茶碗を叩いてみる【茶碗で演奏アート体験ワークショップ/かずささん】~24年7月の抜里(島田市)にて~
茶碗
みなさんは茶碗を叩いたことありますか。
わたしは記憶にないです。
全く。
2024年の2月・3月に行われたUNMANNED 無人駅の芸術祭/大井川2024に参加されたアーティストのかずささんと一緒に、茶碗を叩いてみようという夏の企画です。
午前中の山女魚の掴み取りに続いて行われたので、片付けが終わり、途中からになっちゃいましたが様子を覗かせてもらいました。
音色を集める
当日もコメ文字が書かれたモンペを履いての登場でした。
やっていたのは音を集める作業といったらいいのかな。
音楽のことはさっぱりなので、上手く表現できませんけど、同じような音のグループを作っている作業のようでした。
その後はみんなで演奏会。
かずささんの合図に合わせて、茶碗を叩いていました。
みんな上手に、楽しそうに。
『みんな、拍手』の声にも、茶碗を叩いて拍手の代わりにしている子どもたちの姿がありました。
茶碗の音に親しみを持ち、気に入った音だから拍手の代わりに叩いたんだろうなと感じました。
その後こっそり茶碗を叩いてみましたが、なかなかいい音してました。
茶碗の持つ可能性
茶碗はご飯を食べるための器として造られたものですが、でもそれ以外のことで活躍出来る可能性がある。
それが茶碗を叩いたことで発する音。
さらに音階を持つ茶碗を並べらべて叩き、曲を演奏することが出来る。
普通に使っていることでは気が付かない可能性を引き出すこと。
視点を変えて茶碗を叩いてみることで見いだされる茶碗の可能性に気付かされました。
ひとだって同じことが言えるんじゃないかなと思います。
秘められた可能性を見つけることが出来るかどうか。
とりあえず、試しに一度叩いてみませんか。
そういえば、茶碗を叩く棒は山女魚を焼いた時に使った串。
そういう発想が出来るのもステキだなぁ。
では。
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