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行動し続けていたら、がんを忘れていた

鹿児島にある、発酵食Lab主宰の塩田亜耶子さんにお会いしました。
亜耶子さんは、私が12年前に通っていたマグロビオオティックスクールG-veggieの同級生。(12年に驚き!!)

当時は家も近くて仲良くさせていただいていたのですが、
彼女はその後地域おこし隊として鹿児島に赴任し、そこで出会った方と結婚されて、発酵食教室にお店まで立ち上げられています。

亜耶子さんの研究熱心さと気さくな人柄もあり、発酵食教室は年間2000人の生徒さんが受講する大人気っぷり。

そんな彼女は、会社員時代に激務の中で体調を崩し、30歳の時に右手の甲の骨にがんが見つかったことが人生の大きな転機に。

「死を意識したからこそ、生きることに執着した」
という彼女が真剣に身体と向き合った結果、たどり着いたのが発酵食。

自分が変わって、夢中になって伝え続けていたら、今の教室とお店ができたとのこと。
気がついたら15年以上再発や転移なく、元気に活動されている姿に、大いに励まされてました。

そして、彼女がすごいのはとにかく「行動力」。
がんを経験して、何か生きる目的が見つかったわけではなく、
生きることに執着してあれこれ動いていたら道が開けたとのこと。

ポイントは、がんのことを考える時間が減るくらい、好きなことを動いていたことだと思います。

その中で、生きる目的や楽しみを見つけていったからこそ、がんを終わらせられた。
がんをきっかけに「乳がんの方の役に立ちたい」と奮起した私とある意逆で、面白いです。

そんな亜耶子さんに再発や転移への不安を聞くと、「時間が解決してくれている」という発言が。

当然気にはなるし不安もあるけれど、年月とともに少しずつ気にしなくなってきて、本当にほぼ忘れているのはここ数年とのこと。
時間が薬だということを改めて感じました。

私はまだまだ乳がん3年生。少しずつ乳がん経験者であることに固執しなくなってきてはいますが、傷が痛くてドキッとする日が月に数回はあります。
いろいろと不安になる夜だってあります。
それでもいいんです。

それ以上に、私を待っている人のために、前に進みたいから。

行動あるのみだよ!と勇気をもらいました。
亜耶子さん、ありがとうございました。
またお会いしましょう🎵
(楽しくてうっかり写真撮り忘れた~~~)

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