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社員の提案から生まれた新事業。メディア事業「Manegy」の誕生と成長のストーリー

こんにちは!採用チームの中嶋です。

今回のNoteではMS-Japanのサービスの一つである「Manegy」を始めとしたメディア事業の誕生から今に至るまでのストーリーについて取り上げたいと思います。

MS-Japanは30年以上管理部門及び士業特化型の人材紹介事業を営んでいますが、そんな長い歴史の中で、2017年3月から、人材紹介事業とは全く異なるメディア事業「Manegy」というサービスの提供を開始しています。そしてこの事業は社員の様々な意見や提案から生まれた事業なんです。

今回はその「Manegy」の誕生から、成長軌道に乗るまでのストーリーを、代表して有山さんにインタビューしてみました。


Manegy事業部を立ち上げ、現在マネージャーの有山

――それでは有山さんよろしくお願いします!

有山:はい。改めまして、Manegy事業の企画担当の有山です。
現在はManegyでコンテンツの企画を担当しています。

――お願いします!有山さんは今年で入社16年目のベテランですが、誕生から今に至るまで見てきたからこそ、語れる色々面白い話がありそうで楽しみにしています!

有山:ハードル上げますね!ただ確かに、当初から改めて振り返ると将来自分がメディア事業にかかわっているとは思いもしませんでしたね。私自身も振り返るいい機会なので色々お話しできればと思います。

『自分の仕事でより多くのお客様に良い影響を与えたい。その一心だった。』

――では早速。まず始めに、今でこそ多くの管理部門の方々や士業の方々に見てもらえるサービスへと成長してきましたが、改めてメディア事業である「Manegy」を振り返ってみて、その誕生のきっかけは何だったんでしょうか?

有山:私はMS-Japanには2006年に中途で入社しているのですが、実は当時はキャリアアドバイザーとして入社したんですよね。その後、当時会社のシステムリニューアルに伴い、システム領域に知見のある人手が必要だったので、前職でその経験があった事もあり、システム担当として異動したのが個人的には大きな転機だったなと思います。当時はキャリアアドバイザーとして、一人ひとりの人生に寄り添った仕事がしたいという動機で入社したのですが、システム担当への異動に伴い、その希望からは逸れることになり、始めは気持ちをどう持っていこうかと悩んでいた時期もあったのですが…。

しかし、キャリアアドバイザーは一人ひとりの登録者の人生に寄り添い、お手伝いができますが、システム担当としては会社のサービス全体をより良いものにしていくことを通じて、より多くの方々に良いものを提供できる面白味もあるなと、発想の転換ができたところが実は今思うと大きかったのかなと思います。当時もし、単なる「システム屋」として自分の仕事を狭い範囲で限定していたら、今の将来はなかっただろなと、今振り返ると思います。

――なるほど。もともとはCA(キャリアアドバイザー)希望で入社していたんですね。
確かに、まさかそこから新規事業の一員として参加することになると思いませんね。

有山:はい。その異動を通じて、自分の仕事でより多くのお客様に良い影響を与えたい、という思いをもってあの時改めて仕事に向き合えたことが、今思うと個人としてはとても重要なポイントだったなと思います。

――まさかそこまでさかのぼるとは思いませんでした!(笑)

有山:色々過去を辿っていくとそこまで戻るんですよ。その「より多くのお客様に良い影響を与えたい」という思いから、自然と「うちのサービスに登録になった人」、から「これから登録になる人」、ひいては「社会に存在する管理部門や士業の方々全体」へと視野が広がったという意味で、重要だったんだと思います。そこから、そういった人達にうちが人材紹介事業で培った情報資産を活用して、人材紹介以外にも何かもっと貢献できるんじゃないか。そんなことをいつも考えていて、今の取締役の藤江さんや執行役員の清水さんと当時雑談でもよく話していたり、メモにその構想を図示したりして温めていました。

当時雑談で話していた内容を書き綴ったメモ

有山:そんな中で、当時の社内のビジネスコンテストで投稿をする機会があり、その中でManegyの前身となるようなサービス案でグランプリを受賞することができたんですよね。

