見出し画像

フリーランスとしての柱。3つの顔。自分の強みはどこまで需要があるのか?『マルチポテンシャリスト』の人間が、自分らしさを捨てずにキャリアを構築していくには?

フリーランスとしての柱。3つの顔。果たして、自分の強みはどこまで需要があるのか?『マルチポテンシャリスト』の人間が、自分らしさを捨てずにキャリアを構築していくには?

Linkedinで本格的に投稿をはじめておよそ3か月。ここで自分の想いをパブリッシュさせていただき、さまざまな業界の第一線で活躍する方々と交流してきた。女性の脳は、話しながら答えを見つけていくというが、その効果を実感し続ける3か月であった。

私の投稿にリアクションをくださる方たちの中には、私がP&Gという大きな消費財メーカー人事 グローバルメディカルチームを離れて、あらたなキャリアに挑戦するというヒストリーを見守ってくださった方も、多くいらっしゃる。

40歳シングルマザーでASDという発達障害をもち、おっちょこちょいで
なんでも早くやりたい せっかちなリアルサザエさん。
心理学や哲学、世界の歴史や文化、社会に興味を強く持ち、探求心が強くて旅が好きな反面、集団や人混みが苦手なために飲み会や人との約束ができない自分。

人が好きなのに、人と関われず、でも、そんな不器用さがあるからこそ、
一生懸命がんばる人、難しさを抱える人をサポートしたいというところをぐるぐるまわっている。

20数年前に看護師を志した当時から、その後 心理士、養護教諭、救命の資格を取ったときも、
日本語教師を目指している今も、
一貫しているのは「人をサポートしたい」という気持ち。

バラバラしているようで、そこの軸はブレたことがない。

日本語教師として独立するための試行錯誤を重ねてきた3か月。その間に、思いがけず心理検査でIQの特性や、発達障害の診断が確定したりと、サポートサイドにいたのが、自分が当事者だったということも発覚し、人生的にはちょっとしたイベントだったと思う。

結果的に、資格を取得してからも10年以上勉強を続けている発達心理学、行動心理学、愛着障害、脳科学などの勉強が、自分自身の困難感ともすべて結びつき、気づきをソーシャルメディアで発信するという試みにもつながった。

いわゆる4半期ごとの振り返りーー3か月の間で、
自らの行動と、
達成してきたこと、
達成できていないこと、
今後達成するために取る行動についてプランすること。

これらを考えることは、成功と成長を続けるための基本的なマインドセットとして、結果を求められる外資系企業で染みついた、財産ともなっている習慣だ。

そんな自分が、3か月後を考えるとき、明確化していきたいキャリアが3つの軸として表れ、1本に絞るというのもまた違う、と頭の中の自分が言っている。

以前も取り上げた、TEDで話題の「マルチポテンシャリスト」という人たち。世の中には、おそらく自分のようなADHD的な要素が濃く、興味が移り変わりつつも一つ一つを深く極めていくというタイプの人間が存在する。

データがないので数は示せないが、「一つの軸を決めてキャリアを築く」とは真逆。ある意味昨今の副業ブームとは相性のいいカルチャーかもしれない。

つまり、軸にしたいキャリアが、経験値を積み重ねた結果、複数あるという状態。
「カレーも好きだし、焼き肉も好き。」
だれもが、「好き」を都合よくは絞れない。

一時は、そんな人間を、矯正するような風潮があった。
「看板は一つじゃないと。消費者は 何の価値を提供しているかわからないサービスは選ばない。」
何をブランディングするかの軸を1つに絞るのは、マーケティングの基本だ。

対して、マルチポテンシャリストがそこにあらがおうとすると、どれもに軸があるものだから難しいし、かえって一つに絞ると退屈さえしてしまう。

語弊があるかもしれないが、一人のひとに束縛されるのが窮屈な男女関係のよう。

そういうわけで、
「心理カウンセラー」「看護師」「日本語教師」
この先3か月は、重点を置く日本語教師の専門性を高めるための学習を継続しつつ、
「心理カウンセラー」としての部分、「看護師」としての仕事の再開に向けて行動を開始するつもりだ。

もともと現場では、がん患者の終末期ケア、外科での手術前後のケア、
相談業務としては、発達障害、愛着障害、離婚、うつ病や双極性障害などの精神疾患、家族の問題など、医療従事者として約20年働く中で、1000件は優に超える数のサポートに携わってきた。

4年間のグローバルの仕事でのメンタルヘルス関連での面談は200以上。
発達障害の子どもの療育も5年間、発達障害児育児という点では12年。

これらを無視して、日本語教師1本だけでというのは、その方がおかしいという感じがする。

なので、マルチポテンシャリストという言葉は、横文字がかっこよすぎて、自分の身の丈には合わないのだが、3つの軸で両立できるのか、ちょっと挑戦してみることにした。

それが一番、自分らしい。
そして、それが一番、人様の役に立てそうな気がする。

複数の軸で活動されている方は、いったいどれくらいいるだろう。
現役として働ける期間をあと25年としたら、やりがいのある道になりそうだ。
会社で、病院で、色々な人から実に色々なことを教わってきた。
そんな学びを活かして、自分もやっぱり、誰かのために貢献したいと思う。

#セカンドキャリア
#看護師
#日本語教師
#心理学

本当にありがとうございます!応援してくださる気持ちが本当に嬉しいです。「サポートをいただきました」の通知が、わたしの人生のうちの今日一日という日を幸せにしてくださいました。色々ありますが、あなたの一日も素敵なものになりますように。