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オーストラリアワーホリ-語学学校メリット/デメリットについて

語学学校のメリット・デメリットについて書いていきます。

自分は語学学校通っていません。
理由は、お金を割く余裕がなかったのと、授業が合わない性格、英語力が低すぎる訳では無いなどです。
(英語力は中の上位だと思ってます。TOEIC750、受験英語の偏差値は65〜70位でした)

デメリット

  • シンプルに費用が高い

  • ワーホリの貴重な期間を学校に割くことになる

  • エージェント探しが大変

  • エージェントの対応が無能・ずさん・適当(お金払った後からそうなる事も)

  • 自分で調べれば出来ることをエージェントに丸投げすることになる、それでサポート費用でお金とられる

  • ホームステイ先が外れる可能性が大いにある

  • 家〜学校が1時間(ホームステイのため)

  • 下のクラスだと、日本人多い、文法の授業が簡単すぎる、皆英語力低すぎて意思疎通が難しい

  • 上のクラスだと、話すのや聞くのについていけない

  • 昼間学校のためバイト探すのが難しい

  • 多国籍の友だちができると思いきや、クラスメイトはコロンビア人やタイ人ばかり

  • 外国人の積極性に負け発言する機会が少ない(その人の性格次第だがそういう傾向が高い)

  • 予習復習課題に追われ、語彙力不足なのに単語を勉強する時間が取れない

  • 日本語でも学べる英文法を英語で学ぶことで、理解しにくい、英文法でしか出てこないような英単語を覚えないといけない

  • 期間設定を誤り途中でダレる、もしくは飽きる

  • 実際行ってみて行く必要なかったかなと思う可能性がある

  • 授業や先生の質が低い

  • 周りのモチベが低い可能性(学生ビザでないと長期滞在できない他国の人)

  • 学校で仲良くなるのは非ネイティブ


メリット

  • 行かないよりかは英語力が伸びる

  • レジュメ作り、インタビューの練習を手伝ってもらえる

  • 友だちができる

  • 学校に行くことで心の余裕ができる

  • 勉強するぞというやる気が出る

  • 情報収集できる


個人的に思う語学学校に行くメリット

デメリットに関しては上記で沢山書いたので
個人的に思うメリットについて幾つかあげます。

勉強をするぞというモチベにつながるのが良いと思います。
学校に行くことで勉強することが習慣化したり普通になることは
最大のメリットだと思います。
卒業したら大半の人がそこで継続的な勉強はやめてしまうんじゃないかなとも思いますが)

学校に行くことで、とりあえずやること(勉強)と友だちができるっていうのは心の安定に間違いなく繋がると思います。家も仕事も見つからず友達もいないとなると不安でたまらなくなると思います。

仲良い外国人の友達が出来て
その子の国のコミュニティの情報が取れるようになる可能性がある。
家や仕事を探してると伝えたとき、その子の友達やその子の国のコミュニティで探して見つけてもられるということも結構あるそうです。


語学学校に対する個人的な意見

ワーホリに行く=とりあえず語学学校に行く/エージェントを探す
という思考になっていませんか? 
行く理由は英語のため?友達つくり?情報収集?

それは本当に語学学校に行かないと出来ませんか? 

勉強自体は独学で出来ますし、アウトプットの場もオンライン英会話や言語交換のイベントで得られます。友達もイベントや趣味、バッパーやシェアハウスを通じて作れます。情報収集は今やSNSやネットで出来ます。

語学学校に行くか悩むときに色々調べると思いますが

語学学校を勧めてる記事・意見は個人のものですか?

(実際にググってみましたがトップページの90%は留学サイトのものでした) それらはポジショントーク(ビジネス、お金儲けの観点)からではありませんか?

