乳がん・サポート薬剤師maMIE

乳がんの方に心理×栄養のカウンセリング・漢方相談をしています。 西洋医学、漢方、統合医…

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乳がんの方に心理×栄養のカウンセリング・漢方相談をしています。 西洋医学、漢方、統合医療、栄養療法勉強中。 Instagramでは乳がんのマインドをメインに情報発信。 薬剤師/分子栄養学認定カウンセラー/PNT(栄養×心理)トレーナー/ファスティングアドバイザー

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カウンセラーとしての活動コンセプト

見て下さる方が増えてきたので、改めて、私の活動コンセプトをまとめました。 私がやりたいこと 「本来の自分で自分らしく人生を生きる乳がん経験者を増やすこと。」 それを、身体と心両方からアプローチするカウンセリングや活動をしていきたいです。 乳がんの現状 今、乳がんになる人は、日本人の9人に1人、 アメリカでは7人に1人と言われています。 17年で2倍に増えていて、今後も増えるだろうと言われています。 女性のがんの中で乳がんは第一位ですが、注目すべきは、死因となるのは4

    • 「自分は特別」を乳がんで表現していた

      まごめじゅん先生からの課題を元に、PNTトレーナーで毎月症例検討会をしています。 先月の題材は、乳がんになった男性のインタビュー。 表面上は、「これまで紆余曲折あったけど乗り越えて、今後は楽しいことだけをしていく人生」 という内容なのですが、 心理的背景を深く読み解くと、 「自分のことを話してもどうせ分かってもらえない。 でも、自分は特別な存在なんだ」 ということを表現しているのが、言葉の端々に散りばめられていました。 そもそも、男性の乳がん自体が約1000人にひと

      • 3/8乳がんの方向け糖質セミナー開催

        「知ると楽になる!糖質を味方につける方法」 乳がんになって食事法を調べた時に 「糖質=がんのえさ」 という言葉を一度は見たことがありませんか? ええっ、じゃあどうしたらいいの?と こんなことに悩んでいる方もいるのではないでしょうか。 ・主食の摂り方は? ・果物は?いいの? ・甘いものはやめるべき? ・外食の時はどうすれば… ・糖質制限した方がいい? / それ、解決しましょう! \ 糖質との付き合い方が分かると、「安心」につながります。 内容は乳がんの方向けですが、

        • カラオケで、乳がんを作った原因に気づく

          最近、ボイトレのおかげでカラオケに行く頻度が増えています。 家でもよく歌うようになりました。 もともと歌うことは好きで、学生時代はよくカラオケに行っていましたが、 社会人になったらパッタリで、たまの飲み会の後に行く程度。 その後はコロナ禍もあり、「歌うのが好き」を忘れかけていました。 よく、「下手だからカラオケは嫌」という人がいます。 上手い下手が基準なのは「よく見せたい」がベースあり、 他者評価が基準になっていることに気づきました。 つまり、本当は歌うのが好き、楽しい

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        カウンセラーとしての活動コンセプト

          2年ぶりに月経が戻って感じること

          治療のために月経を止めていましたが、最近復活しました。 ホルモン剤の注射(半年に1回のリュープリンPro)を最後に打ってから、1年と2ヶ月。 初めは不正出血かと思いましたが5日間ほど続いて、どうやら本格的な月経。 定期的に来るか分からなかったのですが、次の月も30日くらいの周期でやってきて、本格的に卵巣機能が戻ったことを実感しました。 初月は久々の月経に、体が重だるくて1〜2日動きにくかったのですが、 2ヶ月目は割と楽で、乳がんになる前とさほど変わらない感じ。 元々食事や

          2年ぶりに月経が戻って感じること

          あなたがする行動に、心が伴っていますか?

          乳がんでも明るい方にその理由を聞くと、ほぼ全員「乳がんのことを忘れている」と言います。 つまり、そのくらい夢中になれることを見つけているということ それは趣味じゃなく、仕事でも家事でもなんでもいい。 ポイントは「楽しめているか」ということ。 義務感とか、不満とか、やりたくないな〜って思いながらやることではないんですよね。 これを東洋医学では「身口意(しんくい)」を合わせる、といいます。 身=行動 口=言葉 意=心の中の声 この3つのバランスを整えていくことが大切。

          あなたがする行動に、心が伴っていますか?

          人は生きてきたようにしか死なない -いっぺん死んでみるWS-

          新年早々、死んできました。 リアルな臨死体験をしたわけではなく、看護師のえりこさんが主催の、「いっぺん死んでみるWS(ワークショップ)」に参加して、「死ぬ」体験をしたのです。 そもそも、自分がどう死にたいか、と聞かれた時に 全く自分が死ぬイメージができていなくてびっくり。 乳がんが発覚したときに意識した「死」は、「恐怖」とセットでした。 辛く苦しい、長い戦いになるのではと思ったことと このままだと何も自分の人生を生きていない気がして、 死ぬのが恐かったです。 今回は逆

          人は生きてきたようにしか死なない -いっぺん死んでみるWS-

          自己開示したら仲間ができた

          今月は誕生日月ということもあり、かつてないくらい遊びました。(そして肥えたw) 様々な人と会い、話す中で思い出したこと。 私が欲しかったのは「仲間」でした。 SNSで、「仲間で〜してきた、〜へ行ってきた」という投稿が羨ましくて、見るたびにいつもモヤモヤ。 私も仲間を作ろう!と何かのコミュニティに入ろうと試みますが、 「好かれるだろうか?」と考え過ぎて自分が出せずに苦しくなって、 「ここは本当の私でいられる場所じゃない」とい言い出して 結果「仲間はいらなくて、自分と合う人と

