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業務改善はまず業務の可視化から


はじめに


前々回の記事では、BPECで行える3つの分析【負荷分析、属人業務分析、コスト分析】を紹介致しました。
詳しくは7/17日の記事【DXを進めたいけれど何から手をつければ良いのか分からない・・】を一読いただけますと幸いです。

本日はさらに2つの分析【スキル分析、カスタムラベル分析】と分析レポート作成機能について紹介します。


スキル分析

一つ一つの業務をABCの3段階に定義し、分析を行います。
以下は業務スキルレベルの定義です。

●A:熟練者又は資格・役職を有する業務
●B:AにもCにも当てはまらない業務
●C:業務を教えると誰にでもできるレベルの業務

分析結果を元にした考察例
・その人の職務区分と実施している業務がマッチしているかをチェックする。
例)高役職者が簡単なはずの業務スキルCに忙殺されていないか。
・A業務やB業務はC業務に転換できるか。
AやBの業務(高難度の業務)が多い場合、属人化のリスクや一部の人の業務負荷が多くなる傾向であるため、Cの業務に転換することが理想です。(簡素化の視点)
Cの業務(低難度の業務)が多い場合、新たなソフトウェアやシステムによる自動化も検討できます。

カスタムラベル分析

各業務に対し、あらかじめ設定したカスタムラベルごとの集計結果を円グラフ形式で表示し、分析を行います。
コア/ノンコア業務、定型/非定型業務、顧客管理業務/受注管理業務など業務ごとにラベルを設定することで自由な分析が可能です。

分析結果を元にした考察例
ノンコア業務で定型業務が多い場合はソフトウェアや自動化を取り入れやすく、コア・非定型業務が多い場合は難易度が高いが利益を生みやすい構造となっております。
・カスタムラベルを各業務に割り当てることで適正な業務バランスになっているか、非生産的な業務の割合が多くなっていないかなどを全体像から各部署ごとに分析することができます。

分析レポート作成機能

BPECツールから今まで作成した分析結果を元に業務構造図から各個人の業務量、各分析結果を一括で出力できる便利機能です。
お客様自身で報告資料を作成する必要がなく、社内報告、プレゼン等で使用する際の配布資料として利用できます。

最後に

BPECでは、DXを進めるにあたってどこから手をつけると効果的かというエビデンスを得ることができ、効率的にDXを進めることが出来ます。
まずはお気軽にご相談ください。