『いよいよアイディアが形に!ただ苦難の連続…』

――ビジネスコンテストの受賞!これは大きかったですね。いよいよ思いが形なっていったフェーズですね。

ビジネスコンテストでグランプリを取った際のご祝儀と企画書

有山:そうですね!当時はいよいよこれから始まっていくぞ!という感じでしたが、実際はそこから今に至るまでは苦難の連続でした(笑)。実際に始めてみると、当初の構想ではビジネスとしてそもそも収益化に課題があったり、より多くの方々に使ってもらうにはまだまだ機能やアイディアが足りなかったり、変化や方向性が合わずにメンバーが離脱したりと…私自身初めて本格的に事業を立ち上げる一員としてかかわってみてその大変さを身に染みて感じる日々の連続でした。

『変化を楽しみ、未来を描く面白さ。それらをただ楽しむ姿勢』

――確かに、当時とはサービスも内容も大きく変わっていますよね。そうして事業として色々な苦難がありながらも、ここまで成長を遂げられたポイントは振り返ってみると何だったんでしょうか?

有山:そうですね、改めてこうして振り返ってみると、大変なことも確かにありましたが、根底には会社も私もとにかく「変化を好む・楽しむ」事がここまでこの事業を導いた要因なんじゃないかなと思います。

――なるほど。確かに人材紹介事業で歴史もあり、十分うまくいっている状況の中で、わざわざ異分野で全く新しい事業に挑戦しなくてもいいという考え方もできますね。

有山:そうなんです。でもそれでもゼロから参入したのは、うちが培った情報資産でお客様のために何か新しいことをしよう!という変化を楽しみ、新しい未来を描く面白さを楽しむ文化から生まれたものではないかなと。 
変化という意味でいえば、今回テーマとなっているこの新規事業もそうですが、私が入社したころの会社と今の会社は、2、3回転職したと思えるくらい(笑)いい意味で会社が大きく変化し成長してきたなと感じます。このあたりはまた別の方のNoteで具体的に語ってもらえたら面白いかなと思うのですが、会社そのものが大きく変化していく中で、事業も新しいものが生まれるべくして生まれたんだなと思います。

――確かに、私が入社した頃と比較しても制度も環境も価値観もいい意味でだいぶ変わりましたね…Noteのネタありがとうございます!(笑)

有山:変化が多いとネタも多そうですね。あとは私自身もそうですが、とにかく新しいビジネスの絵や世界を描くことが大好きなんです。でもこの姿勢も、好奇心が旺盛で変化を好む文化の中だからこそ、保ち続けられたんだと思います。辛いことがあっても「もっとこうしたら面白いんじゃないか」「もっとこういうのがあったらいいな」と想像を掻き立ててこられたし、そういう前向きで自主性のある姿勢を受け入れる風土があるからこそ、続けてこられたんだと思います。

有山:ベンチャー気質はあるといえど、もう30年以上続く会社ですから、過去の価値観ややり方に引っ張られて「変われない」ことがあっても不思議ではないですが、もしそういう風土であったら私も楽しむ姿勢を持てなかったんじゃないかなと思います。もちろん、新しい提案が厳しい指摘で却下され撃沈して意気消沈したり、なにくそ!と思うことも多々あるのですが(笑)会社も環境もとにかく変化が激しくて、以前却下された提案も諦めずに自分の中でまた温めて、時間がたってから提案して採用された例なんかもありました。そうして、会社も自分もお互い変わりあって刺激を受けることで、前に進んできたんだと、今考えると思います。

――会社も自分も変わる。っていうのはいいフレーズですね。今までの変化もそうですが、これから先もさらに変わっていくと思うと何が訪れるのか、どんなサービスになるのか、どんな会社になるのか、妄想が止まらないですね!ありがとうございます。


――それでは、長くなりましたが最後に、この記事を見てくださっている方々に何かメッセージをお願いします!

有山:はい!偉そうに長々と語ってしまいましたが、メディア事業「Manegy」も立ち上げ当初から成長したといえ、まだまだこれからの事業です。ようやく多くの管理部門や士業のユーザーに見てもらえるサービスへと成長してきましたが、「まだアレができるなぁ」とか「こんなのあったら面白いなぁ」とか、まだまだ頭の中にはたくさん浮かんでいます。これから参加するまだ見ぬ仲間と一緒にこれらを語り、苦楽を共にしながら一緒に作っていけたら最高だなと思っています!管理部門や士業のデータベースを活用してメディア事業をさらに盛り上げたい!と思う人から、まったく新しいビジネスにチャレンジしてみたい!という人まで、ぜひいろんな方々とお会いしてお話ししてみたいと思っていますのでよろしくお願いします!


MS-Japanに少しでも興味を持っていただいた方は、
ぜひ採用サイトからエントリーをお待ちしています!


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