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子供との思い出を効率的に記録していく方法

いつもお読み頂き、ありがとうございます!

先日、長女が産まれて以来、毎月書き続けていた育児日記が丸3年を迎えました!

*過去の育児日記はこちらのマガジンにまとめています。

今日は、今まで育児日記を続けてきた背景とか、どうやって続けてきたのか、ということをまとめておきたいと思います。

めんどくさがり屋の自分でも今まで続けてこれたし、これからも続けられそうなので、余計なお世話ながらその方法をシェアしておこうかと考えております。


1. 子供との思い出をちゃんと残したい

子供との思い出とか、成長の過程ってちゃんと記録として残していきたいものですよね。

例えば、写真/動画を沢山撮ったり、日記をつけたり等、世の中のお父さんお母さんで意識してやっている人も多いと思います。

自分もそう思った1人で、第1子である長女が生まれる時に子供との思い出をしっかり残していくために何かできないものだろうかと思案しました。

特に、そのきっかけとして、自分の親とのある会話があります。

自分「自分が赤ん坊の時ってどんな子だった?」
母「可愛かったよ〜。でも、その時は子育てが大変だったし、もう何十年も前だからちょっと記憶が薄れてるのよね。

自分の周りにいる、とっくに子育てを終えた50代くらいの諸先輩方達でも似たようなことを言う方が一定数いて、

「もっと小さい頃の子供との思い出を記録に取っておけば良かった」
「写真はたくさん撮ってあるけど、整理し切れてなくて。。」
「もう子供の育て方を忘れちゃったよ」

と、若干の心残りがある言葉を聞いたことがあります。

ここから理解したのは、「子供との思い出とか成長の過程って意識して記録に残しておかないと、あとから思い起こそうとしても難しくなってしまうのではないか」ということ。。

思えば自分にも苦い経験があります。

自分は自転車旅行が好きで、学生時代から全国色んな所を自転車で走り回ってきました。

旅先では、バシバシ写真は撮るものの、それ以上に旅行の様子を何か整理したり記録に残すということは特にしてませんでした。

すると、十数年と年齢を重ねていくにつれ、あんなに楽しかったはずの旅行の思い出が薄れてしまったのです。

例えば、

「川越って行ったことは覚えているけど、いつ誰と行って、どこに寄って、何を感じたんだっけ?」

と、旅行先の印象がどんどんぼやけているのです。

ちなみに、そんな形で旅行の記憶が色褪せてしまうことを恐れた自分が、2020年から遅ればせながら過去の旅行の記録を作り始めたのが以下のマガジンです。

このマガジン、過去の旅行の写真をもとにどこで何をしたかというのを必死に思い出して記録としてまとめてます。

正直、思い出すの結構しんどくて写真に写っている建造物を画像検索とかして必死にリサーチして行った場所を特定したりしてます。それでも失われている記憶が結構あります。。

ここから理解したのは、「記憶の整理って、絶対にリアルタイムで積み上げていかないと無理なんだろうな。。」ということ。。

であればどうしていけばいいのでしょうか?

2. 今どき、やっぱりSNSを使うのが手っ取り早い

自分はめんどくさがり屋の三日坊主常習犯。

それでも、子育てという人生の一大イベントですから、ちゃんとその思い出を記録に残していきたい。。

で、今の時代、やっぱりSNSを活用していくことが手っ取り早いだろうと思います。

そのメリットとしては、

  • いつでもどこでも思い立ったら記録可能

思い出を残したいというタイミングは突然やってきます。ふとした瞬間の何気ない出来事を残しておきたかったり、子育てに対する色々な思いが落ち着いた時にふと考えとしてまとまったり。。

そういう時、スマホでサッと記録帳にアクセスしたいものですよね。SNSを記録帳として使えば、いつでもどこでもPC・スマホでいつものように記録を開始できます。スマホがここまで浸透した最近では当然のことですが、やっぱりこのメリットは1番大きいですよね。

  • 見返すのも簡単便利

「記録をする」だけではなく、「記録を見返す」時もSNSは便利です。基本的にデータは全てデータセンターにあるわけですから、SNSに記録をアップしておけば、スマホの容量を喰わずにいつでも過去の思い出を振り返れます。

検索機能もあるので、記録の時にちょっと工夫するだけで後から簡単にある思い出を引っ張り出すことができます。家族や友人とのちょっとした会話の中で「あのイベントっていつのことだっけ?」と過去を思い出したい時、SNS内をサッとサーチすればいいわけです。

  • 三日坊主防止

思い出の記録は日々の積み上げがとても重要。別に毎日何かをしなくてはならないわけではないですが、一定期間ごとに記録をつけ続けなくてはなりません。しかも、子育てって20年近く続くわけですから、そのくらいのレンジでの継続が必要です。

そこで対処したいのが三日坊主。私も三日坊主だらけの人生ですが、子供との記録作りだけは後悔はしたくありませんでした。その中で少しでも三日坊主のリスクを軽減できるのがSNSだと思いました。

