ジュブナイル映画の金字塔!!『スタンド・バイ・ミー』
10/12(土)、ついに、パルシネマ×映画チア部のオールナイトイベント『パルシネマ発、世界冒険ツアー』が開催!!
今回は、このイベントに合わせ、上映作品のひとつ『スタンド・バイ・ミー』をご紹介!!
この記事を読んで、興味を持った方は、是非、オールナイトに参加してみては?
あらすじ
出典:https://movies.yahoo.co.jp/movie/11893/photo/?page=7
舞台は1950年代末、オレゴン州の小さな町キャッスルロック。死体があると聞き、長い旅へ出た4人の少年たちの、ひと夏の思い出を描くノスタルジック冒険映画。
ジュブナイル映画の原点
出典:https://movies.yahoo.co.jp/movie/11893/photo/?page=3
Netflixオリジナルドラマ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』などのヒットや、ピエロと少年たちの戦いを描いた2部作『IT』の公開などで、近年、めざましい再ブームが起きたジュブナイル映画。(注:今回は、少年たちが力を合わせて、冒険する映画のことを指す。)
『スタンド・バイ・ミー』は、そんな作品群の原点ともいわれるジュブナイル映画の金字塔ともいえ、1982年に公開された『E.T.』と共に、数多くの作品に影響を与えています。
アメリカでは、2011年に公開された J・J・エイブラムス監督の『SUPER8/スーパーエイト』、日本では、『ALWAYS 三丁目の夕日』や『永遠のゼロ』といった話題作を手掛けている山崎貴監督のデビュー作で、2000年に公開された『ジュブナイル』などなど、挙げだせば、キリがないほどにたくさんの作品が、本作の影響を受けていると言えるのです。
女性版『スタンド・バイ・ミー』
出典:https://eiga.com/movie/46870/photo/
また、そんな作品群の中には、少女たちを主人公にした派生的な作品もあります。それが、デミムーアさんが製作・主演を果たした『Dear フレンズ』。
本作は、久しぶりに集まった幼少期の親友たちが過去を回想しながら、当時の冒険を思いだす隠れたジュブナイル映画の傑作。
現在、日本ではDVDやBlu-rayといったソフト化がされておらず、ビデオ版のみで廃盤となってしまいましたが、大ヒット韓国映画『サニー 永遠の仲間たち』にも通ずるような物語は、ぜひ、今だからこそ、再評価されてほしいと願っています。
キャストのその後
2011年、本作の製作25周年を記念した特別版のソフトでは、特典映像として、数十年後のキャストが再会する映像が収録。本編でも、大人と少年時代との対比が印象的だっただけに、現実世界での、もう一つの『スタンド・バイ・ミー』をみているような感覚に……。
また、『スタンド・バイ・ミー』で不良グループのリーダーを演じたキーファー・サザーランドさんは、後にドラマ『24』の主演俳優として有名になりました。現在では、こちらのイメージの方が強いので、改めて本作を観ると、驚かれる方も多いのかも……。
昨今のニュースでは、本作で主人公の親友・クリス役を演じたリヴァー・フェニックスさんの弟・ホアキン・フェニックスさんが子供を「リヴァー」と名付けたエピソードも。
23歳という若さで惜しくも亡くなってしまったリヴァー・フェニックスさんですが、その魂は現在でも、様々な人に影響を与え、形を変えて生き続けているのかもしれません。
さて、いかがだったでしょうか。
ジュブナイル映画の金字塔『スタンド・バイ・ミー』
本作は、10/12(土)『パルシネマ発、世界冒険ツアー』にて上映!!
映画館で観ると、少年たちのノスタルジックな冒険に胸を打たれること間違いなし!!
ぜひ、お時間のある方は、こちらのイベントにも参加してみてください!!
執筆:映画チア部 神戸本部 大矢 哲紀
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