最初の2〜3年は落ち込んでいたけれど、患者会に救われた
NPO法人乳がんサポートグループ「Voice」の代表者で、乳がん経験者の浦塚さんにお話を伺ってきました。
浦塚さんは30代の産後まもない時に乳がんが発覚し抗がん剤治療を行い、数年後再発。2度目の抗がん剤を経験。
まだインターネットも発達してない当時、たまたま住んでいたエリアの患者会「Voice」を見つけて、チャットで情報交換し励まし合っていたそうです。
「同じ立場の人がどれだけ励みになったか」
と言う浦塚さんは、その後約20年再発せず過ごされています。
その秘訣を聞くと、前回の発酵Lab主宰の塩田さんと似たような答えが返ってきました。
「乳がんのことを考える時間が減っていくこと」
浦塚さんは現在、様々なピンクリボンイベントに出たり、趣味を見つけたり楽しまれています。
ですが、そう思えるまではやはり時間がかかり、再発後の数年は精神的にどん底だった期間が。
それも患者会で励ましあったり、情報交換することで徐々に和らいでいったそうです。
その経験から「患者会に救われた恩返しがしたい」とこの度「Voice」さんの代表として新たにグループを引っ張っていくことになりました。
浦塚さんのすごいところは、30代で子育てしながら乳がんが発覚し、
治療した後もいろいろとご苦労されていて
30〜40代の乳がん患者が悩んできたことはほぼ全て体験済み。
なので幅広い方に寄り添うことができます。
そんな方が新生Voiceを明るく盛り上げようとしていて、
今後我々患者に非常に頼れる存在となると思います。
年下の私がいうのもおこがましいですがとても可愛らしい方で、親しみやすく話しやすい雰囲気です。
私の想いにも共感してくださり、今後一緒に何かできる機会もありそうです。
Instagramで「Voice」さん、ぜひフォローしてくださいね。