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まったくもって個人的な2021年お酒の10大ニュース~2021年お酒のトレンド~

コロナ禍も2年目となり、スポーツや音楽イベントの無観客開催や黙食など、アフターコロナを見据えつつ自粛と経済をどうバランスをとっていくかが重要な1年だったように思えます。

そんな中でも我々はお酒を飲んだ。ということで、もはや第4回目、2021年のまったく持って個人的なお酒の流行ランキングです。

ちなみに過去3年はこちら



※我ながら結構流行の半歩先くらい読んでると思うのだが

10位:成城石井のカクテルがすごい

僕のようなシャバ僧に元来貴族のお召し上がり物を売ってくれる現代の聖域成城石井。

最近、PBアルコールに異常に力を入れていて、特にそのカクテルがまぁ美味しいんですよ。

特にジントニックは是非飲んでいただきたい逸品。ちょっとお洒落なグラスに注げば1000円取れるんじゃないかってほどです。

最近だとASIA’S BEST BAR 50に選出されたシンガポール1位のバー「Jigger & Pony」との共同開発したシンガポールクーラーが異常に美味しかったです。

ライチの味とバラの香りの絶妙なバランスが最高

成城石井以外にもローソンなんかでたまに見かけるので試して頂きたいです。

9位:新政10周年

日本酒界隈は何といっても新政だったように思えました。10周年を記念して各種イベントと記念銘柄が発売され、秋田に新政クラスタの方々が集結したり、大丸東京に深夜から並んだりと話題にこと欠きませんでした。

中でも画太郎先生とのコラボは度肝を抜かれました。

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画太郎先生ありがとう

出典:新政公式サイト

12/24にも豊洲で大規模なイベントが行われる予定です。


8位 チャミスル拡販

昨年の10大ニュースの8位に入れましたが、チャミスルの勢いが留まるところを知りません。

今年早々にセブンイレブンに入ったかと思えば、もうどのコンビニやスーパーでも見かけるようになりました。

※我ながら先見の明が怖い

安い、口当たりがいい、ちょうどいい量ということでそれは流行るのも納得です。

この流れを受けてか、マッコリ缶もコンビニ発売。

どうなるか気になるところです。

7位:個性豊かなクラフトビール

そもそもが個性的なクラフトビールですが、昨今はそれに拍車がかかっております。

WCB(West Coast Brewing)や宇宙ブリューイングはビールとしては高めな値段設定でもありますが大人気。その個性豊かな味わいで人気となっております。

特に宇宙ブリューイングのフルーツ系のビールは人気だったように思えます。

また、WCBのCBD入りビールは僕も飲みましたが、IPAでも独特な風味があり、リラックス効果うんぬんは抜きにしても、非常においしかったです。

最近シルバーの缶にラベルを貼ったタイプが海外とかでも非常に多い



6位:稲とアガベ醸造所設立

これまで土田酒造さんの蔵を借りて日本酒を造っていた人気銘柄稲とアガベが遂に醸造所設立。

これは単に醸造所ができたという話ではありません。現行法では新しく酒造免許がとれない規制を緩和する一手なのです。

今年より輸出用であれば、酒造免許を取得できるように規制が緩和されました。輸出用に米作りからスタートし、同時並行で関係省庁、並びに政治家の方や既存の蔵の方々を話し合い、規制緩和の方向を探っていくとのこと。​

ttps://www.inetoagave.com/

※詳しくは公式HPを

今後が非常に楽しみです。

食用米であるササニシキでお酒を造ったりと面白いお酒

5位:国産ウイスキー依然高騰

昨年は5位に国産クラフトウイスキーの充実を挙げさてもらいましたが、今年はその中でも高騰しているウイスキーがさらに出てきたということ。

厚岸ウイスキーは昨年シングルフルボトルの寒露を発売以降、今年も毎シーズン発売しましたが、どれもプレミア価格。

概ね2倍くらいの価格で転売されてるし、しかも売れてる。

また、サントリーの山崎や白州もそこそこ発売されてはいるものの、即完売。あとはプレミア価格。

まだしばらく国産ウイスキー高騰の波は収まりそうもないです。

新政もそうですが、非常に転売が問題になった年でもあったと思います。

4位:生ジョッキ缶大人気


ビールサーバーで飲むようなきめ細やかな泡が楽しめるビールとして人気を博しました。

コロナによる緊急事態宣言で家飲みが多くなったことも起因していると思います。

現在ではおおむね2週間ごとに発売されております。

カイジよろしく焼き鳥と組み合わせたい


コップとしても有能。(メーカー非推奨)

3位:缶入りワインが増えている

ワインといえばボトル、ももはや古くなってきております。

今やコンビニでお酒コーナーを眺めていると缶のワインが増えています。特に以前はRTDの流れからスパークリングメインだったのですが、今年に入って普通のワインもちらほら見かけます。

この流れを受けてかサントリーもONE WINEという商品を発売。

缶の技術の発達もさることながら、グラスが必要なく、飲み切りサイズでカジュアルに飲めることが人気が出てきている要因かと思います。


2位:低アルコール躍進

コロナ禍における自宅飲みから、より一層健康を意識した微アルコール・低アルコールの需要が高まりました。

ノンアルドリンクは元々微アルコールでした。要は1%未満は税法上はノンアルコールに分類されていたわけです。

しかし、それならば何本も飲んだらそれはノンアルといえるのかという指摘から、完全にアルコール0%のビールなどが主流になりました。

そこでアサヒは一度アルコールのビールを作ってから、アルコールをなくす製法で微アルコールのビアリーを発売、これが人気になりました。

※我が家の定番になった

※サッポロも追随

要は味に主体を置いた税法上ノンアルドリンクということです。

これはコロナにおけるアルコール自粛も拍車をかけたと思います。

それ以外にもハードセルツァーが発売されたりと、度数が低いアルコール飲料の流れは確実に来ていると思います。

1位:緊急事態宣言解除

色々ありましたが、やはりこれを一位にさせてもらいます。

上半期に至っては、実に2/3が都内で緊急事態宣言でした。

飲食店は勿論、卸市場や酒屋さんなど苦しい日々が続きました。

そこからコロナワクチンの接種率の上昇など色々言われておりますが、コロナ患者数は激減。

晴れて緊急事態宣言解除となりました。

無論、ソーシャルディスタンス、うがい手洗いの徹底などコロナ禍であることは大前提ですが、居酒屋で会食を楽しむ姿が見られました。

僕も2年ぶりにバーへ行った。やっぱりバーで飲むお酒は格別だ。

来年も予断はなりませんが、感染拡大を防ぎつつ経済も回していければと思います。

まとめ

今年もとにかくコロナの一年でした。毎日何万人単位での感染者が出ていた夏から現在かなり抑えられている状況。同じ一年とは思えないほど、人の流れは変わりました。

出典:NHK公式HP
出典:NHK公式HP


勿論、油断はなりませんが、日常を取り戻す努力というのも考えつつ来年もお酒を楽しんでいきたいと思います。

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