見出し画像

【ジェンダー教育】決めつけてない?子どもの個性

男の子なのにピンク?
え、女の子なのに黒?

無意識に「男と女」の当たり前を決める。
大人も子どももそんなことがある。

でもそれって偏見でもある。

最近になって色んなところで言われる
「ジェンダー問題」


性別による違いは、
私たちが考えるほど大きいものなのか。

ここを子どもと考えたい。
いわゆる「ジェンダー教育」

ジェンダー教育は、
単に男女の違いを認識するだけでなく、
性別に対する固定観念を超えて、
子どもたちが自分自身を自由に表現できるよう
支援すること
を目指します。

子育てにおけるジェンダー教育の重要性を探り、
ジェンダーに関する間違った価値観を
子どもたちに植え付けない方法を
一緒に考えていきましょう。


ジェンダー教育とは何か?

子どもたちが健やかに成長するために、
私たち大人ができることは何か。

「教育」はその中でも重要な役割を果たしますが、
近年注目されているのが「ジェンダー教育」。

では、そもそもジェンダー教育とは何なのか?

ジェンダー教育とは、
単に「男の子」と「女の子」の違いを
認識することではありません

性別による役割や期待に縛られず、一人ひとりが
その個性を存分に発揮できる社会を目指す教育
です。

子どもたちが自分自身や他人を「性別」で判断せず、
互いの多様性を尊重し合うこと。
これがジェンダー教育の根底に流れる思想。

大人として、私たちが意識すべきは、
子どもたちの無限の可能性を
「男の子だから」「女の子だから」
という枠に閉じ込めないこと。

日常の小さな言動が、
子どもの価値観形成に大きな影響を与えます。

一緒にジェンダーに対する新たな理解を深め、
子育てのあり方を考え直してみましょう。


色の固定観念

「ピンクは女の子の色、青は男の子の色」

このような言葉を聞いたことがありませんか?

このような色に関する固定観念は、
子どもたちの自由な表現を制限してしまう
可能性があると考えています。

「色」は、
豊かな感情や創造性を表現する素晴らしい手段。

しかし、性別によって色を限定してしまうと、
子どもたちは自分が本当に好きな色を選ぶ自由を
奪われてしまいます。

例えば、ピンクを愛する男の子や、
青が好きな女の子は、自分の好みを
隠さなければならないかもしれません。

子どもたちには、
色の選択においても自由を与えることが重要です。

自分の好きな色を自由に選ぶことができれば、
自己表現の幅が広がり、創造性や個性が育まれます。

また、色の選択に性別の枠を設けないことで、
子どもたちは多様性を受け入れ、
柔軟な思考を身につけることに繋がります。


おもちゃは性別を問わない

「男の子はロボットや車遊び」
「女の子は人形やおままごと」

このようなおもちゃの性別による分類は、
まだ多くの家庭や社会で見られます。

もちろん、本人が選んで楽しむ分には
何も問題はありません。

子どもが本当に関心を持っている
ということが大事。

おもちゃを選ぶ自由は、
彼らの発達にとっても大きく関わっています。

おもちゃは、子どもたちが世界を理解し、
社会性や創造力を育むための重要なツール。

例えば、人形遊びは共感力やケアする能力。
建設おもちゃは問題解決能力や空間認識能力
を育む。

これらの能力は性別に関係なく、
すべての子どもにとって価値があります。

子どもたちが自分の興味や好奇心に従って
様々なおもちゃで遊ぶのを進めるのは、
ジェンダーの固定観念に縛られない
豊かな発達にも繋がる。

また、多様なおもちゃで遊ぶことで、
子どもたちは様々な視点やスキルを学び、
将来的に多様な選択肢を持つことができます。

たかがおもちゃ。
されどおもちゃ。

性別ではなく、本人の興味と
そのおもちゃがもたらす力
をメインに
考えていきたいものです。

小さな積み重ねが、固定観念を形成していきます。


行動の固定観念

「男の子は活動的で大胆」
「女の子はおとなしく感受性豊か」

こういう考えも、今も多くの場所で言われています。
しかし、これらの固定観念は
子どもたちの多様な可能性を制限するものです。

「いやいや、実際そうでしょ」という方。

分かります。分かりますよ。

日々
学校現場で子どもたちを見ていても、
男の子の方が活動的な子が多いです。

でも、ここで言いたいのは、
「だからこそ、その固定観念に気をつけたい」
です。


傾向としてはあると思いますが、
決めつけてはいけません。

そもそも、周囲がそういう傾向にあるから
「ジェンダー問題」が生まれています。

性別に基づく期待は、
子どもたちの自己表現や個性の発展を妨げ、
彼らが自分らしく成長する機会を奪います

活動的でリーダーシップを発揮する女の子や、
芸術的で感受性の強い男の子もいます。

親として重要なのは、
子どもたちの個性を認め、
それぞれの特性を育むこと
です。

活動的な女の子にはスポーツや冒険を、
感受性豊かな男の子には
芸術や創造的な活動を推奨するなど、
子どもの興味や能力に合わせてサポートすることが大切。

また、子どもたちに様々な経験をさせることで、
彼らは柔軟な思考を身に付け、
将来的に性別にとらわれない選択をすることができます。


最後に

子どもたちが性別による固定観念から自由になることで、
彼らは自分自身をより深く理解し、
多様な可能性を探求できる。

子育てにおいて重要なのは、
子どもたちが自分らしい個性と能力を発揮できる
”環境”を整えること
です。

色の選択、おもちゃ、行動様式において
性別の枠を超えた支援をすることで、
子どもたちに本当の意味での自由を与えられる。

私たち大人がジェンダーの固定観念を超えることにより、
子どもたちは自分の個性を大切にし、
互いの違いを尊重することを学びます。

結局は親から。
身近にいる大人から。

周囲の環境がジェンダーについて正しく理解し
行動できていると子どもも同じように育つ。

その意識を持って
僕も日々の言動に気をつけていきたいです。

みなさんも、ぜひ一度、
振り返ってみてくださいね。


最後まで読んでいただき
ありがとうございました!

【スキ】を押していただけると
励みになります!

それではまた、
次回の投稿でお会いしましょう!


参考


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?