umion/M.shimizu

人と海を繋ぐ活動として【umion】をやっています。競泳Jrオリンピック優勝(小学生)…

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人と海を繋ぐ活動として【umion】をやっています。競泳Jrオリンピック優勝(小学生)ライフセービング元日本代表(2010.12)30キロくらいの泳断チャレンジを時々やっています。文字で伝えるということにチャレンジします。家族や自分の人生に関わってくれた周りの人を大切に。

最近の記事

最近思う事

水難事故が多く発生する季節になりました。今年の夏は例年と違い海水浴場が設置されずライフセーバーがいない海も多くあります。  メディアでは遊泳を控えるようにと発信はされていますが効果は薄いようで、海の近くに住んでいる知人から話を聞くと、地域によっては人の入りは例年とほぼ変わらないとのこと。  案の定、8月10日時点の海難事故は去年に比べて4割ほど多くなってると、海上保安庁からの発表がありました。    他方、新潟の上越では家族で登山に出掛けた小学6年生の男の子が行方不明になり

    • ゴミ拾い

      参加してくださる方に感謝の気持ちを込めて ゴミを拾う時の ザ、ゴミ拾い!的な見た目がちょっと嫌で紙袋に笑顔マーク 半蔵門ー麹町まで とてもキレイなエリアなのですが、意外とこういった隙間にゴミが多いです オフィス街なのでタバコの吸殻も多い これはキノコ🍄 30分くらいでこれくらいのゴミを拾いました 協力してくれた人ありがとうございました😊 https://umion.blue

      • 共存しよう【前回の続き】

        海とは私たちの生活の鏡、地球規模で起こっているマイナスな側面を気づかせてくれる存在だというお話で終わりました。そのマイナスな側面とは海ごみの問題です。とりわけプラスチックはその問題の最たる例だと言われています。最近はレジ袋の有料化などにより、海洋プラスチック問題などが認知されるようになってきました。昨今世間を賑わせているこの問題ですが、今世の中ではどのような事態が起こっているのでしょうか。 海にあるプラスチックの量は尋常じゃない 世界の海ではすでに1億5000万トンにも及

        • なぜ海なのか②

          なぜ海なのか。語る上で大事なことを忘れていました。そもそも海離れは起こってのか?ということです。 2017年に日本財団が行なった意識調査によると、10代の若者世代と、60代の高齢世代とでは海に親しみを感じる割合が真逆の結果になったそうです。さて、海に親を感じる割合が多いのは10代と60代どちらでしょうか・・・ 正解は、10代が約27パーセントに対し60代は約41パーセント。逆に、海に親を感じない。好きではない。と感じる割合は10代は約42パーセント。60代は約20パーセン

        最近思う事

          umionで伝えたいこと

          人と海にとって良いと思えることを作っていく 人にとって良くても、海にとって悪影響になる事はしません 海にとって良いことでも、人が不幸になる事はしません 私たちの生活の一部に自然と海が寄り添うように そして人と海がより輝くように 具体的には? オーシャンアスリート支援オーシャンアスリートを、さわかみ一般財団法人と共に支援しています。海で戦うオーシャンアスリートの生き様は見ている人に勇気や希望を与えます。スポーツに海というフィールドが重なり合うことにより、ただ人と競い

          umionで伝えたいこと

          巡る自然

          小さな自然の流れを作る作業、アクアポニックスを皆さんはご存知ですか?最近熱帯魚を飼い始めた私は、人生2回目のアクアポニックスにチャレンジしましたが開始10日ほどで約半数の魚たちが死んでしまいました。 こういった体験をすると、自然とは、その絶妙なバランスの上に成り立っていることを再認識させられます。そして、そのバランスが少し崩れただけで、自然に近しい生物から死んでいってしまいます。地球に住む生物は、水と食糧があるだけで生きていけるのでしょうか。 決してそうではありません

          なぜ海なのか

          なぜ人は海に魅力を感じるのか。そして、私が何で海と人をつなげたいと感じたのか。それは海と接することにより自分の人生や皆さんの人生が少しでもプラスになると思ったからです。 もちろん、海をほとんど知らなくても生きることはできます。この満ち足りた世の中、楽しいと思うことは簡単にでき、癒しやリラックスを求めたければ選択肢は沢山あります。スーパーに行けば魚が並び、プールに行けば整った環境で泳ぐことができます。 自然なのですから人間にとって都合の良い側面だけではありません。しかし、全

          なぜ海なのか

          泳げるからと言って、溺れないわけではない。しかし、溺れない人は泳げるのである

          日本では夏になると、水辺での悲惨な事故が多く発生します。以前ハワイの伝説的なライフガードにお会いする機会があり、こんな話をお聞きしました。ハワイに来る日本人はとても泳ぎが上手いのに、良く溺れるという。それはなぜか、泳げるからこそ油断をしており。気づいたら自分の力では戻れないポイント、波のパワーにやられるのだそうです。 日本は習い事の上位に水泳があるにも関わらず、水辺でのリスクマネージメントスキルが低いです。それは言わば、泳ぐための教育を学校やスイミングスクールで率先して行っ

