本の蔵1885・お座敷一箱古本市!
4/15、松本は亀田屋酒造店さんで開催されたイベントに出店してきましたので、その時の記録を。
今年はイベント出店の機会がグッと減ってしまう予定なのですが(あくまで今年だけ。家族の都合で。)このイベントはどうしても出たかった。
もう4年前になるか。
本屋の縁がつないでくれた素敵なイベントに家族で参加しました。走る松本電鉄上高地線の中で本屋をする・・・という無二のイベント。
(しましま本店 -本と電車と春の筑摩野・・・写真一番左に自分、映ってますね。)
”例の疫病”がなければこのイベントの第2回に参加・・・なんてところだったのですがイベントはあえなく中止。
その後この酒蔵でのイベントのオファーもあったのですが、これまた”例の疫病”の影響で中止。
そして今回の本の蔵1885。
すべて同じ主催者さんの企画なんです。
なかば意地で、この主催者さんのイベントに出たかった。一緒に本の仕事がしたかった。
ということで行ってきました、半年ぶりの松本。
しかし今度は・・・。
・・・雨。
松本の本のイベント当日は驚くほど雨が多いんです。
この日も雨。ここ数日に比べれば驚くほど冷たい、雨。
本当は晴れていればカバー写真にある受付横で出店する予定だったcoldmountainstudy。雨天なので屋内に・・・と土間での出店となりました。
本屋中唯一、座敷でなく土間での出店となりましたが個人的に嫌いじゃない感じでしたね。門番みたいな感じで。
他のお座敷出店者さんたちはこんな感じ。
ちなみに土間の雰囲気はこんな感じ。
うん、土間出店はやはりラッキーだったのかも。なんて振り返ると思います。
順番は前後しますが。
ウチから松本・・・となると、下道で一番一般的なのが無料化でさらに使いやすくなった三才山トンネル経由のルート。
松本市街地なら問題なくこのルートを選ぶ・・・のですが今回の出店エリアは市街地を超えて先になる。混み合う市街地を超えていかねばならない。これが結構イヤで。さらに誘惑するように中央高速・松本ICからはすぐ近くなんです。このエリア。
そこで・・・朝は早起き気味に混雑前に下道・三才山経由で出店場所入り。帰りは天気にもよるけれどラクな高速で・・・なんて計画を漠然と。
当日は予定通り早めに会場入り・・・のはずが自分より早くに多くの出店者さんが準備をしていました。
出店場所。
松本を塩尻方面に向かう国道19号から上高地方面に分岐する国道158号線。
下新エリアの小さな交差点から細い路地に入った亀田屋酒造店が今回の会場。
松本電鉄上高地線・下新駅から歩ける距離・・・だからこそ主催者さんのこよなく愛する上高地線と絡めたものとしてこのイベントは成立しています。
そうそう、主催者さんはその下新駅でも本のイベントを仕掛けています。このイベント当日も同時開催でこのエリアを歩いてもらおう。もちろん電車を使って・・・という目論見。
しかしこの日は前述のとおり冷たい雨。思惑通り電車と歩きで・・・というお客さんがどれほどいたか?
会場は不便でない程度に広い駐車場があったので、多くの人が車での来場を選んだようです。少し残念。
さてイベント自体。
便利とは言えない場所、悪天候・・・の割には終日本好きさんとお話を愉しんだ印象です。
さらにイベント主催者さんが大変マメな方なのでイベント開始前も十分に準備時間があった。
その時間を活かして出店者同士の交流の時間がとても長くとれた。これがとてもよかった。
主催者さんのnoteによると来場した方は90名ほど。「そんなもんか・・・」と思うほど話は途切れず、本もよく出ていきました。話題もカミーノから釣り、もちろん旅、音楽や移住などなど・・・。
多くの方が本を目的にこの場所を目指してくれた、その結果でしょう。
この場所を作ってくれた主催者・スタッフさんに感謝感謝です。
主催者さんのnote。
もちろん訪れてくれた方々。本屋仲間にも。
もちろん酒呑みのワタシですのでお土産に1本。
そうそう、帰路。
思ったより売り上げもあったので高速で長坂まで。途中諏訪のSAで食事を・・・諏訪は圧倒的に上りより下りの方がメシが美味いですね。何とかならんもんか。ちなみに自分のお気に入りは下りのカツカレーです。
思ったより早く帰路につけたので長坂で高速降りた後、「のほほん」にもよることができました。
ひょっとしたら目黒浩二さん追悼号の「本の雑誌」もあるんじゃないかって。狙い通り購入できました。
このあたりの戦利品含め、今月のピックアップはまた次回。明日にでも。
いい本の一日でした。
何かと忙しい最近ですが、こんな本の一日があると何度でも復活できます。
本当です。
http://www.coldmountainstudy.com/
coldmountainstudy@gmail.com
coldmountainstudy 店主:鳥越将路
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