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【6】部屋の申込~契約締結

 あくまでも私の実体験をもとに、日程感などを具体的に書いていきますね。

1)部屋の申し込み、書類の記入(部屋止め期間)

「入居者や契約名義人の個人情報」「保証人の個人情報」「職場の情報(連絡先やおおよその月収)」などの記入が求められます。場合によっては、直近3ヶ月分の給料明細の提出を求められることも(私は提出したことありません)。

この書類は、「入居審査」のために使用されます。つまり、入居してから家賃を支払い続ける能力があるのか?を、この書類で審査するんですね。

記入する項目も多いですし、一部は会社などに確認が必要な項目もあるでしょう。なので、書類を管理会社から取り寄せてから提出するまでに、1~3日ほど猶予が与えられます。この提出までの猶予期間が、いわゆる「部屋止め」できる期間です。

ただし、「部屋止め」するにも、最低限の個人情報は先に伝えておく必要があります。さらに繫忙期だと、他に申し込みをしたい人が出てきたタイミングで、とにかく提出を急かされます。3日も待ってもらえる猶予はないと思っていたほうがいいですね。

2)審査

必要書類を提出すると、保証会社→管理会社(→オーナー)がそれぞれ、書類をもとに審査を開始します。

保証会社の審査はだいたい、2~3営業日で完了。この間に、ご自身の会社や保証人に、保証会社から連絡が入る場合があります(会社に在籍しているか、保証人の連絡先が繋がるかなどの確認)。
もし審査中になにかあれば、不動産屋さんからすぐに連絡が入るので、必ず対応しましょう。

管理会社(オーナー)の審査も、だいたい1~2日あれば完了。

不動産屋さんは、全ての審査が終わってから連絡をくれるので、早ければ3日、遅くとも1週間で連絡がきます。

3)入居日の確定

審査が完了すれば、入居日を決めます。この決めかたもケースバイケースです。

・管理会社が直近の入居可能日を指定する
実際に入居する日が先の場合も、「空(カラ)家賃」として払う必要があります。繫忙期だったり、人気の物件にはこのパターンが多いです。

・管理会社に入居希望日を聞かれる
OKが出れば、その日から家賃が発生します。ただし、あまりに先の日程を指定すると、管理会社から逆に日程を提示されることも。その場合は「空家賃」の支払いが必要です。

4)初期費用の支払い

入居日(家賃発生日)が確定すると、必要な料金に「前家賃」が加算されて、正式な初期費用の見積書が出されます。「前家賃」は、入居日が月の半ばだったりすると、1か月分の家賃を日割りで算出されます。

入金については、業者によると思いますが【3日~1週間】くらい猶予があります。なにか事情があって待たせてしまう場合は、事前に伝えて相談しましょう。

(たしか、入居日が先の場合は、「入居日の1~2週間前までに振り込んでもらったらいいですよ」って言ってもらったような……)

※本当に余談※
一度、12月半ばに入居する物件の初期費用を払ったとき、額面が想定より明らかに高くて驚いたことがありまして。内訳を不動産屋さんへ確認したところ、「前家賃として、12月の入居日から1月中までの家賃がまとめて含まれています」と……(年末年始またぐと口座振替とか手続きが出来ないせいだとかなんとか)
まぁ単なる家賃の先払いなので、こちらが損をするわけではないんですが。想定外の出費は心臓に悪い。
ので、それ以降は支払う前家賃について、申込書を書く段階くらいで確認するようにしてます。

5)契約書の締結(重要項目説明)、鍵の受け渡し

入居日までに、改めて契約書の締結や鍵の受け渡しがあります。その中でも特に「重要項目説明」は、資格を持ったかたから直接、説明を聞かなければいけません。
なので、対面で「重要項目説明」を受けるタイミングで、契約書にハンコを押して、鍵も渡されて…ということがほとんど。

ただし、対面するのは「不動産会社」のパターンと「管理会社」のパターンがあります。
管理会社のパターンだと、管理会社の営業時間が限られている場合があります。不動産会社と違って土日祝はお休みが多いですし……鍵を受け取りたい日程には、スケジュールを空けやすいようにしておくのがオススメ。

今は対面説明もリモートになったり、鍵も郵送してくれたり……色々手段はあるので、要望があれば不動産屋さんに一度相談してみてください。

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