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子育ての大誤解。親が子供にしてやれる唯一無二で最高の贈り物

今回リクエストや質問を頂いた中で特に多かった項目5つを記事にさせて頂きます。5回に分けて記事を綴っているのでよろしければ1回目の下記の記事より順にお読み下さい。


今回の記事は下記の毎回ご質問いただく項目に触れさせて頂きます。
・子育てをする上で1番大切にしていることは何ですか?
・子育てを何故そんなに楽しめるのですか?
・家庭の教育方針

子育て神話

世間でまことしやかにささやかれる言説。親の育て方が子どもの人生を決めるという考え方。子育て神話によれば、子どもに文化や知識を伝えるのも、将来、社会で一人前の大人として認められるよう準備を整えさせるのも、すべて親の役目となる。だから親は必死で「よい親」になろうとする。その心理的負担はとても大きい。

旅行に行ったりキャンプをしたりと、家族サービスに精を出した人もいれば、子どもと過ごす時間が十分に取れず、子どもによい経験をさせられなかったと考えている人もいるかもしれない。だが、過度の心配はご無用だ

親が子供にできることは、本当に少ない

子どもの性格の約50%が遺伝子に作用によって決まると言われており、半分は子どもの置かれる環境で決まると言われています。そして、親が子どもに影響できるのは6〜8%と言われています。

そう、親が子供にできることは、本当に少ないのが事実です。

親は、子供に対し、心理コントロールをせず、良い人間関係が育める環境に子どもを入れることが需要であり、逆を返せばそのくらいしかできることはないということになります。

と考えると、親ができることは自分自身の学びを深め、そんな環境を選択できるだけの知識と経済力を得ることに対し親が貪欲に注力すべきポイントです。

周りにいませんか?子供に「勉強しなさい!」「本読みなさい!」「この学校に合格しなさい!」「こんな会社で働きなさい!」って言ってる親に最近面白かった本や学んだ事を聞くと全然回答出来ないパターンの人。私は物凄く多いと感じています。

英才教育よりも、早期教育よりも、まずは親が勉強し学び、必要な環境を選択できる選択幅を持つことの方が子供を伸ばす上で重要ということです。

好きなこと、得意なこと、やりたいこと。

好きなこと、得意なこと、やりたいこと、この違いを整理するのってとても難しいことです。本格的に自己理解の勉強を始めるまで全く分からない大人が大半です。これを知らず社会人になり人は心底悩むのです。

ですが、この違さえ分かればこれから自分がどうやって生きて行くかが明確に見えてきます。好きなこと・得意なこと・やりたいこと、という3つの言葉の違いについて考えてみて下さい。

好きなこと(情熱)とは、その行為自体に価値を感じる・没頭する・熱中する・夢中になる・自分の絶対的な感覚。

得意なこと(才能)とは、苦なくできる・人より上手くできる・スイスイできる・自然とできる・他人との比較で気付く。

やりたいこととは、好きなことを得意なやり方で実現すること。

今自分がやろうとしていることはどこに属しているのか考えてみて下さい。私たち夫婦は得意なことで人生を生きてきました。それに気づいたきっかけは息子です。ここを綴ると長文になり今回の趣旨から脱線するので今回は割愛します(笑)

自分の好きを選択出来る力

簡単そうに聞こえますが、好きを選択できる力を持っている人はこの世に多くはありません。人は外的な高評価に依存し信用を担保しようと努力をしているのです。産まれてまずは、両親から。そして学校に属しその評価の上で生きていく方法を心底叩き込まれます。そして社会人になりどっぷり外的評価の中に沈んでいくのです。そうやって私たちは得意という項目で物事を選択するようになります。つまり、人類は自分がコントロール出来ない不安と恐怖の世界観に生きているのです。

息子には、私達親の目を気にして、他人の評価を気にして、得意なことを選択し生きては欲しくはないと思っています。彼自身が好きでたまらないことがいっぱい詰まった人生を生きて欲しいです。

彼が自分の人生を選択するときに得意ではなく、自分の好きを自分自身の力で選択できる子に育って欲しい。その為に、私たち親が自由人でなくてはならないと考えます。親が子供にしてやれる唯一の事で最高の贈り物は、自由な人生をいきる姿を子供に見せる事だけです。

家庭の教育方針はただその一点に尽きます。あなたが子育てで大切にしてることは何ですか?是非自問自答して下さい。


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