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【初心者向け】現代川柳の情報まとめ

最終更新日:2024/01/03(初出:2023/03/21)

下記を追加しました。
・『宇宙人のためのせんりゅう入門』を追加



はじめに

『はじめまして現代川柳』小池正博 編著(書肆侃侃房)などで現代川柳に触れ、興味を持ったものの…の後、いろいろ情報を探していく際の羅針盤になれば幸いです。

※個人的にメモしていたものなので、読みにくくてスミマセン(敬称略)。ちなみに、この記事で目指すのは、もっとわかりやすく、川柳をステップアップで楽しめるようにということなので、今後ちょこちょこ更新していく予定です。

※現代川柳の句集については、別途下記にまとめております。
【初心者向け】現代川柳の句集まとめ


1.川柳を知るためのヒント

まずはこのあたりから。何となく全体像がつかめるかなと。

【現代川柳にアクセスしよう】(川柳スープレックスより) 飯島章友

俳句時評145回 川柳時評(2) 川柳を覗く(「詩客」俳句時評より) 中山 奈々

川柳の入門書(週刊「川柳時評」より) 如月和泉

シリーズ <<現代川柳の旅路>>(ポッドキャスト ラジオポトフより) トリコロールケーキ・ポトフ

川柳に関する20のアフォリズム(「週刊俳句 Haiku Weekly」より) 樋口由紀子

〈遭遇〉するための現代川柳入門 -きょう川柳を始めたいあなたの為に-(「BLOG俳句新空間」より) 飯島章友・柳本々々

※ちなみに、冒頭の『はじめまして現代川柳』だけでなく、様々な川柳のアンソロジー本を眺めているだけで、案外、川柳作家の方々のお名前や有名な句を覚えていくと思います。
川柳のアンソロジー本で、今でも入手可能なものをいくつかご紹介しておきます。


※また、川柳の入門書もいろいろ出ています。最近出たもので、読みやすいものを紹介しておきます。


2.川柳を読むためのヒント

過去の句集や柳誌(MANO、バックストロークなど)も読むことが出来ます。句はもちろん、句評を読むことは「読み」の手がかりになります。

川柳本アーカイブ 森山文基

川柳誌『バックストローク』50句選&鑑賞(1) 海馬

俳句時評162回 川柳時評(6) 「分からない」問題と「分かる」問題(「詩客」俳句時評より) 湊 圭伍

幼年期の終わりに-『スロー・リバー』を読む-(「BLOG俳句新空間」より) 川合大祐・柳本々々


3.川柳を作るためのヒント

作句方法で悩んだら。様々なアプローチがされていて、刺激になります。

川柳創作過程検討ノート 海馬

中八考(「週刊俳句」より)兵頭全郎

あたらしい器官が句を作るとき フラワーしげると川合大祐の川柳道場  川合大祐

五七五よりも短い句 飯島章友

なかはられいこの覚悟、小池正博の十戒、表現者の決意(「BLOG俳句新空間」より) 柳本々々


4.川柳を楽しむためのヒント

川柳をされる方々とお話するだけでも、とても楽しい時間を過ごせます。
いろんな方と繋がることで、新しい何かが生まれるかも知れません。

川柳諸島がらぱごす 西脇祥貴・城崎ララ

【簡単】川柳の場のつくりかた【レシピ】 ササキリユウイチ

※川柳の句会やグループ・結社の柳誌の情報などは、あまり詳しくないので書けていませんが、充実させていけるといいなぁと思っています。


5.その他

歴史を学んだり、他の短詩系との違いを考えてみたり。

戦後俳句を読む-戦後における川柳・俳句・短歌(「詩客」より)兵頭全郎

柳俳交流発言史(「週刊俳句 Haiku Weekly」より) 小池正博


6.最後に

意外と川柳についてのいろんなことを一番学びやすいのは、SNSで川柳関係者をフォローすることのような気がします。例えば、下記のような方法が有効です。

・川柳作家の名前で検索して、アカウントをお持ちかどうか探してみる(お持ちなら、フォローしてみる)。

・ハッシュタグ「#現代川柳」「#川柳」で検索してみる。

・SNS上で常時開催されている句会(「さみしい夜の句会」など)もあるので、そこに参加されている方々をフォローしてみる。

私のイメージだと、川柳は短歌や俳句に比べて人口が少ないので、現在の動きだけなら、まだ追いやすいのではないかと思います。
ただ、情報は少ないので、こういうまとめを作ってみました。
何かの手助けになれば幸いです。


まつりぺきん 川柳 現代川柳


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