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とある宗教2世から皆様に


はじめまして。


これから連載予定なので
現在の自分のスタンスをできるだけ手短に。



私はいわゆる『宗教2世』として育ち、一定期間をある組織の中で過ごしました。


そこから自らの意思でフェードアウトし、気楽なシングルライフを満喫するいまがあります。

しかし過去には

鞭による虐待
過度な同調圧力
極端な教義の押しつけ

などを経験しました。


家庭や偏狭なコミュニティーが世界のすべてに思え、どこに行けども窮屈でなぜか不意に涙がこぼれた子供時代。


そんなあの頃に没頭できたのが

漫画であり
小説であり
映画だったのです。


創作は押しつけない。何を感じ、何を思うのかは個人の自由。感想は人の数だけある。

そんな当たり前の事にどれだけ癒やされていたか。

なにかに没頭している時間

その時だけはありのままの自分でいられる。そんな気がして。


晴れて無宗教になったいま。
それでも私は創作に惹かれます。


見慣れた景色でなく想像を超えた場所を
フラストレーションの解明と開放を
そして、複雑な社会の実相を探して。


宗教2世問題の多くは、その他の様々な社会問題と根の部分で繋がっています。


そしてそれらは、あらゆる人が抱える
生きづらさ
とも無関係ではないはずです。


アンタッチャブルな話題ともされてきた宗教の話題が「2世」である「彼」の凶行で取り沙汰されたのは皮肉というべきかなんというか。


真理』を振りかざして人を束縛したり傷つけることがあってはならない。

いまはただただそう思います。


こんな自分にも、フィクションを通してなら宗教2世の問題を、ひいては社会について思考し続けられるのではなかろうか。


といったわけで、書く気になったのです。
飽き性なので続くか知らんけど。


あともう一点、伝えておきたいこと。


それはかつてブログなどで発信をしてくれていた方たちのこと。

声をあげることすらままならないブラックボックス化した組織の中で窒息しそうだった私たちに貴重な情報をリスク覚悟で届けてくれた彼ら彼女たちのことです。

顔も存ぜぬそれら先人たちの経験やウィットに富んだツッコミ・悪態は自分にとって大いに参考となり、まるで進路の先生、保健室の先生のようでした。


この場にて、感謝を。


上記の書き殴りを現段階のスタンスとして残しておきます。
だけどまだ要領を得ない部分ばかり。


当方ただのオタクで、「無学な普通の人」につきあしからず。


次はある邦画を取り上げる予定。


モチベになるので記事は拡散などしていただけると嬉しいです。
ご意見・ご感想もお待ちしてます。


ではまた。






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