パン焼き魔法のモーナ、街を救う／T・キングフィッシャー

▽あらすじ
魔法使いがそんあに珍しくない世界。
パン屋で働く14歳のモーナも、
パンをうまく焼いたり、クッキーにダンスさせたりと、
パンと焼き菓子限定のちょっとした魔法を使えた。
そのモーナがある日知らない女の子の死体を見つけてしまう！
そのうえ、陰謀に巻き込まれ、
敵の軍勢が攻めてきたとき、魔法使いはモーナただ一人！
街を守れだなんて、どうしたらいい！？

▽あらすじ
何種類もの魔法を一人が使えるのではなく、
その人に限られた1つの魔法が使えるという世界。

そんな世界で、モーナはパンと焼き菓子限定！
本のタイトルを見たとき、なんてかわいい世界観とも思った。

発酵種が意思を持ったり、クッキーが兵隊なったり、
パンで大きいゴーレムを作ったり、
スコーンで敵を監視したり。

魔法は想像して使うだけで強くなる！
それが本の中にたくさん散りばめられていた。

表紙のかわいさとは反して、
ストーリーはなかなか陰謀が渦巻いていて
読み応え抜群でした。

✓パン焼き魔法のモーナ、街を救う／T・キングフィッシャー／ハヤカワ文庫FT

パン焼き魔法のモーナ、街を救う (ハヤカワ文庫FT)

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