#006 / 9月16日の酒と肴
三流の上場企業にもコロナ禍の波紋は確実に押し寄せていて、3年一緒に仕事をしていた派遣社員の数名が事実上切られた。そうなると決まった3ヶ月間は妙なやりにくさで骨を折った。
何を話したらいいのか、どう言う声をかければいいのか…。彼女達の置いていった書類や備品の片付けで9月16日は遅い晩酌となった。
アジフライ、大豆とちりめんじゃこの炒め物、タマネギサラダ、目玉焼き。そして、やっぱり冷奴。
大豆とちりめんじゃこの炒め物は、ほんとうに無限にイケる肴なので以下にレシピを記載する。
レシピ
手順1.
調味料を合わせておく
醤油:大さじ1.5、みりん:小さじ1、酒:小さじ1、酢:大さじ1、砂糖:大さじ1
手順2.
蒸し大豆に片栗粉まぶす
ビニール袋に蒸し大豆と片栗粉10〜20gを入れて大豆全体に馴染ませる
手順3.
フライパンにで炒める
フライパンにかるく油をしき2〜3分炒める。細かく切ったちくわ、きくらげを投入。片栗粉に焦げ目がついたらOK。一旦、お皿にあげる
手順4.
ちりめんじゃこのみを炒める
大豆と一緒に炒めると魚臭くなるので、ちりめんじゃこのみを炒める。1分以内。その後、一旦あげた上記大豆等を戻し一緒に炒める
手順5.
調味料と合わせる
フライパンを火から外してアルコールを飛ばし、サッと炒める
手順6.
盛り付ける
調味料、大豆、ちりめんじゃこ等がまんべんなく馴染んだらお皿へあげる。最後に青のりをふりかける
※ブロッコリー等の野菜を添えると見た目もキレイ
池の真ん中に大きな石を落とすとする。
とっぷ〜んと落ちたまわりの水が跳ねる。
水は徐々に波紋になる。
まさか、岸辺で見ていたじぶんに水がかかるとはは思わない。
かつてのリーマンショックの際、僕も彼女達と似たような状況に追い込まれ、いまの会社に救ってもらった。だからこれだけは声を大にして言える。捨てる神あらば、拾う神あり。
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