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新卒で入った会社を1日で辞めて心理士になってみた感想

こんにちは!ばらんです😉

わたしは新卒で入った会社を出社1日で辞めて、いろいろあって臨床心理士になりました。

詳細はこちらに書いています💁🏻‍♀️

この記事では、心理士になるために費やした3年半を振り返ってよかったこと、よくなかったことをまとめてみました✍🏻

よかったこと

まず、よかったこと。

それはもちろん、国家レベルの資格を取得できたことです🔰

自分の経験を活かすことができる専門職があって、全国的にそれなりの雇用がある(わたし調べ)ことは幸せだな〜と長い目で見ても感じます。

夢を叶えたんだ!という自信や達成感も得られました。

臨床心理士としての業務に従事していると、様々な立場の人から「○○先生」と呼ばれることがあり、びっくり&嬉しい&身が引き締まるという初めての感覚も味わいました。

正直まだ「臨床心理士」という肩書きに慣れていなくて、くすぐったいような気持ちもあります。

それと、人生をかけてもやり切れることはないけれど、この3年半で自己理解が少し深まったかな〜🤏🏻

よくなかったこと

続いて、よくなかったことです。

やはり、時間やお金などまだまだ失ったものの方が大きいと感じます。

久しぶりに学生時代の友達と会うと、みんなそれぞれ後輩ができていたり役職が付いていたりと、着実に社会人として成長しているんですよね🏙️

わたしが水面に顔をつけてもがいている間、同世代の子たちは社会での泳ぎ方を立派に身につけていたのだなあと愕然としてしまうことも多いです。

わたしは22歳で会社を辞めて、合格通知をもらった頃は26歳。

そりゃそうなるか🙂‍↕️

今やっと自立できたんかい!という呆れたような気持ちももちろんあります笑

さらに、資格を取得したとは言えど、研修や更新もあるので全く気は抜けません。

“資格を持っている”って逆にそれに縛られるんだな〜と考えることも増えました。

わたしは枠に当てはめられることや、同じ境遇で馴れ合うことを好まないところがあるので、今また自由になりたい!とも願ってしまっています👼🏻

専門的なところで言えば…

大学院でもっと認知行動療法を勉強してみたかったです📚

何しろ知識がなかったもので、ガチガチの精神分析志向の大学院生活では「まじか」「そんなことあるかな」と吹き出してしまうような場面もいくつかありました。

臨床心理学は様々な領域と近接している幅広い学問なので、網羅できていないかつ興味のある範囲については、これから研修や臨床経験を通して学んでいきたいです。

まとめ

新卒で入った会社を1日で辞めて臨床心理士になってみて、よかったこと・よくなかったことを天秤にかけると、ギリギリよかったことが勝つかな〜くらいの感じです。

というか、勢いで決めたことに20代の貴重な4年間をかけたのだから、もうそう思うしかないです🙃

ひとつ、10代の頃から思っていたことがあります。

どれだけ目標を叶えても、どこに行って何をしても、そのさらに上に立っている人がいます。

わたしよりもできる人がいて、わたしよりも熱意を持って取り組んでいる人がいます。

その姿に圧倒されて、ああ自分には向いてないなあ、逃げてしまいたいなあと、根性なしで意気地なしのわたしはこれまでに何度もそう思ってきたし、今でもよくそう思います。

(実際よく逃げますし、それで家族や友達を驚かせ続けています🙂‍↕️)

その度に、お前はそんなに有能なつもりだったのか?と自分を嘲笑いたくなります。

また、自ら望んだポジションを叶えられているにも関わらず、わたしでよかったのかな?、あの子の方が上手くやれたんじゃないかな?と怯んでしまうことも多いです。

(たぶん死ぬまで、そういうのを繰り返すんだろうな〜)

それが苦しくてしんどくて仕方ない時もありますが、でも、それでいいんじゃないかな、と大抵の時は思えるようになりました。

どこに行っても何をしてもいいし、逃げても、踏ん張ってもいい。

逃げることには代償が伴うことも痛いほど分かりましたが、“逃げる=悪”ではなくて、代償を代償と感じさせないほど何かに夢中になればいい👌🏻

人間、自分が完璧だと思ったらそれ以上成長しなくなるだろうし、欠けているという自覚があるからこそ補おうと努力するものだと思います。

満を辞して完成させたものを提出する度にボッコボコに壊されて、それなりにショックも受けますよ。

でも、それぞれの場所で経験したことを取り入れて、自分にしかない色を出していきたいです👩🏻‍🎨✨

自分の機嫌を取りながら臨床経験を積んで、生活を成り立たせていくことが当面の目標です!

こうして今、やっとやっと、「自分のやってきたことが誰かの役に立つのなら嬉しいかもな」「自分が社会の歯車の一部になれてるのなら幸せなことだな」という気持ちが湧いてきています。

これを読んでいる方に、当時のわたしと同じような境遇にある方もいるかもしれません。

誰しも、困難な時はあると思います。

どんな状況においても「こんな自分も自分だから」と少しだけ広い視野を持って、どうにか息をしていてほしいです。

わたしの旅路もまだまだ続きます🚃

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