
地方にはクリエイティブ力が必要!
こんにちは!
今回は、「地方にクリエイティブ力が必要な理由」についてお話しします。
クリエイティブディレクターの田中淳一氏はこう指摘しています。
食べてみなければわからない、使わなければわからない、来てもらえなければ好きになれない、では届かない人が多数いるということ。闘わずして可能性を自ら放棄している状態。 結果的にものすごく損をしていることを、もっと敏感に意識してほしいのです。 食べる前に、使う前に、来てもらう前に、とっくに勝負は始まっているのだと……。
いいものをつくりさえすれば売れる時代はとっくに終わっているということ。そして、いい伝え方をしないと生活者には届かない時代がとっくに始まっているということ。日本を代表する企業も地域のものづくりの現場も、この状況は同じです。
多くの経営者は「食べてみればわかる」「使ってみればわかる」といった姿勢です。
PRをしないまま、世の中に自社の製品を届けることを諦めてしまっているのです。
これはとてももったいないことで、チャンスロスしていることになります。
昨今では、世の中の情報発信ツールはSNSや動画配信がメインとなりました。
そのため地方の中小企業でも、商品を知ってもらえるチャンスがあります。
YouTubeやInstagramなどで話題になれば、世界にマーケットを広げることができるのです。
情報発信のやり方にも工夫を重ねる必要があります。SNSだけでなくメディア連鎖の法則を活用することで、認知が高まります。
地方の企業はものづくりだけで、完結するだけではもったいないです。
ユーザーに商品の情報を届けるためには、クリエイティブやマーケティングの力を活用するべきです。
その際には、クリエイティブ・ディレクターのノウハウを使うと適切なコンセプトやメッセージ開発ができるようになります。
田中淳一氏はこうも述べています。
リサーチと共に大事なのがコンセプト開発です。 コンセプト開発はものがたりをつくるために最重要作業と言っても過言ではありません。コンセプトさえしっかりと設定できれば、クリエイティブワークはおおかた完了したも同然です。
ものがたりを作る時は3つのリサーチ「①商品のリサーチ」「②想いのリサーチ」「③生活者のリサーチ」を実践していると田中淳一氏は言います。
しかし、コンセプトができただけではダメです。ワクワクするストーリーを作り、アウトプットしなければ、ユーザーに地方の魅力は伝わりません。
そのためには、以下の3つの事柄を意識するようにしましょう。
①依頼された事案における課題の発見
②課題を解決するためのアイデアの開発
③アイデアのアウトプットのクオリティ管理
そうすることで、ユーザーに情報が届くようになります。
クライアントのものづくりを続けてきた想いにフォーカスしていくことで、ユーザーとの接点が見つかるようになります。適切なコンセプトやメッセージが開発できるようになるでしょう。
地方には、自然、伝統、歴史、文化、ものづくり、人の営みなどの資産があり、そのどれもが大きな可能性を秘めています。
足りないのは伝え方で、適切な情報発信が加えられれば、地方の可能性が広がります。
地域産品を売ること、観光、移住定住など含め、これからの地域経済を動かすためには、情報発信とクリエイティブの力を高めることが欠かせません。
◆アイデアのアウトプットのクオリティを高められるプログラム: 『モウトレ』
モウトレとは?
全ての前提条件や思考の壁を取り払い、自由な発想をする「妄想」を活用したワークショップ型のトレーニングプログラムのこと。「これを発言したら、バカにされるかもしれない」「自分にとって不利益になる発言は避けたい」という意識を取り除き、心理的安全性の高い環境で本質的なアイデア出しを実現します。
心理的安全性とは、組織の中で自分の考えや気持ちを誰に対してでも安心して発言できる状態です。
アイデアを否定されることがないので、たくさんのアイデアを生み出すトレーニングができますよ!
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【問い合わせ先】
株式会社要 MouMa事業部
メールアドレス:mouma_support@kanamekey.com
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