貿易実務マナブくん@ロジアコ

人気の記事は順次https://itohtrading.jpのブログへ移行しています。

貿易実務マナブくん@ロジアコ

人気の記事は順次https://itohtrading.jpのブログへ移行しています。

最近の記事

コーチングを受けることに興味を持ったあなたへの手紙

拝啓 突然のお手紙にて失礼いたします。 先日は大変失礼いたしました。お話ではコーチングを受けるかどうかで悩んでいらっしゃるとのことでしたが、あいにく早く帰らなければいけない用がありましたので、お話したかったことを手紙に書きましてこうしてお送りする次第でございます。 まず、コーチングについて、例えば言葉巧みに壺を売りつけられるのではないかとか妙な宗教勧誘を受けるのではないかとご心配されていましたが、マトモなコーチであればそのようなことはありません。コーチと名乗る方より壺を売

    • 自分のエネルギーを何にどれだけ使っているか棚卸しをしてみた

      上記の記事を読んで、自分のエネルギーの使い道が気になったので、棚卸ししてみました。 左からそれぞれ現在エネルギーをプラス方向に使っているもの(やりたいこと)、現在マイナス方向に使っているもの(やるべきこと、やってしまうこと)、この先エネルギーをプラスの方向に使いたいもの、使いたくないものに分けてみました。完全に主観です。 ついでに週何時間くらいそこに費やしているのか(これも主観)もつけてみましたが、意外と課題解決に使っている時間が短く(ミーティング時間が短いのが原因)、一

      • 金曜の昼はビール!だけじゃないオーストラリアの働き方

        こんにちは!貿易実務マナブくんの中の人です。 かれこれ10年前になりますが、私はオーストラリアの現地企業で働いていました。大学卒業後そのまま海外へ行ってしまったので、私の会社での「働き方」はそこでの体験がルーツになっています。 そもそもなぜオーストラリアへ行ったのか 大学卒業後、知り合いのツテでオーストラリアの現地企業のボスに声をかけてもらいました。「こっちへ来て仕事をしないか?鍛えてやるよ」と言ってもらえたので、そのまま行くことにしました。決め手はというと、特にその後

        • オンラインセミナーが報告書の提出方法まで変えてしまった。

          先日、会社のスタッフにオンラインセミナーを受けてもらった。 これまでであれば一番近い場所でもお隣の某県まで行かなければ受けられなかったセミナーも、今はオンラインで開催してくれるからありがたい。朝10時開始だったら8時半の電車に乗らなければ間に合わなかったのに。 途中の休憩のときに簡単に話ができるのもいい。集中して講師の話を聞く時間と、それを短くアウトプットする時間があるのはいいかもしれない。 いつも思うが、長いセミナーではたいてい集中が切れる時間があるし、自分に関係のな

        コーチングを受けることに興味を持ったあなたへの手紙

          小さな食品貿易商社が新しくオンライン研修事業を始めた話

          国内では教育事業を手がけているスタートアップはたくさんありますが、貿易実務の分野ではあまり広がりが起きておらず、スピードもありません。 そんな領域で、なぜ私たちはスタートアップという形で部分的に研修業界に挑戦しているのか。このnoteではLogiaccoの立ち上げの経緯と、私たちがそれをする理由について、みなさんにご紹介できればと思います。 元々は食品貿易商社私たちは今、国内の食品を海外へ輸出するという事業を行なっています。いわゆる食品貿易商社です。創業から55年以上経ち

          小さな食品貿易商社が新しくオンライン研修事業を始めた話

          コンテナ選びに迷ったら読むnote

          貿易をやっていていつも悩むのがコンテナ選びです。 どんなにいい商品を作っていても、コンテナに積めなければ輸送することはできません。 適切なコンテナ選びには当然コンテナのサイズを事前に把握しておくとともに、タイプ別の特徴を押さえておかなければいけませんよね。 今回は基本の4種類のコンテナの特徴を紹介します。 1 ドライ・コンテナ2 リーファー・コンテナ3 オープン・コンテナ*オープントップ以外に、横の開くフラットラックコンテナやフラットベッドコンテナがあります。 4

          コンテナ選びに迷ったら読むnote

          インコタームズ2020変更点

          DPU(Delivered at Place Unloaded)荷卸込持込渡し が新設 1. 売り手が輸入国までの仕向け地で荷下ろしするまでの義務を負う(危険と費用の両方) 2. 買い手は輸入通関の費用負担と危険負担を負担 3. 危険負担と費用負担の分岐点はともに仕向け地の荷下ろしする場所。 売主(輸出者)が指定された仕向け地に商品を配送し、荷下ろしをすることに伴うすべてのリスクを負担することになります。 荷下ろしのリスクも負担する点でDAP(delivered a

          インコタームズ2020変更点

          アメリカの食文化を知るー『アメリカは食べる アメリカ食文化の謎をめぐる旅』を読んで

          東理夫氏の著書に、『アメリカは食べる』という本がある。 ブルーグラス奏者(アメリカで生まれたアコースティックなアンサンブルを奏でるストリングバンド音楽のこと)である著者がアメリカを旅し、そこで食べ、疑問に感じたことを調べ、考えて、書く。そこには膨大な量の資料と思考に裏打ちされた考察とアメリカ食文化への深い理解がある。あとがきまで含めて729ページという大著であるけれど、私はこれをアメリカ出張中に読むという幸運に恵まれた。 ニューヨークではデリに入ってターキーサンドイッチや

          アメリカの食文化を知るー『アメリカは食べる アメリカ食文化の謎をめぐる旅』を読んで