理系のおとうさんも、役に立つのだ!? ~答えのない問題への向き合い方~
「ネックレスがもつれた」と娘
かなり細いチェーン状のネックレスと格闘しています。
「こういうの、おとうさんが得意かもよ」と妻
緊急指令、発動です!
呼ばれたら、やるしかない!?
急遽、おとうさんの出番がやってきました!
理系思考の第一歩は、現状分析
こう見えても(どう見えてるんだ!?)、工学部出身です。
答えの無い問題を深堀して、考える。
ゼロからイチを作り出すのが、私の得意技です。
(そんなに意気込むことではないのですが。。。ネタとしてw)
問題解決は、まず現状分析から。
何が起きているのか、現状を把握することが重要です。
頑張る気持ちはあっても、見えないものは仕方ない
「では」と、もつれたネックレスを受け取ったものの、かなり細く、もつれているコブ自体が肉眼で判別できるギリギリのレベル。細部は全然見えません!
どうなっているんだ?
と、ちょっと焦りも出てきます。
解決した状態をイメージする、妄想力
少し、指でつついてみまましたが、まったくほどける気がしません。
そもそも、コブになっているので、両方から引っ張ることは逆効果。
両側から、コブに向かって押し込む力が必要です。
しかし、どうやって?
可能性として閃いたのは、重力を使う方法!
コブの一部を固定して、ネックレスをぶらぶらさせる
ヒモがからまったとき、コブの一部をもって振る感じです
うまく支点をつくれれば、コブが開く方向に力をかけることができそうです。
見えなくても、妄想はできる。イメージが膨らみます!
人間は道具を使うのだ!
小さいコブの一部を固定するには、道具が必要。
「ピンセットある?」と妻に聞くものの、私の知らない工具があるハズもなく。
(半田ごても、ピンセットも、はるか昔の実家に置いてきた)
ピンセット代わりに、縫い針をリクエスト!
(妻の裁縫セットをお借りしました)
ほとんど見えないコブに針を差し込み、重力で引っ張る!
よく考えたら、重力を使わなくても、水平方向に針2本で引っ張った方が、安定してテンション(応力)をかけることができそうです。
適当に針を2本差し込んで、ゆっくりと、引っ張ってみる。
ホジホジ、何度も方向を変えながら、力加減を調節。
何度かやっていると、少しコブが開いてきた感じ。
肉眼ではよく見えないので、スマホカメラで確認
そのときの写真がこれです(↓)
ここまで来れば、もう終わりが見えてきたようなもの。
徐々にリング状の輪を広げ、指が入る大きさになったら、
最後は指を入れて解く。
みごと、コブが解けました!
どうだ! 見たか、父の実力を!!
久々に娘から「ありがとう!」と言われて、照れてます。
たまにはね。役に立つときもあるのだよ。
理系の妄想力、構想力、問題解決力が活きました。
たわいもない話を、こんなに大げさに書いてしまって大丈夫でしょうか?
ここまで、読んでいただき、ありがとうございました。
全国の理系パパの活力になれば、嬉しいです!
この記事を書いたのは、
もうそうビズ企画 代表 川原茂樹
https://mousoubiz.com/
https://twitter.com/mousoubiz
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