NPO設立5年。東伊豆での活動を写真で振り返ってみた。
東伊豆で空き家改修をはじめたのが大学院1年の春。卒業後もOB団体としてNPOを設立して5年。学生時代も含めると東伊豆歴も7年になりました。
この週末に総会を開きました。5年間の間で就職、転職、結婚、独立など、メンバーのライフスタイルも変わり、まちも世の中も大きく変わりました。
「次の5年間を考える年に。」
この総会で出た次なるテーマがこのキーワードでした。これまで5年間走ってきてみえたこと、学んだこと、本業で得たスキルを活かして、次の5年を考えるタイミングがきた。今年はそんな年にしようと思います。
これまでの5年を写真でざざーっと振り返ってみる
ということで、これまでなにをしてきたのか振り返ってみようと思います。写真でざざーっと。個別でも語れること(語りたいこと。笑)は山ほどありそうなので、今回はダイジェスト的に振り返ってっみようと思います!
半島の半島。圧巻の大自然!
伊豆半島にさらに半島がくっついた特徴的な地形
真っ青な海はもちろんのこと、
圧巻なのは東京ドーム26個分の細野高原!
パラグライダー体験ができたり
もっと上の方にいくと風車があります!
こんな海も山も大自然が魅力的なまちで活動をはじめました。
きっかけは同期の紹介。空き家を改修することに!
大学院1年の春。同期に声をかけてもらい、はじまった空き家改修。
これまでの図面と模型だけの世界から、初めて1/1スケールでの検討。
意匠だけでなく構造も施工も予算も全部リアル。
小さい小屋の改修に大苦戦するもなんとか竣工。
「空き家資本主義」構想。
こうして生まれた「空き家資本主義」構想。
当時読んでいた「里山資本主義」に習って、空き家でまちの経済が潤うようなプランを検討!ビジネスコンペに出しながらプランを練って行きました。
「ダイロクキッチン」の改修開始!
2年目から学生団体として活動を本格化。
消防団の第六分団器具置き場をキッチンスタジオに改修するプロジェクトがスタート!
地元の空き家等利活用推進協議会と月一でディスカッションを重ねてプログラムを練って
大学に戻って設計。
そして施工(セルフビルド!)
材料は地元の間伐材を使って
建具を制作。
駐車場の面影を踏襲しつつ、
夏の長期施工を経て竣工!
実は、改修費用一部はクラウドファンディングで調達。
そして、年度末にオープニングイベントも企画。
2日間の開催を経て、僕たちの大学院の2年間はおわりました。
卒業後、NPO法人設立!運営へ。
改修したダイロクキッチンの運営をするためにOB団体としてNPO法人ローカルデザインネットワークを設立!
同期のひとりが地域おこし協力隊として移住。カフェや写真展など定期的にまちのひとに使ってもらっています。
学生時代から続けている回覧板「ダイロク通信」は今月で52号。毎月東伊豆の全世帯に届いています。
他にも、東京でイベントを企画したり、
東京で東伊豆出身者の会も開催!
地元の魅了を発見するヨガ企画やイベント開催を続け、
雑誌ソトコトにも掲載していただきました!
シェアオフィス「EAST DOCK」運営へ
後輩たちが継続して東伊豆で空き家改修に携わり、改修したシェアオフィス の運営を行うことに。企画からサポートしながら一緒につくりました!
レーザーカッターを導入して
カフェも月に2回オープン!料理研究家本多さんの料理が大好評!
海が見えるシェアオフィスとして個人や企業さんにもご利用いただいています!
まちの未来を考える「東伊豆未来会議」
今後のまちづくりの中で、空き家改修をどのように進めるかを話合う1年間のプログラムを企画・実施しました。
月に1回のワークショップを経て、まちの未来を見据えた空き家改修プランを地元有志、大学生、中高生と一緒に練りました。
駅前のテナント、街中の空き家を対象に2軒の改修プランと事業計画をデザイン。実施の流れで進んでいましたが、コロナの影響を受け、中断。いつか復活させたいアイデアです。
湊町の暮らしを体験する宿の設計
同期がはじめた宿業。その設計をさせてもらいました。
こちらもDIYを取り入れながら空き家をリノベーション。
まちの人が訪れてくるような空間をめざしました。
EAST DOCKで仕事、宿泊は湊庵。そんなワーケーション利用も多くなっているとのことで、ぜひご利用していただけたら嬉しいです!
「月刊ローカルデザインネットワーク」配信開始
コロナ禍になってからはじめたこととして、NPOメンバーの本業を語る勉強会を月一ベースで実施。
zoom収録したものをfacebookにて公開しています。
学生時代の2年、卒業後の5年を経て、今、考えること。
振り返ってみると、空き家改修からはじまっていろいろなことを試行錯誤していきました。
自主事業としての空き家改修
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「空き家資本主義」構想。ビジネスコンペ応募
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まちの業務委託としての空き家改修+学生団体本格化
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クラウドファンディング・地元連携の改修
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運営をするNPO法人化=パラレルワーク
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地元発見・魅力創出イベントの開催・メディア運用
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シェアオフィス運用開始
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今後のまちづくりを考える「東伊豆未来会議」
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オンラインでのイベント発信・スキル共有
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宿とセットのワーケーション促進
こんな流れだったなと振り返ります。
卒業後の5年間も月一で東伊豆に通い、まちも自分たちも成長したように思います。
そしてコロナ禍に突入して1年。観光が主産業な東伊豆も大きな打撃をうけました。関係人口として関わり続けている今の自分にできることは何か。これまで貯めてきたスキル・人脈・経験を活かして、次のステージに向かいたいと思います。そして、成長させてくれたまちに還元することを目指したいです。
まずは4月から新プロジェクトが動き始めます。都市とローカルが両立する暮らし方を東伊豆から考えてみたいと思います。
モリヤ
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