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心の拠りどころの1つに

あけましておめでとうございます🎍🎍

もやもやこどもの隠れ家の宮本です。
旧年中にお世話になった方、ありがとうございました。
また、これからお世話になる皆さまも、今年もどうぞよろしくお願いいたします。

こちらのnoteを読んでくださっている方の中には、普段子ども・若者と関わる活動をされている方が多いかもしれませんが、昨年は、新型コロナウイルス感染症の流行により、活動できない・活動のあり方を大きく変える必要が出てくるなど、活動継続に苦慮された1年だったと思います。

また、お一人お一人が、普段の暮らしの中で窮屈さや不安、孤独感を時折感じ、しんどい日も多かったという方も多いのではないかなと思います。
大変な1年を過ごされたと思いますが、無事に新年を迎えられたこと、お慶び申し上げます。

私たち「もやもやこどもの隠れ家」においても、対面での催しは行わないこととし、オンラインでの活動方法を模索しましたが、
オンラインでどうやったら子どもと繋がれるのかのわからなさに加え、私自身、感染症対策をしながら生活する中で、気持ちが沈んだりしたこともあり、なかなか活動を前に進められなかったなと感じています。

 そんな無力感も感じながら迎えた年の瀬でしたが、ゆっくり自分の気持ちと向き合う時間が取れ、私の想いを再度アップデートできました。団体としての考えではなく私個人の想いではありますが、気持ちが温かい内に書き記しておこうと思います。

しんどい環境にある子の心の拠りどころの1つでありたい

というのが私が気付いた想いです。

家庭や学校などの居場所で日常的にストレスや傷付きを受けている人は、ただでさえ辛い経験をしているのに、そのストレスや傷を安心して吐き出せる場所の選択肢が人より少ないという点で、しんどさに繋がりやすいと思います。

また、子どもは大人に比べて行動の制約が大きく、自由に好きなところに行ったり、好きなものを買ったりして、気分を晴らすことが難しいのも、しんどさを深めているのかなと思います。

誰かの言動で傷ついた時、ただ話を聞いて気持ちを受けとめてくれる人・客観的な目で見て、それはあなただけが悪いんじゃないよ、と指摘してくれる人がいるだけで、気持ちが少し楽になることを、これまで何度も体感しました。

逆に、一人で抱え込んでいた頃、たとえ1つひとつの傷付きを我慢したりスルーしたりできても、何度も辛い経験を繰り返す内に、気付かぬ内にしんどさが蓄積してしまうことも感じてきました。

私には、どんな人にも、回復に大きな負担のかかる傷付きを経験してほしくないという気持ちがあります。
そのために、微力かもしれませんが、私がやりたいことは、心の拠りどころが無かったり少なかったりして、しんどさが深まりやすい状況のある子にとって、何でも安心して話せる場を築き、その子の心の拠りどころの1つとなることだと思います。

○家族に怒られたこと、友達にされたひどいこと。自分が悪かったんだと自分を責めてしまって、でも、あれ?ちょっと理不尽じゃない?と思ったこと。
○最近あった嬉しいこと。
○好きなもの・嫌いなもののこと。
○その子の性格のこと。
○何か大事なことを家族や友だちに伝えたり、誰かに助けを求めたりして、その子が問題解決向けて行動を起こそうとする時、緊張した気持ちや、心無い返事が返ってきて傷付いた気持ち。

そんなことを話してもらえて、一緒に共有できるような、深い安心感のある関係性を築きたいです。

コロナ渦は、例年に増して心の拠りどころと繋がりにくく、しんどさが深まり、回復に大きな負担のかかる傷になってしまいやすい状況だと思います。少しでも早く、しんどい環境にある子にとっての1つの心の拠りどころとなれるように、活動を前に進めていけたら良いなと思います。

一緒に活動している他のメンバーがコロナ渦で感じたことや今感じている願いもこれから共有してもらい、それぞれのメンバーの想いを実現できる、豊かな活動にしていけたら良いなと思います^^

2021年がよい1年になりますように🌼

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