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バーベキュー上から見るか横から見るか

バーベキューの話以外タイトルに意味などありません。

先日、バーベキューのスタンスに関するツイートがバズってました。

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バーベキューって何となく、みんなでその場と食事を作り上げていくことが楽しいという強迫観念がある。

別に出来上がったのをただただ食べるというのもいいと思うのですが、何かをやらないとちょっと疎外感がある。

その割には、バーベキューって意外と100%知り合いの会って少なくないですか?

結構ラフで色々な人が来る食事会というか、つまり集団として全員が全員を知らない気を遣う状態にもかかわらず、チームワークを求められる食事のため起きる現象かと思うんです。

気にしすぎのようにも考えられますが、結構な共感を呼んでいるのでこの認識をもつ方は多いと思います。

3年間ほどですが、一時期1,2,3月以外毎月バーベキューをやっていた僕からしても分かります。

僕の友人の元カノ(謎に自意識高い)なんか、バーベーキューが終わったあと「もっと動けたはず。」と泣いたらしいですからね!

そこまで?と思いますが、食事に集中できないもやもや感はあるのでしょう。

これを防ぎ、全員参加で楽しいバーベキューにするには、幹事が徹底マネジメントするという方法があります。

要は、事前に本日の献立、時間帯での調理、その為の役割分担です。

ここまで確り前準備すれば、全員が参加できるバーベキューができるでしょう。

まぁ、大体無理なんですけどね!!

先も述べた通り、バーベキューって結構ラフな食事会ですし、そこがいいところでもあります。

少なくとも僕が幹事していた中ですと、ドタ参、ドタキャンはしょっちゅうですし、遅刻なんか発生しなかった試しがありません。

これが発生した時点で、役割分担を組みなおしです。ただのバーベキューでこんなに神経使ったら幹事がカリカリして全体の空気も楽しくなくなりそうなもんです。

あくまで幹事もゆとりを持たねばなりません。

僕がお勧めするのは前準備は確りやる、だけれど当日簡単にできる作業の余地は残す、です。

例えば、野菜。

最初の作業で、時間がかかるであろう火起こし中に、トマトやキュウリ洗って切ってもらうと良いです。

単純なようですが、焼き物ができるまでのおつまみになりますし、口直しにもなります。と言っても食べない人もいるので、1人2切れくらいの少量でも十分だと思います。

バーニャカウダソースなんかあると頼もしいですね。

前提として、作業の時間や程度はあれど、バーベキューという場を作り上げるのに参加するキッカケが大切なのです。

ちなみに火起こしはガッテン流こと西岡流が楽でお勧め。

焼き野菜では玉ねぎが定番ですが、そのまま持っていくと、向いた皮のゴミが出ますし、焦げやすいわりに、火の通りが浅いと辛いという、残る野菜の代表格です。

焦げて食べられない、火の通りが甘いバーベキューって失敗感と誰が食べるかという押し付け感が出るので僕としては一番避けたいです。

そこで、事前に輪切りしたものをレンチンで蒸しときます。完全に火が通った状態でなくてもよいです。生よりはるかにすぐ火が通りますし、火加減も難しくなく誰でもできる作業となるのです。

適当に隙間の時間に誰かにやってもらう料理に最適。

次に肉。

これはもう圧倒的に鶏もも肉です。

中でも、タンドリーチキン風(前日ヨーグルトとカレー粉、塩を揉みこんでつけておいたもの)がお勧め。

そもそも、鶏肉は確り火を通すものなので、普段料理をしてなくても適当にくるくるひっくり返していれば大丈夫です。

また、カレー粉のスパイシーな香りが漂ってくると料理している感が非常にでます。

バーベキューではこの料理している感が重要なのです。言わばただ焼いているだけとはいえ、屋外で誰かとワイワイしながら焼く作業が楽しい雰囲気を演出するのです。

勿論、焼きすぎて固くなるというようながっかり感もなし。スパイスによって暑い日でも、バーベキュー後半でもダレることなく食べることができます。

また、高い食材を買った場合のフォロワーとしてボリュームを確保することもできますので、僕は3種類ほど味を変えて鶏もも肉は漬け込んでおきます。




※スパイス塩系はあらうと便利

焼き鳥串なんかもクルクル楽しくていいと思います。

事前準備に手間はかかりますが、スペアリブもいいですね。僕は圧力鍋で火を通した状態でもっていきます。焦げ目をバーベキューで付ける感じ。

サイズ的にもバーベキューでなければ焼きづらいですし、骨付き肉が野外で食べるのに雰囲気を盛り上げます。これも火が通っているので誰でも焼けて失敗がほとんどありません。何よりスペアリブを皿に盛るとインパクトがあります。


※自分で作れば安いですが、買っても良いかとは思います。


あと定番どころでは、ちょっといいソーセージ。炭水化物ではバゲットもお勧め。

※海外バル系居酒屋で頼んでも高いのでむしろ安いと考えるべし

バーベキューは安いお肉でも楽しいっていうのがいいところですが、僕としては非日常の食事をしたいので、定番であるなら少しいいものかひと手間加えた食材を焼きたいです。

バゲットもパン屋で買うことを推奨します。

海鮮系・ステーキは結構焼き加減が難しいので、わかる人が焼きつつ、上記食材を軸に参加してもらうと全員参加型のバーベキューができると思います。

ちなみに僕の場合、大体お酒飲みすぎて終盤にはポンコツなので、片づけを全員参加でやってくれます。ありがたい。

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