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今日、この本を返しにいきます。調べたら、日本語版もありました。
by Francesca Sanna

国境を越える旅

日本は島国で、遠洋漁業をしていなければ、実際に国境について直に触れる機会はないのではないかと想像しています。

海外旅行に行っての国境超えの経験、島国でない国に住んでいる方の国境越えはあるかもしれませんね。

日本から出てわかること、自分の国以外に住むのには、いろいろな制限があるということです。

滞在許可、パスポート、仕事をしてそこに住んで良いのかどうかのビザなど、所属を明らかにしないといけない場面があります。

そういう意味で、この本は、身につまされる思いで読みました。

作者あとがきの訳を

何もかも捨てて、延々と旅をする。

国境警備の人から逃げ、隠れ、親切な人に助けてもらう。

最後の方には、電車に乗りながら、渡り鳥を見ての言葉もあります。

最後に著者からのnoteがありますので、簡易訳でお届けします。

「The Journey」は実際のお話で沢山のjourneyについて書かれています。それは、2人の女の子から始まりました。彼女たちにイタリアの難民シェルターで会った時からです。
彼女たちに会ってから、私はこういったjourneyの背景には何かとても力強さがあるのを感じました。
そうして、私は集め始めたのです。もっとたくさんの移民の人からのお話とさまざまな国から来た人たちへのインタビューを。
数ヶ月後、2014年の9月、私は、勉強を始めました。Master of Arts in illustration at the Academy of Lucerneで。
私は、これまでに聞いた本当の話についての本を作りたかったんです。
ほとんど毎日、ニュースで「移民」や「難民」という言葉を聞きますが、実際に会って話をしたり、その人たちの個人的なjourney、そういうことをしなくてはならなかった背景について、を聞くことはほとんどありません。
この本はコラージュです。そういう体験をした人たちの個人的な話とその人たちに中に培われてきた想像を超えた強さの。

あなたがこの本に出会えますように。



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