          泳げるからと言って、溺れないわけではない。しかし、溺れない人は泳げるのである

          海と繋がるSNS

          海で楽しんで良いのか。 大事な事さえ守れば大丈夫とわかりつつ、コロナ以上に、人からの目線や世間体などがあり思うように海と接することができない。そんなもどかしい日が続いています。私自身埼玉に住んでいるので今まで以上に物理的、精神的な距離を感じています。毎年夏におこなっている海へのチャレンジも正直できるかわかりません。 コロナが表面化してすぐ、海に行けなくなると思いSNSで皆さんから自分の好きな海の写真を募集しました。おかげさまで日本や海外の30地点ほど、計100枚程の写真をい

          海と繋がるSNS

          今年の海は多分ヤバイ

          続々と今年の海水浴場開設中止が決まっています。都内からアクセスが良く、例年だと320万人ほどが利用する神奈川県の海水浴場も、そのほとんどが開設をしないことが発表されました。県から要請のあった感染防止策の徹底ができないとの理由によるものです。 海水浴場とは?海水浴場とは、県などの承認を元に市町村などの自治体が管理運営をし、定められた区域と期間内においてお客様に安全で楽しく遊んでもらう為の海岸及び海に設けられた一定のエリアのことです。期間内であれば自治体は海水浴場という名の下お

          今年の海は多分ヤバイ

          川のゴミ

          埼玉に住んでいながら海の為にできる事はないかと、最近はリバークリーンを行なっています。 知識ばっかりつけて何も動かない人にはなりたくない。 リスクばかり考えて何も動かない人になりたくはない。 こんな小さなことやっても意味がないと言って何も動かない人にはなりたいくない。 ゴミは簡単に捨てるのに、簡単にゴミを拾うことができない? そんな事はないはず。 ゴミ拾いに人生をかけるつもりはないし、これで根本的な解決になるとは思っていないですができることがあるならやりたい。

          海ごみの話(ジャブ)

          以前、自身のFacebookのページにて、昨今のコロナによりオフィス街から人の量が減って道に落ちているゴミは減ったのか。という内容を書かせてもらいました。 以下、内容 オフィス街から人の量が減ってゴミは少なくなったのか? 結論から言うと タバコの吸殻は比較的少なくなりましたが 家庭系のゴミはあまり変わらない感じがします。 局所的に見て、人の流れが変わればゴミが出る量や質が変わるのは当たり前のことですね。 そして、住んでいる人がいる以上は必ず不可抗力で出てしまうゴミはありま

          海ごみの話(ジャブ)

          【世界一過酷な海峡横断レースに挑む、若きオーシャンアスリートの戦い】

          コロナの影響により、様々なスポーツの大会延期や中止が決まっている。 テレビや雑誌などの多くのメディアの目は延期された東京オリンピックに向き、スポーツ欄はオリンピック競技に選ばれているようなメジャースポーツのアスリートが占めている。一方で、メジャーの陰には必ずマイナーが存在する。 マイナーな競技で戦うアスリートは、今何を思うのか。 4月23日、アウトリガーカヌー(以下、カヌー)という競技で世界最高峰の海峡横断レース Kaiwi Solo – Molokai OC1 World

          【世界一過酷な海峡横断レースに挑む、若きオーシャンアスリートの戦い】

          ライフセービングとは

          本日から、夏の海のシーズンにむけてライフセービングの基本的な考え方を知ってもらうためのコラムを連載しようと思います。 ライフセービング活動とは、人命救助を主体とした社会的な貢献活動です。そしてその根底にあるものは「命を守る、命を大切にする」ということです。 もし、目の前で人が倒れるようなことが起こっても、周りにいる人たちが何もできない、もしくはその出来事に無関心であったなら……。倒れてしまった人が亡くなる確率は高くなってしまいます。 逆に、多少なりともAEDの使いや心肺

          ライフセービングとは

          沖縄県座間味島から世界へ

          コロナの影響により、様々なスポーツの大会延期や中止が決まっている。 テレビや雑誌などの多くのメディアの目は延期された東京オリンピックに向き、スポーツ欄はオリンピック競技に選ばれているようなメジャースポーツのアスリートが占めている。一方で、メジャーの陰には必ずマイナーが存在する。 マイナーな競技で戦うアスリートは、今何を思うのか。 4月23日、スタンドアップパドルボードという競技で世界で活躍中の奥秋 李果(おくあき りか)選手に、今置かれている状況についてお訊きした。なお、こ

          沖縄県座間味島から世界へ

          海での活動禁止。最前線に立つオーシャンアスリートの想いとは。

          コロナの影響により、様々なスポーツの大会延期や中止が決まっている。 テレビや雑誌などの多くのメディアの目は延期された東京オリンピックに向き、スポーツ欄はオリンピック競技に選ばれているようなメジャースポーツのアスリートが占めている。しかし一方で、メジャーの陰には必ずマイナーが存在する。 マイナーな競技で戦うアスリートは、今何を思うのか。 4月20日、プロライフセーバーである西山俊選手に、今置かれている状況についてお訊きした。なお、このインタビューはオンライン上で行った。 ー

          海での活動禁止。最前線に立つオーシャンアスリートの想いとは。