「私は愛されて生まれてきた」そう思いたい人生だった

自分は愛されて生まれてきた
自分は必要とされて生まれてきた
自分は求められて生まれてきた
自分は歓迎されて生まれてきた

そう思いたい人生だった
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行事の集まりが苦手、、、
運動会、学芸会、参観日

色んなお母さんがいて

あの人とあの人が仲良さそうに喋ってる
あの人は、あの人とも仲良いんだぁ
あの輪には私は入れない

そんな場面ばっかり
拾い出してしまう
（実際は、1人でいる人も
いっぱいいるのにね）

まるで自分だけが
蚊帳の外のような気がして

私は嫌われてる
私は選ばれない
私な話しかけづらい
私は喋っても会話が続かない
私なんていない方がいい

そんな
自分の罵倒する声が
頭に何度もリフレインする

あの場所が怖い

私なんていない方がいい
私がいない方が皆んな楽しい
私なんて生まれて来なきゃ良かった

そんな恐怖に晒される

別のママが私の隣をすり抜けて
輪の中に入っていく

なんだか私だけ
避けられてるような気がして

苦しくて苦しくて
胸にトゲが刺さる

あーなんでこんな生きづらいんだろう

また襲ってきた
この苦しみ
何度味わっても
痛くて苦しい

また来たかぁ、、
と
どーんと重たいものがのしかかる

もう心ここに在らず

子どもの様子なんて
全く目に入らなくなっている

そして、そんな自分を責める
私は何をしにここにやって来たんだろうって

子どもの事も見れない
子どもの話も頭に入って来ない

こんな私がママでごめんね
そう思う

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自分は愛されて生まれてきた
自分は必要とされて生まれてきた
自分は求められて生まれてきた
自分は歓迎されて生まれてきた

そう思いたい人生だった

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いつも
私は愛されてない
私は必要とされてない
私は求められてない
私な歓迎されてない

を
何度も場所を変え
出来事を変えて
繰り返して
何度も何度も
傷付いて
心がズタボロだった

誰とも関わらなければ
好きな人とだけ関わっていれば
こんな思いしなくて済むのに

そう思って
子どもを持つことすら怖かった

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人間の根本に

私は愛されてる
私は必要とされてる
私は歓迎されて生まれてきた
私は愛されて生まれてきた

って
本当に本当に本当に大切

それがない人生って
どれほど苦しいか

「なんでこんな重荷を背負わせたの？」って
神様を恨みそうになるくらい
しんどかった

私はいらない
私は負担だ
私なんていない方がいい

何度も何度もそう罵倒してきたよね

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小さな頃の私の頭の中は
私だけ1人ぼっち

蚊帳の外から
家族を見てたイメージだった

他の家族は完璧で
私だけが余分

私がいない方がバランスが良く
調和がとれていて
私だけが外からそれを見ている

本当は
その輪の中に入りたかった
私も入りたかったよ

でもいらない子だったから（だった、と思っていたから）

私は
いつも外から皆んなを見て
私のいない家族を
羨ましそうに見てた

私も
入りたかった

あの輪に入りたかった

実際はあの輪の中にいたんだけど
私の心の中の居場所は
あの中になかった

私はいつも
ひとりぼっちのような気がしてた

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行事が終わって家に帰って

丁寧に
丁寧に
自分の気持ちを聞いてあげる

辛かったね
悲しかったね
ひとりぼっちな気がしたね

小さな頃の悲しみが
またぐわぁーと湧いてきて
胸がギューと苦しくなる

大丈夫
私が分かってあげたからね
もう大丈夫だよ

しばらくしたら
落ち着いてきて
痛かったトゲも少しずつ
和らいできた

あぁ、、良かった
マママスで教わってて
本当に良かった、、
と思う瞬間

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落ち着いてから
旦那さんに
その話をしてたら
また涙が出てきた

ちょっと待って

目の前の家族

愛されてるじゃん
家族がいるじゃん

私っていつでも愛されてたじゃん

泣いてる私を見て
スタバ行ってきていいよって
送り出してくれたじゃん

そう思ったら急に、もとの家族からも「愛されていた」事を思い出した

欲しかった愛情とは少し違ったけど

お母さんは心配という名の愛を
お父さんは味方であってくれたじゃん

私はどこで間違えたんだろう

こんなに愛されてたはずなのに、、。

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ぼーっとする頭のまま
夜一人でスタバに向かう車の中で

何故かふと、

初めて
生まれて初めて
お父さんとお母さんが
幸せそうに
大きいお腹を撫でてる光景が浮かんだよ

そんな風に私が生まれて来るのを
待っててくれたのかな？

温かく迎え入れてくれたのかな？

ずっと「私が生まれた時ガッカリした」
と祖母から聞かされていたから
お父さんとお母さんが
ガッカリした顔しか
想像したことなかったよ
　

本当は笑っててくれたのかな？
喜んでくれたのかな？

そうだとしたら
嬉しいなぁ、、、

赤ちゃんの私を
可愛がってくれたのかな？

私に笑いかけてくれたのかな？

初めて
本当に人生で初めて
そんな光景が浮かんできたら
ボロボロ涙が止まらなかったよ

あの温かい家族に
私も堂々といて良かったのかな？

私もあの温かい場所に
ただいるだけでよかったのかな？

ただみんなと笑ってるだけでも
良かったのかな？

何も出来ない私でも良かったのかな？

それでも
みんな笑ってくれたかな？

私がいて良かったと
思ってくれたかな？

きっと皆んな笑ってくれてるよね

私はあの場所が大好きだった

大好きだったからこそ、
自分が邪魔な存在なのだとゆう事が
悲しかった

大好きな家族の
負担になりたくなかった

大好きな
お母さんお父さんに
私がいて良かったと
思ってもらいたかった

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『私は愛されて生まれてきた』

この言葉を言おうとすると
涙で言葉が詰まる

私の魂の叫びなのかな、
ずっとそう思いたかったんだろうな〜

「私は愛されて生まれてきたんだよ」って
思いたかった

暗くて
人見知りで
恥ずかしがり屋で
お姉ちゃんみたいに人気者じゃなくて
いつももじもじしてた私
話しかけても盛り上がらない私

そのままの私で良いんだよ

もしかしたら
私が一番最初に
「こんな自分じゃ愛されない」って
私を嫌いだしたのかもしれないね

ごめんね

私が抱きしめてあげるからね

もう大丈夫だよ

これからは
私が私を誰よりも愛してあげよう🌸

「私は愛されて生まれてきた」って
今までより
ほんの少し
そう思えるようになったよ、、

結局、過去の記憶は想像でしかない。

今この瞬間、私の状態が変われば

過去の記憶さえも塗り変わる

悲しい感情も
その瞬間は
本当に痛くて痛くて
苦しいけど、
ずっと子どもの頃から抱えてた
「気付いて欲しかった気持ち」
を教えてくれてるんだよね

これからも
少しずつ少しずつ
あの頃の私と仲直りしていこう

そして、、
行事の後
笑いかけてくれた人たちの
笑顔の温かさよ、、、
ありがとう、、、。