するのって気持ちが良い。
今年の紅葉は遅めという話も聞くので、この記事でぜひ、存分に紅葉を味わってもらえれば嬉しいです🎶
参道はなかなか長かったですが、辺りの木々が色付いていて、日に当たって秋色に輝いているのが見事でした。
向こうに見える街並みものどかで素敵でした。記憶の彼方ですが、関ヶ原を思い出しました。確かこんな感じだったのよね。
ここは中尊寺。有名なお寺だけど東北はやはり遠いので、来られて感激です。
参道も長くて、金色堂までもしっかり歩きました。紅葉シーズンなので上を見上げても、足元に視線を落としても本当に綺麗。
金色堂に辿り着いたら、なんだか神々しい光景が広がっていました。
金色堂、写真は撮れませんでしたが、教科書に載ってるあの金ピカお堂を間近に見られて感動でした。ちょっと怖い印象だった奥州藤原氏のミイラもここにあるんだなーなんて思いながら見ていました。
日が差して照らされて、オレンジと緑の葉がゆらゆらと揺れる様子に息を呑みます。グラデーションになっていて綺麗でした。
もう少し散策していきます。
松尾芭蕉の像に出会いました。「夏草や兵どもが夢の跡」、言わずと知れたこの句は芭蕉が中尊寺金色堂をみて詠んだ句です。
池の水面と、落ち葉が積み上がる地面。燃え上がるような赤に魅せられます。
今度は空を見上げるとオレンジの炎が揺らめいて🔥
この絶景であれば、松尾芭蕉ばりの句が思いつきそうな…技量が足りません。芭蕉は夏に詠んだのかな、夏も素敵なんでしょうね。
名物、弁慶餅をいただきました。もちもちの食感に甘いタレが、少し歩いた体に沁みます。散策の後はぜひ立ち寄ってみては🎶
つづく^^