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文学フリマ大阪11に出店いたしました

本村トマソンです。
文学フリマ大阪11に出店いたしました。

本村トマソンのブースにお越しくださったみなさま、ご購入くださったみなさま  本当にありがとうございます。
とてもとても嬉しいです。

今回の文フリ出店は、いつもと様子が違いました。
今までに何度か、本村トマソンのブースに訪れたことのある人は思ったかと思いますが、
今回の本村トマソンは、はしゃいでいました。


何故かというと、初めて、合同誌を出したからです!!!
(合同誌というのは、誰かと一緒に作った本のこと。(多分))

そして、合同誌を一緒に作った喜多純さんと、隣接配置での出店だったからです!!!
(隣接配置とは、特定の人とブースを並べて出店したい時に使用する文フリのシステムのこと)

当日は二人で白衣を着て並んで座り、

「あれですね・・・文フリって魅力的な人が多いですよね・・・。」
「ね・・・。なんででしょうね・・」

とか、

「なんか・・・白衣着て座ってたら・・教授の手伝いさせられてる助手みたいに見えませんか・・・。」
「・・・たしかに・・・。」
「・・・・・見えてたらいいな・・・。」
とかを、ぼそぼそ喋っていました。


お揃いの名札も購入し、光らせながら座っていました。

喜多さんが見つけてくださった品物。
結構目立っていたみたいで、反応してくれた方がたくさんいました!


そして、今回は私の家族が初めて様子を見にきてくれました!!!笑
ありがたいですね。

ブースの向こう側に家族が立っているのは、なんか面白かったです。

最初は母と祖母が来てくれて、新刊などを買ってくれたり、喜多さんに挨拶とかをしていました。

姉も来てくれて、「なんかお笑いの評論みたいなん書いてる人おったから、それ買ってくるわ」などと言っていました。

姉は帰って18時まで、母は帰って19時まで爆睡したそうです。



ブースの外に出るときは、白衣を脱いで出ていたのですが、
終了前15分くらいで急いで本を買いに出たとき、白衣を着たまま出てしまい、小走りで目当ての本を探している間、こちらを振り返って見る方などおられ、
なんだか大学の学祭を思い出しました。
みんなで衣装を合わせているから、少し違和感のある服を着ているんだけれども、そこから一人で買い出しに出かけて行くときの、あの空気!

あの、恥ずかしさと、誇らしさが、ちょっとずつだけ入っている、、あの感じ!!!
思い出して、楽しい気持ちになりました!!!


ただその後、白衣を見て「すごい!!!」と言ってくださった方に、茶目っけのつもりで、メガネをくいっとする仕草をしたのですが、反応がなく、あれっと思って、もう一度しっかりめに、くいっ、と上げたのですが、何の反応もなかったところを見て、やっと、困惑させてしまっているんだ。と気づき、さきほどの楽しい気持ちは見事に消えてなくなりました。

二回目のくいっ、の部分が特に最悪でした。


そんな気持ちになったりしながらも、なぜ、我々が白衣を着ていたのかというと、
合同誌のテーマが「実験」だからです!

「喜多純と本村トマソンのたのしい小説実験室
◆喜怒哀楽を書いてみよう」

これです。

究極の喜怒哀楽を文章にしたら、どのような表現になるんだろうか。という疑問から、このようなテーマで書こうということになりました。

表紙と裏表紙のイラストは私が、デザインは喜多さんが担当してくださりました。
(色味調整や、教科書みたいな見た目にするため、つるつる加工をするなど、全て考えてくださった)
すでに感想をツイートしてくださる方もおり、大変嬉しく、噛み締めながら眺めております。ありがとうございます。


企画を練っている段階から二人とも、「あ〜それ早く読みて〜〜〜」「なんでまだこの世にないんだ・・・」などぼやいていました。

その本が、ようやく完成し、大阪文フリで販売することができて、大変に嬉しく思っております。

まだ残り8部ほどありますので、次の東京文フリに持っていこうと思っています。
あとは頑張れたら新しい小説とか持って行きたいな・・・
もっと頑張れたらあれも作りたいな・・・・・・


それでは11月の文フリでお会いしましょう!

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