大事なのは個人の感想だと思います。
Twitterやnoteで個人の感想や意見を必ず調べてみてください。

それに実際語学学校に行ってた人で、行ったほうがいいと言っている人は、自分のおこなった行動を否定できない/したくない・肯定したいということが心情としてあります。

実際に学校に行って、行かなければよかった・必要なかったと言える人のほうが少ないと思います。そういう意見を事前に調べるべきです。

これは耳が痛くなると思いますが
デメリットを無理やり肯定してメリットととして捉えようとしていませんか?(自分の中で語学学校は行くもの/語学学校に行きたいと思い込んでる人はそう成り得ます)

費用が高い→英語力が伸びローカルの時給高い店で働ける確率が上がる
エージェントに任せることで安心だし自分は英語の勉強に集中できる
ホームステイ先は当たれば最高に楽しい、学校まで遠くても単語の勉強ができる
どのクラスになっても大事なのは自分のやる気や行動
勉強に集中する期間なのでバイトは後回しor短時間で良い
クラスメイトが同じ国の人ばっかでも仲良くなればいい
他の国の子が積極的でも自分も積極的に発言すればいい
予習復習課題・英文法を英語で学ぶことでより英語力がつく
などです

自分はこの現象がフィリピン留学の際に起こりました。

行きたいと決めてから、それまで色々情報収集をしていたのに無理やりデメリットを肯定していました。結局全然合わずに2週間で帰ってきました。しかしその殆どがネットでデメリットとして挙げられていることでした。

メリットを信じて、デメリットを信じたくない、その気持ちはわかります。自分がそう思ってなくても語学学校に行きたいと自分の心の中で決まっている場合はそうなりえます。

メリット・デメリットに関しては主観的にならずに客観的に考えてください。そしてエージェントに相談しても上手く語学学校に行く方向に流されるでしょう。Twitterなどで実際に語学学校に行ってる人/行ってた人に話を聞くのが良いと思います。


英語の勉強に関して

英語力が低いから、英語の勉強をしなきゃ。
その発想は正しいと思います。
英語力なんて高ければ高いほど良いと思います。

でも英語力が低いから、語学学校に行かなきゃ。
これは正しくは無いと思います。
必要なのは英語の勉強です。

英語の勉強をするには必ず学校に行かないといけませんか?
英語の勉強に必要なのは、授業ではなく、勉強とアウトプットです。

そして重要なのでここで書いておきますが、インプットとアウトプットの比率を3:7にすることが一番の鍵です。アウトプット重視です。かといってインプットなくしてアウトプットはありえません。


英語の勉強の要素

発音・単語・文法の3つです。

①発音

Youtubeで無料で学べます。
しかもネイティブに習うよりも
日本人の、英語の発音が上手な人から学んだほうが良いです。

日本人が英語の発音で躓くのは同じところですし、日本人からの観点で学べます。わからなくても微妙なニュアンスを日本語で学べます。
ネイティブは感覚的に理解しているだけで、日本人からの観点も分かりませんし、細かい点も英語で何となくでしか説明できません。

②単語

単語は、まず単語帳で網羅的に覚えるべきです。テキストから分からない単語を拾いながら覚えていくのは、ある程度単語を覚えた後です(文章の2,3割の単語が分からないと、すんなり頭に入ってこないそうです)

覚えられないのは暗記が苦手だから頭が悪いからではありません。
暗記の仕方を知らないからです。

暗記というと、見て覚える、口に出して覚える、書いて覚えるなど覚える方に皆着目しますが、それは間違ってます。

暗記の目的はなんですか?

