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ソレ、実は『病気』なんです【ただの”居眠り”だと思ったら『ナルコレプシー』という病気だった件】

皆さんは、睡眠障害と言えば何を思い浮かべるでしょうか?

『不眠症』を真っ先に思い浮かべる方が多いのでは?

確かに【睡眠障害=不眠症】というのはメジャーですね。


実は、眠り過ぎる事…

つまり『過眠症』も睡眠障害の一つなんですよ!

一般的に「眠り過ぎる」という事は、

「眠れない」という不眠症に比べて

ソレが病気であるという意識が乏しいと思われます…。

過眠症で苦しんでいる人は、不眠症で苦しんでいる人と比べて

おそらく人数は少ないでしょう。


しかし、その苦しみは不眠症の苦しみと同じか、もしくはそれ以上。


「居眠りするなんて、睡眠不足なんじゃないのか?生活がだらしないから…」
「会議や授業がつまらないから、眠いんじゃない?よくある話だよね~。」
「こんな時に寝てしまうなんて、たるんどる!気合が足りんからだ!」
「怠けたいから眠いんでしょ?」


…そういう声が、過眠症に対して

「怠け者」「睡眠不足」「やる気ゼロ」と言った

偏見に満ちたレッテルを貼りつける。

全て病気の症状であり、ソレは誤解だと言うのに…。

周囲の人間からの理解は、まるで皆無。


実は、私は数年前に

その『過眠症』で苦しんだ患者の一人なんです。


これから書く事は、

一人の『過眠症』患者のリアルな体験談

コレを読んだ事をキッカケに、貴方の中にある

過眠症に対するマイナスな見方が、

少しでも良い方向に変わったら嬉しいです。

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【もずくのnoteについて】

・このnoteでは、私のブログ《もずくの徒然漂流記》では

記事として公開できない事を多数記載しています。

病気や薬、個人的事情など、デリケートな内容を多数含みます。

ご了承ください。

・ブログの運営コンセプトと同様、

『1ミリでも誰かの役に立つ情報の発信』を念頭に置いて

記事を書いています。

noteの有料部分を読んで「読んで損した!」という事が無い内容です。

・このnoteは適宜、加筆修正を行う場合があります。

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1.全ての始まりは大学生時代

1‐1:授業中の《居眠り常習犯》

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私は大学時代、授業中に居眠りをする事がとても多かったんです。


特に、教壇に立って授業をしている教員にとっては

こうも堂々と授業中に居眠りされたのでは

たまったもんじゃないワケで…

教員の目からしたら、私は

さぞかし不真面目な学生に見えたでしょうね…。


しかし私自身としては、

授業にやる気がなかったワケではなくて。

むしろ、初めから終わりまでキチンと起きて

授業を最後まで聞きたかった”勉強ガチ勢”。

(昔から”クソマジメ系”の人間なので)

なのに、ソレが難しかった。


私を襲ったこの”異常な眠気”は、

ただの睡眠不足による眠気とはまるで違っていたんです 。

この強く異常な眠気は、

まるで本人の意思とは関係なく襲ってくる。

時と場所を選ばず、抗えない眠りへ引きずり込んでいく…。

まるで『鬼●の刃』下弦の壱・厭夢の血鬼術みたいに。

まさに《強制昏倒睡眠》という言葉がピッタリ。


私が眠りに落ちる様子を間近で見た友人は、

「まるで気絶するかのように眠っていくよね…大丈夫?」

と話していました。

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