例えば、普段楽しんでるSNSの延長線上で日々記録をつけていけば続きそうな気がしませんか?あとはみんなが読んでくれているかもしれないと思うと記録をつけ続けるモチベーションになったりもします。

  • 誰かからの反応が来る

前提として、育児の記録をSNS上で人気コンテンツにする必要は全くないと思います。あくまで自分のために記録をつけている訳ですから。基本的にはSNS上の反応なんか気にせずに淡々と続ければいいんです。

ただ、それでも誰かから反応をもらえるととても嬉しいです。いいねだったり、コメントだったり、もらえると「次回もまた書こう」と思えるものです。新たな気づきや意外な交流が生まれる可能性もあります。

ですので、SNSの反応は、記録を続ける上でのボーナス的なメリットとして捉えて、程よくモチベーションに変えていくといいと思います。

ということで、私が第1子である長女が生まれる前に始めたのがnoteでした。

noteは、自分の育児で感じたことをストック的にまとめるプラットフォームとして使おうと画策。

あと、もう1つ鍵となるSNSがtwitterです。

twitterは大昔から、日々の生活で感じたあるあるをただ徒然とつぶやくというのが自分の運用でした。

ただ、子供が生まれてからは、日々子供の成長で気がついたことをサッとメモ的に記録をとるツールとしても活用し始めました。

例えばこんな感じ、

じゃあ、自分が具体的にどんな流れで記録を残しているかというと。。

3. 実際にはどんなルーティン?

では、noteとtwitterで自分はどういうルーティンで育児の記録づくりをしているのかをもう少し詳しく話そうと思います。

大雑把に言えば、日々感じたことはtwitterで適宜つぶやいて、月に1回それらのつぶやきを眺めつつ育児日記としてnoteにまとめを作るという流れです。

① twitterでつぶやく【#成長記録】

日々の生活の中で、子育てで気がついた子供の成長や思ったことは、文字化して記録しないとすぐに忘却の彼方へと流れていってしまいます。自分はそういう悲喜交々をちゃんと残していきたいと思っており、twitterを活用しています。例えばこんな感じ、

お気づきの通り、つぶやく時は「#成長記録」というハッシュタグを必ずつけるようにしています。自分はtwitterで育児以外のこともボソボソとつぶやいているのでそれと区別したいからです。

大体、週に1-2回くらいを目安につぶやいてます。twitterはご存知の通り文字数制限があるので、tweetを作るのはそこまで手間でもないです。何か気づきがあった時に、それを後から思い出せるくらいの粒度で構わないのでサッと書き上げてしまいます。すぐ書き上げられない時は、メモ程度で書いて下書き保存します。あとで落ち着いた時に書き上げたりしてます。

twitterは、自分が頻繁に使うアプリなので、ちょっとした隙間時間でタイムラインを見つつ「そういえばこの前のあの出来事つぶやいちゃお」と思い立つことが出来ます。

何かを習慣化する時、その行いを始めるために必要な準備を極力減らすことが重要だと聞いたことがあります。準備中に気移りしてしまうことを防ぐため、サッと始められることが大事ということです。twitterはスマホさえあれば、すぐに記録をつけ始められるので、習慣化がしやすいと言えますね。

② noteにまとめる【育児日記】

twitterは、前述の通り文字制限があります。

気軽にサッと思ったことを書くには適していますが、より深く考えをまとめてたい時には全く向きません。

ですので、私は月に1回育児の出来事や思ったことをnoteに思う存分書くことにしてます。

この月に1回というのが絶妙な頻度なんです。毎日と言われたら「絶対無理」と思う人が大多数でしょう。毎週と言われても「ちょっとしんどいなぁ」という声が多数だと思います。そこで月1回と言われれば「なんとか続けられそう。。」となりませんか?(ならない方はごめんなさい。。)

私は、毎月「育児日記」をつけています。その日記は冒頭にも紹介した以下のマガジンにまとめています。

月1回なので、私でもなんとか3年続けられることが出来ました。そしてこれからも続けられそうな気がしています。むしろ、ここまで継続してきたので、意地でも途切れさせたくないというモチベーションが働いていて頑張ってます

でも、この育児日記、作るのが月1であるということ以外にも全然苦にせず続けられる要素があるんです。

  • ネタ探しに困らない

まず、noteで何かを継続的に書き続けようという人がぶち当たる1番の壁はネタ探しではないでしょうか。「何を書こう。。」と考えている間に、1週間経ち、1ヶ月経ち、1年経ち、、というのは誰もが思い当たる節があると思います。

ただ、この育児日記に関しては悩む必要はないです。なぜなら、①で記録してきたtwitterの「#成長記録」を見返せばいいのです。

やり方としては、twitterの検索機能で「from:[ユーザー名] [キーワード]」で検索するとそのユーザーのつぶやきで、そのキーワードを含むtweetだけを引っ張り出すことが出来ます。

例えば、私のtwitterアカウントで言えば、「from:maltaaa 成長記録」と検索して時系列に並べれば以下のように「#成長記録」のつぶやきが一覧で見れます。

