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人は生きてきたようにしか死なない -いっぺん死んでみるWS-

新年早々、死んできました。

リアルな臨死体験をしたわけではなく、看護師のえりこさんが主催の、「いっぺん死んでみるWS(ワークショップ)」に参加して、「死ぬ」体験をしたのです。

そもそも、自分がどう死にたいか、と聞かれた時に
全く自分が死ぬイメージができていなくてびっくり。

乳がんが発覚したときに意識した「死」は、「恐怖」とセットでした。
辛く苦しい、長い戦いになるのではと思ったことと
このままだと何も自分の人生を生きていない気がして、
死ぬのが恐かったです。

今回は逆に、どう死んでもいいと言われるとぜんぜんイメージが出てこない。
あの時死を感じたつもりでしたが、違ったことが分かりました。

そして、WSが進むごとに死が近づき、
私が大切だと思っていたものを手放していった時、
最後に残ったのは「人」でした。

私は、やっぱり人とのつながりが大事。
そして、最後まで手放せなかったものは、「人」と繋がるためのものでした。

今年は年明けから災害や事故など「命」について考えることが多く、
「またね」が2度とない可能性があることを改めて感じるからこそ
人と会う時間、関わる時間を大事にしようと強く思います。

カウンセラーとしてもそう。
一期一会かもしれないクライアントさんとの時間に、
精一杯想いを込めて関わることが、私の喜びでもあるのです。

いつ何が起こるかわからないからこそ、
自分がどう生きたいかを問われ、
どう死にたいかも人と話し合うことがとても大切だと思いました。

私は、今死んだら心残りがありすぎて物凄く後悔するので、
1日も無駄にせずに、
恐がらずに、やりたいことをやっていこう。
特に人と会う時は、言葉にして想いを伝えよう。

そんなことを強く思ったWSでした。
めちゃくちゃおすすめです。
(えりこさんの、優しい声での導きがすごく良かった…!)

「人は生きてきたようにしか死なない」
WSで一番刺さった言葉でした。

あわせて読みたい本

さて、どう生きましょうか。
答えは、お互い死ぬときになりますけれど。


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