もときりな
シリーズじゃないやつ。主にエッセイ、たまに創作が混ざります。
ほぼほぼ記録用
不動産会社で働いた知識と、4〜5回ほどの実体験の詰め込み場所。思いついたモノがあれば随時更新予定。 情報には新旧ございます、ご承知おきください。
大学時代、喫茶店のアルバイトを「辞めさせられた」話。
メンタルが壊れた。高層ビルが巨大怪獣になぎ倒されるみたいに、派手な壊れかたをした。自覚するかぎり、人生で初めての経験だ。 涙があとからあとから溢れてきて、そのうちどうして泣きはじめたのか分からなくなっても、止まる気配すらない。泣き慣れていないから、過呼吸になるんじゃないかというぐらい何度も何度も大きくしゃくり上げて、安物の手触りの良くないティッシュで目や鼻を擦りまくる(おかげで目や鼻周りがすごく痛い)。 一通り泣き終えたと思うと、いつも通り下らない漫画や動画なんかを
ひさしぶりに、文字と向かう。ここ1か月ほど、文字を読み書きすることが「出来なく」なっていた。これを書いている今もまだ、原因不明の涙をぬぐい、動悸を感じながら、文字を打っては消してを繰り返している。自分の書いた文章でさえ、読み返しても意味が理解できない。伝えたい内容が書かれているのか、筋は通っているのか、今の私には判別がつかない。 こんな状態でもずいぶんとマシになったほうで、もう少し前には、パソコンの前に座ることもチャットの短い文面を作ることすらも出来なかった。文字を打とう
「もときって、アセクシャルなの?」 あるとき友人との会話の流れで、こう聞かれて、私はひどく答えに困った。 決して、「アセクシャル」の意味が分からなかったから、ではない。ただ念のため、以下に言葉の意味を記しておこう。 ついでに言えばこのとき、セクシャルについて問われたことに対する不快感もなかった。それはあくまでも友人と私の関係性があるからこそで、時と場合によっては、驚いたり不快に思うこともあるので、悪しからず。 さて。では一体全体どうして、私が答えに困ったのか。
先日、友人に誘ってもらって、雑誌『IWAKAN Magazine』の個展に遊びに行った。この雑誌については、次を読んでほしい。 私自身、この雑誌の存在を以前から知っていたわけではない。そもそもの誘ってくれた友人が、前日にカフェで偶然知り合って意気投合したばかりという……まぁ要は、個人的にめちゃくちゃ短期間に情報を一気に詰め込まれた個展だったわけだ。 今回の個展は、最新号である『IWAKAN Volume 06 特集 男性制』の発刊に際して開催。なので、最新号のテーマ
自分で言うのもなんだが、私は「協調性が高い」「コミュ力おばけ」だ。とくに高校2年ごろから周りにそう言われ始めて、会社の入社試験で受けた「適正診断」で突出していると数値でも明らかになった。 そして社会人になって以降も、周囲からのその評価が変わったことはない。 だったら私は、さぞ友だちも多くて、たくさんのコミュニティに属しているんだろう……と、多くの人は考えている、と思う。 ところがどっこい、実はそうでもなかったりする。 フラッと1人で居酒屋やバーに立ち寄れば、仲良
先週末の4月21日をもって、心身の回復のために休養期間をもらうことになった。とりあえず1ヶ月程度を目処にということだが、早くも1週間近くが過ぎている。 今さらだが、職場自体が休暇期間ということもあって、自分だけが仕事をしていないという罪悪感や焦りはない。今のところは。 それに、仕事に向き合おうとすることが若干億劫だという気持ちもある。身体も休み休みでなければ動かせないし、今の私には休養時間が必要なんだと、十分に理解しているつもりだ。 ただそもそも、仕事に対して億劫
☆最新動画☆ 【極限まで頭を使わないらぢお】【第1回】作業用BGMに、おれはなる。 【第2回】文学史で好きな話 【第3回】好きだった国語の先生ともときの後悔の話 【第4回】「性別」の話をする 【第5回】実家が火事にあいました。 【第6回】ひとりは寂しかったので... 【第7回】極限まで頭を使わないらぢお 【第8回】極限まで頭を使わないらぢお 【第9回】極限まで頭を使わないらぢお 【第10回】極限まで頭を使わないらぢお 【第11回】極限まで頭を使わないらぢお 【居酒屋・酒菜
先日、同じWEB記者のかたがたと3人で、仕事終わりに池袋へ赴いた。私以外の2人が一度訪れたことがあるというパスタ屋さんで、夕飯がてらおしゃべりしようと。 時刻は午後6時過ぎ。ちょうど夕飯時の店内は埋まっていて、「しばらくお待ちいただきますが…」と、店員さんが申し訳なさそうに告げる。ただまぁ、3人ともそこまでお腹が空いているというわけでもないし、時間にも余裕はあったので、店の外で並ぶことになった。 並べられた丸椅子に腰かけるなり、「良ければこちらどうぞ」と、先の店員さ