          自己開示したら仲間ができた

          自分の声で、自分を癒す

          友人が誘ってくれて、ボイトレのレッスンに行ってきました。 今後セミナー活動が増えるし、歌うの大好きだし、ということで以前から興味があったのです。 呼吸法や歌い方のテクニックを教えてもらえると思ったのですが、違いました。 まずは歌ってみて、ということで自分が決めた課題曲を歌ったら… ちょっとした声の出し方や呼吸、体の使い方で 性格や思考の癖を見抜かれてびっくり! ボイトレだけどボイトレじゃなかったのです。 Yuko先生のレッスンは「声から意識を変えたい人」のボイトレでし

          自分の声で、自分を癒す

          乳がんになったら何を食べたらいいの?を解決する2冊

          私のバイブルで、辞書的に使ったり何度も読み返している2冊をご紹介します。 ①食べてうつぬけ 著者は精神科医。精神面の不調の多くに隠れた鉄欠乏(貧血)や 栄養失調があることを指摘しており、 この本ではココロに効く食事や栄養・漢方の情報が書かれています。 乳がんを終わらせるには、ココロが何よりも大切。 栄養で解決できるヒントがたくさんあります。 私のおすすめポイント ・内容がとにかく盛りだくさん。枠外の細かいところにまでびっしり書いてある。 ・心に不調がなくても「保つ」た

          乳がんになったら何を食べたらいいの?を解決する2冊

          女は40を過ぎて初めておもしろくなる

          A woman does not become interesting until she is over 40. -Coco Chanel 女は40を過ぎて初めておもしろくなる。 ーココ・シャネル  先日誕生日を迎え、40歳になりました。 応援してくださる皆様へのお礼に、誕生日のプレゼント企画をしています。 お申し込みは、公式LINEのメニューから受け付け中です。 幸せなことに、歳を重ねることを楽しんでいる先輩方が周りにたくさんいるので、その方々を目標に追いかけま

          女は40を過ぎて初めておもしろくなる

          I have・・・ 傷を着飾り、自分を解放する 

          乳がんの手術でできた傷は、消えることはありません。 お風呂に入る時も、着替える時にも目に入り、自分が「乳がん経験者」であることを自覚させられます。 時間と共に心の傷は少しずつ癒えてきますが、傷が全く気にならないと言ったら嘘になります。手術からもうすぐ2年も経つのに、時々傷口がちくちく痛んで私を少し不安にさせることがあるのです。 カウンセラーとして活動を始めて、Instagramでいろいろな乳がん関係者をフォローして見ていたら、「I have…」という、乳がん経験者の傷をペ

          I have・・・ 傷を着飾り、自分を解放する 

          乳がんの食事や心持ちについて、初のセミナーします。

          12/3 21:00〜初のセミナーを開催することになりました。 タイトル:「乳がんでも大丈夫。栄養と生き方のヒント」 内容: 乳がんと診断されたら意識したい食事、生活習慣、心持ちのヒントまで 日時: 12/3 日曜 21:00-22:00 費用: ¥2,000(お振込) 開催方法: zoom(7日間アーカイブあり) お申し込み方法: LINE公式 アーカイブ残せるようにしたので、リアル受講できない方もご参加いただけます。 乳がん再発や転移予防にも役立つ内容にしますので、

          乳がんの食事や心持ちについて、初のセミナーします。

          最初の2〜3年は落ち込んでいたけれど、患者会に救われた

          NPO法人乳がんサポートグループ「Voice」の代表者で、乳がん経験者の浦塚さんにお話を伺ってきました。 浦塚さんは30代の産後まもない時に乳がんが発覚し抗がん剤治療を行い、数年後再発。2度目の抗がん剤を経験。 まだインターネットも発達してない当時、たまたま住んでいたエリアの患者会「Voice」を見つけて、チャットで情報交換し励まし合っていたそうです。 「同じ立場の人がどれだけ励みになったか」 と言う浦塚さんは、その後約20年再発せず過ごされています。 その秘訣を聞く

          最初の2〜3年は落ち込んでいたけれど、患者会に救われた

          過剰なリンの摂取が女性の乳がんの発症リスクを上昇させた

          リンと乳がんについて、今年の夏に出た論文があります。 (Nutrients 2023, 15(17), 3735) 今回の新しい研究は、カナダのウォータールー大学によるもので、米国の全国女性の健康に関する調査(SWAN研究)からのデータを解析したところ リンをたくさん摂取しているグループは 乳がん発症率が2.3倍にもなった ということです。 具体的には、 800~1000mg/日のリンの摂取を基準にすると、 1400~1600mg/日のグループは乳がん発症率が1.2

          過剰なリンの摂取が女性の乳がんの発症リスクを上昇させた

          行動し続けていたら、がんを忘れていた

          鹿児島にある、発酵食Lab主宰の塩田亜耶子さんにお会いしました。 亜耶子さんは、私が12年前に通っていたマグロビオオティックスクールG-veggieの同級生。(12年に驚き!!) 当時は家も近くて仲良くさせていただいていたのですが、 彼女はその後地域おこし隊として鹿児島に赴任し、そこで出会った方と結婚されて、発酵食教室にお店まで立ち上げられています。 亜耶子さんの研究熱心さと気さくな人柄もあり、発酵食教室は年間2000人の生徒さんが受講する大人気っぷり。 そんな彼女は、

          行動し続けていたら、がんを忘れていた