抜粋:私のtwitterアカウントのキーワード検索

月に10個前後の「#成長記録」tweetをしているわけですから、それらを見返していると自然とその時の思いや詳しく書き留めておきたいことが湧き上がってきます

そうすれば、ネタに困らず悩まずに書き始めることができるはずです。

  • tweetをそのまま引用すれば書く工数も削減可能

noteを実際に書く時、「#成長記録」tweetを活用して効率的かつ時短で書き上げる方法があります。

ネタとして使えそうなtweetを丸々引用してしまえばいいのです。

例えば、今月の育児日記でも多数のtweetを引用しています。

具体的にはこんな感じ、

抜粋:7/2 育児日記より

こんな形でtweetを引用して貼り付けて、その上で+αで何か思ったこととか書き留めておきたいことを追記していくだけでそれなりに読み応えのある日記になってきます。

これは結構効果抜群で、noteを書く作業負担がグッと減ります。このやり方であれば、早ければ数十分で十分に記録として価値のある育児日記を仕上げることが出来ます。

そもそも既にある素材をどんどん活用すれば、2度も頭をひねる必要はないんですよね。要は記録として理解できるレベルに残せればいいわけですから、その目的と整合しているのであれば手の抜ける部分はどんどん抜いて構わないと思います。常に「これなら続けられる!」というレベルを探りながら程度を調整していくことがコツです。


以上が大枠にはなりますが、私の育児の記録づくりのルーティンです。

4. 3年間続けてきてよかったこと

最後に、この3年間既述の通りの記録づくりを私が実践してきて良かったなぁと思っていることをいくつか書いておきます。

  • 記録があるってだけで、安心感がある

記録をし終わっているという事実があるとなんかホッとします。

人は脳みそにも記憶容量があると思います。どんどん忘れないと新しい経験を脳内に留めておくことが出来ないでしょう。

その時に怖いのが「忘れたくない記憶も忘れてしまうのではないか」ということです。

ただ、その記憶を記録に変換して紙でもデータでも、とにかく写真や文字で残しておくだけでグッと気が楽になります。楽しかった思い出も思う存分忘れ去ることが出来ます。あとで記録を見返して思い出せばいいわけですから。

正直にいうとプライベートな記録って、作ったとしても頻繁に見返すわけではないし、そこまで利用価値は高くないと考えることも出来ます。それでも、楽しい思い出がドキュメント化されて残っていて、それを見返せばいつでも追体験ができるという安心感が精神安定剤としてメチャメチャ効きます。

  • 家族への遺書になる

家族を持ち始めてよく思うのですが、「仮に明日自分が突然死んだ時、家族と何もコミュニケーションできないままにお別れとなるのが残念過ぎる」ということです。

こういうことを見越して家族への手紙をひっそり用意している方もいると聞くことがあります。所謂遺書です。とても良いことだなって思います。

自分も家族との生活の中で何を感じていたか、一緒に過ごしていていかに充実していたか、ということをちゃんと伝えられるといいなと思います。もちろん、生存している間にその思いを直接家族に伝えることがまず大事だと思います。

ただ、子供はちょっと話が別です。子供がまだ小さいと、理解力という面で思いを伝えられる範囲は限定的です。たとえ子供が大きくなって理解力がついたとしても、反抗期や思春期が到来する等、存分にコミュニケーションできないタイミングもあるかもしれません。

自分は育児日記を子供に残す壮大な遺書と捉えてます。自分が育児の各ステージでどんな風に思ったのかを、子供達が知りたいと思ってくれたタイミングで伝えられる媒体になればと思ってます。

なので、私がもし明日死ぬことになったとして、非常に残念で心残りはたくさんありますが、「子供達に残したい思いは育児日記に詰まっているよ」と言える点だけは後悔がないです。

  • そんなに大変じゃない、むしろ楽しい

最後に、育児日記を作る一連の過程、結局そんなに大変じゃないと思ってます。むしろ楽しんで続けてこられました。ストレス発散の一翼を担ってすらいます

自分のためにも家族のためにもしっかり育児の記録をつけていきたいという欲求がしっかり満たされていくのは気持ちのいいものです。まだ記録をつけ始めてたった3年しか経っていませんが、それでも積み上がってきた育児日記は自分の自慢にもなってきました。

このくらいの領域に達すると記録をつけていない方がむしろムズムズするというか、記録をつけることがとても自然なことに思えてます。

そこまでのレベルに達せれば、子供の成長を見守りながらあとは粛々と続けるだけです。

* * *

何事も人ぞれぞれのやり方がありますから、今日私が紹介した方法が誰かには合う可能性はありますが、他の誰かには合わないかもしれません。

結局は自分自身で試行錯誤していく必要があると思います。

それでも、今日のnoteが多くの方の楽しい育児ライフに少しでも貢献できる内容のだったのであれば嬉しいです。

以上

最後までお読み頂き、感謝です!
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それでは!

*カバー写真:古いバス車両で運転者さんごっこ(東京)【2023年】

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