Q.引っ越し業者を探し始めるのはいつぐらいから?A.引っ越しや入居日の【2~3週間前】に業者を探し始めるのがベスト 引っ越し業者は時期によって料金が大幅に変わります。ので、1か月以上前に見積もりをお願いしても、断られるパターンがあるんです。 (ときどき「早割りキャンペーン」を打ち出している業者もありますが、繫忙期以外の引っ越しには関係ないことがほとんど) Q.よくサイトにある「一括見積もり」って?A.部屋探しサイトの物件問い合わせ(引っ越し業者ver.) アホみたいに引
あくまでも私の実体験をもとに、日程感などを具体的に書いていきますね。 1)部屋の申し込み、書類の記入(部屋止め期間) 「入居者や契約名義人の個人情報」「保証人の個人情報」「職場の情報(連絡先やおおよその月収)」などの記入が求められます。場合によっては、直近3ヶ月分の給料明細の提出を求められることも(私は提出したことありません)。 この書類は、「入居審査」のために使用されます。つまり、入居してから家賃を支払い続ける能力があるのか?を、この書類で審査するんですね。 記入
部屋の下見(内見)で確認できること部屋の日当たりなど雰囲気、広さ メジャーを持ち込んで採寸するなど、手持ちの家具が入るか 隣部屋との壁の薄さ、騒音問題はなさそうか 物件の周辺環境(お店の位置や街灯の有無) すいません、もっとあると思うんですけど、私自身が内見をしないもので… 不動産屋さんへ来店してからの流れ1)事前に伝えている条件にあった物件提案がされる ※問い合わせた物件の内見のみで良い、という場合はその旨をしっかり伝えれば無理に提案されることはありません 2
さて、部屋の条件も決まった!どうやって部屋を探せばいい! 私はだいたい、「スーモ」だとかのスマホアプリを利用します。便利なので。ただし、便利なものってその分、構造が見えなくてよく分からないことが起こると思います。 とりあえず、よく聞かれる質問に答えてみます。 Q.全く同じ物件情報がいくつも載ってるのはなんで?A.掲載している会社が違うから。その条件の部屋は1つしか空いてません。 もし、家賃や部屋の階数など違っているところがあるなら、同じ物件の部屋が空いている可能性が
部屋探しの条件も決まった!というかたは、ネットサイトやアプリで、すぐにでも部屋探しが出来ます。実際に物件情報を見始めると気になる、というポイントをまとめました。 普通借家契約?定期借家契約? 物件は「普通借家契約」といって、管理会社が定める期間分の契約をします。一般的には「2年間」の契約が多く、入居から丸2年が経つと「契約更新しますか?」と、管理会社に聞かれるんです。 もちろん、2年間は絶対に住まなきゃいけないわけではありません。 ただし、「定期借家契約」は少し特殊で
一人暮らしでよく聞く部屋探しの条件は次の通り。項目の詳細は後述しますね(すでに記載した項目は省略)。 1)エリア2)間取り、面積 一人暮らしの間取りで選ばれるのは、おおよそ次の通り。 1R…ワンルーム、キッチンと居住スペースが1部屋にある。 1K…ワンケー、居住スペースと別でキッチンスペースが設けられている。よく見るのは、玄関から居住スペースまでの廊下にキッチンがある形。それ以外の形だと、面積によってはキッチンスペースが極狭で、ほぼ1Rに仕切りがある程度になるので要注
初めて一人暮らしをするかた向けに、引っ越しに関する一般的な情報(と、たまに裏情報)をまとめています。 多少は情報に新旧あると思いますが、どなたかの参考になれば幸いです。 いきなり不動産屋に来ないで! いきなり否定的でごめんなさい。これは「なにも決めずに思いつきで」不動産屋に立ち寄るのは控えてほしい、という意味です。 結構いらっしゃるんですよねぇ。急を要するわけじゃなく、なんとなく時間があったので〜って、フラッと不動産屋に立ち寄るかた。 他にも、そもそも引っ越しの初期費
「誰か会いたい人とかいないの?芸能人とか」 東京に来てから、たびたびこの質問をされる。まぁ一応、そういうことが出来ないこともない職種だからだ。 そんで聞かれた私は、毎回返答に困る。いやぁ本当に、いないのだ。会いたいと思うような人が。 というかそもそも、芸能人に会いたい、ってどんな感覚なんだ。相手はただ人前に出ることが仕事という人間なだけで、他の社会人と一体何が違うんだ。顔の造形、歌唱力、演技、トーク…そりゃあ特筆した才能や能力がある人はすごいと思うけど。他の専門家