プロジェクトの実行計画、立ててますか?
今期の目標は○○
と決まったときに、
どうやって、それを達成するか、見通しを立ててますか?
なんとなく、
・ がんばるぞ~!
・ 大変だなぁ
という感覚的な捉え方で、終わってることが多い
このままでは、1か月後レビューしてみると
全然進んでない!?
ってことも、よく起きます
でも、それって、1か月前に予想できたことでは…
と思うと、とっても残念な展開に思えて、仕方ないのです
タスクの大項目、中項目、小項目
大きな目標をいきなり達成しようとすると、途中で息切れしてしまう
一人でできないことも、チームなら、なんとかなるのに、
まじめな人ほど、個人で抱え込んでしまう
全体像を見据えながら、必要なタスクを洗い出す
やればできるレベルにブレークダウンするのが第一段階
とはいえ、あまり細かく分解しすぎると、
気が遠くなって、頓挫するので、ほどほどに
上司が気に掛けるのは、大項目、中項目くらいまで、
小項目は部下に任せる、くらいの割り切り
任せるときは、方向性だけ話し合って、レビュー・相談のタイミングを決めておく
大項目で、全体を網羅できているかチェック!
タスク分解で一番重要なのは、大項目
そもそも、大項目に、必要なタスクがリストアップされていなければ
その先は、やっても意味がない
ここは、上司がしっかりチェックしてあげてください
意外に、認識がズレていることがある
部下は、自分の担当ばかりに気を取られて
全体が見えていないことが多い
無意識に避けている、余裕がない、という状況もよくある
まずは30点でいいので、リストアップして、
数人で気楽に意見交換、
積み石的にアイデアを出すのがいいかもです
大項目で全体を網羅できているか? ここは上司の責任です
小項目は、1日(or 2時間)で終わるレベルで
小項目は、やればできる感じで、具体的に書くのが理想
大項目、中項目は、どうしても抽象度高めになるので、
小項目は、グッと具体的にします
判断ポイントは、後で振り返りするときに、
出来たか、出来なかったか、ではなく、
やったか、やらなかったか、のレベルでチェックできること
1か月くらいのプロジェクト計画であれば、
小項目の実行時間は長くても1日単位
1週間や1日の計画であれば、
小項目は長くて、2時間以内に
分解しましょう
これで、やったか、やらなかったか、
客観的に振り返りできる準備が整います
実行時間を見積もる、習慣化
実行時間を見積もる、と言ったときに、
・ ムリです
・ やってみないと、わかりません
という人が一定数、いらっしゃいます
でも、それは仕事放棄と同じ
仕事なら、計画段階で時間の見積もりが必須
最初は、精度が低くても、構いません
重要なのは、時間を見積もるのが、当たり前、という感覚
時間見積りの習慣化が、超重要
見積もれば、振り返りができる
計画(仮説)→ 実行 → 振り返り(やった、やらなかった、のチェック)
計画通りやったのに、目標達成できなかったとしたら、
計画に何か問題があったということ
やったことは認めて、ほめて、頭を一旦切り替えてから、
計画の修正を考えましょう
これを、繰り返していけば、
誰でも、計画の精度は上がっていきます
あとは、やるか、やらないか、の問題
まあ、そういっている私も、
本来は、計画するのがイヤなので(気分が乗らない)、
お仕事と、思ってやり切るしかないですねw
何か月も進まないプロジェクト
もしかして、去年から進んでないプロジェクト
とか、あれば、
一度、やり方を見直してみる時期かもしれません
実行計画の前に、戦略、全体設計が重要
こちらも参考になれば、嬉しいです!
この記事を書いたのは、
収益の柱を増やす「未来実現パートナー」 川原茂樹
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