それは思い出せることです。それが暗記です。
思い出すことを第一においてやる、これこそが暗記の仕方です。

具体的に言うと、隠して思い出す。
これを徹底するのが暗記の仕方です。

折るなり、赤シート使うなり何でも良いので
日本語訳隠してそれを思い出してください。

出来たら英語・日本語ともに口に出してください。そうすることで視覚+聴覚を使えるようになりより覚えることが出来ます。

英単語は必ず音(実際に聞くもしくは発音記号)と一緒に覚えてください。スペルだけ覚えても、発音できない聞いて分からないだとスピーキングでもリスニングでも全く役に立ちません。

あとコツとしては、何回も何回もやることです。
シンプルに、2回しか見たこと無い単語と10回見たことある単語じゃ覚えられるのに差があるのは当たり前です。

そして覚えても忘れるのは当たり前です。
これは個人の差じゃなくて人間の仕組みの話です。
何回も思い出すことで覚えられるのです。



自分のお勧めの英単語の暗記方法

範囲(20,50,100など)を決めてざっと一周見る→英単語・日本語を見ていく。出来たら声に出す。こうすることで一度でも見たことがある状況になる
最初に戻って、英単語・日本語と見る→日本語を隠して、英語だけ見て日本語言える(思い出せる)ようにする→これを、そのページもしくは行や個数など決めてやる(これは単語帳のレイアウト次第)
その決めた範囲が最後までいったら、その決めた範囲全部、日本語を隠して、英語だけ見て日本語思い出せるか確認する
多分いくつも思い出せないのがあるので、それを思い出せるようにする
これを①で決めた範囲の最後までやりきる
最後までいったら、その①で決めた範囲全部、日本語隠して思い出せるかチェックする

これが一通りの流れです。
そして頻繁に⑥の復習をしつつ、どんどん単語帳を進めてきます。そうするとどの範囲でも、⑥の復習の際に覚えられない天敵が絶対に出てきます。

それに関しては、
紙やノートを半分に仕切って、片方に英語、片方に日本語を書いて、日本語を思い出せるようにする。こうすることでかなり覚えられます。
ここで初めて書くというプロセスを使います。

書かないと覚えられないという人がいたりしますが、それは間違いです。そして書くのは基本的に時間の無駄です。なるべく書かずに、見て、音で、覚えるのが一番効率がいいです。



③文法

授業というと文法の授業のイメージがありますが、参考書や動画で勉強できます。Youtubeで中学英文法がまとまっている動画がありますし、参考書で独学でも分かりやすく学べるものがあります。
1億人の英文法やキク英文法までたどり着きたいですが、英語初心者からしたら多分苦痛でしかなく挫折すると思います。その前に分かりやすい系の英文法書はさみましょう。

そしてこれは個人的な意見ですが、英文法は別に英語で学ぶ必要はないと思います。英語のルール(文法)が分かればいいので、それは別に日本語で学べば良いのです。


長くなりましたが、以上が英語の勉強の要素3つです。
これらは、別に授業で学ぶ必要はないのです。
あとは、アウトプットです。
英語を話せるようになるには、英語を話すしかありません。

行けば英語できるようになる。
自分は感覚派だから机の上での勉強はせずに、外国人と話して覚える。
これらは幻想でしかありません。

必要な机の上での勉強からは逃れることは出来ません。
学校に行けばなんとかなると思ってるのは逃げです。

やるしかないのです。そしてそれは豪に着いてからやるよりも、日本でやってきたほうが良いに決まってます。

断言します。99%のワーホリ勢が、もっと英語を勉強してからくればよかった。もっと早くから英語を勉強してればよかったと言ってます。

そしてがむしゃらにやるのではなく、合理的かつ効率的な方法を調べてからやるのです。英語が苦手な人は、英語云々の前に勉強自体が苦手な人が多いです。それはやり方を知らなかったからです。あなたのせいではありません。誰も教えてくれなかったのが問題です。これから変えてやってけばいいのです。

まとめ

ワーホリに行く=エージェント探しをする/語学学校に行くという思考の人があまりに多いので、メリットやデメリット、自分の意見を書きました。ワーホリを楽しむには、英語が出来たほうがが良いに決まってます。出来れば出来るほどプラスだと思います。

そしてそれに必要なのは学校や授業ではなく、勉強です。

耳の痛くなる話ばかりで不快に思われた人も多いかと思いますが、残念ながら事実です。お互いに頑張って英語の勉強してワーホリ楽しみましょう。


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