見出し画像

【休職します】異動3ヶ月で身体を壊しました

割引あり

こんにちは!もときです。
早いもので、外資系企業の社内公募を通じて現場からインサイドセールスへ転向して3ヶ月が経ちました。
結論、ハードワークで身も心も壊してしまい休職します。
我ながら情けないと言いますか、非常に悔しいです。

さかのぼれば約半年前、現場の上司から「社内公募に応募してみたら?」との後押しを受け、書類選考→3回の面接をくぐり抜けてキャリアアップに成功しました。
以下に、そのときの心境を記事にしていますのでご覧ください。
私のしくじり経験が、少しでもみなさんの役に立てば幸いです。

今読み返すと非常に恥ずかしいですね。
なぜ休職というバッドエンドになってしまったのか、せっかくなので記事にしたいと思います。
職場で悶々としている方、特にキャリアアップに興味がある向上心のある方に読んでいただきたいです。

サラリーマン人生初の休職

人生初の苦い経験をしてしまったので、正直たまらなく悔しいです。
悔しすぎて泣きました。
戦争の時代に生きていないので比較するのもおこがましいですが、「こりゃもうダメだ」「このままじゃ勝てない」といった気持ちで胸が引き裂かれる思いで白旗を揚げました。
こんな屈辱は人生ではじめてで、兎にも角にも自分の実力不足、過大評価しすぎていた自分にとにかく恥じました。
上司には「時間掛かっても良いからやれないか?」と言われて続けましたが、残業だけでなく家に持ち帰って仕事をしてもさばききれず…
さらに副業に家事に育児にとプライベートでもやることが多かったので、完全に許容範囲を超えてパンクした次第でございます。
「24時間戦えますか?」というCMのキャッチコピーが懐かしいですね。
さすがに私は無理でした。笑

潰れた原因はなんだろう?(個人編)

自分の力不足と言ってしまえば簡単なのですが、連休中に自己分析をしてみました。
これは働き盛りの20代、30代の方へ特に届けたいです。
自分が37歳なので40代以降の方はごめんなさい。笑
まず、自分の性格は以下のような感じです。

  • 真面目

  • いつもニコニコ

  • フットワークが軽い

  • 協調性を重んじる

  • 誰とでも仲良くなれる

  • オールラウンドプレーヤー

周りからはこんな感じに言われることが多いです。
もし、この記事を読んでくれた方で、上記の内容に当てはまる方は外資系企業やベンチャー企業で働く際は気をつけましょう。
まさに、骨の髄までしゃぶりつくされて倒れます。
「彼ならやってくれるだろう」「あいつに任せれば間違いない」「一つ返事で引き受けてくれる」こう思われるのは非常にありがたいです。
しかし、それを一人、二人、三人・・・と頼られる人が増えればキャパオーバーになります。
外資系企業、ベンチャー企業では仕事を振ったもの勝ちな風土があるので、社歴の長い人よく観察すると「オレの仕事じゃない」「忙しいから無理」と私のポリシーとは真逆なスタイルで働いている人がほとんどでした。
ちなみに、日系企業(JTC)では担当分けが細かいので、逆に担当外の仕事をすると煙たがれます。
「余計なことするな」「これはオレの仕事」「オレを通せ」といった具合ですね。
外資系企業はドライなんてよく言われますが、「周りは敵だ」と思うくらいの気持ちで働くくらいがちょうどいいのかもしれません。

潰れた原因はなんだろう?(環境編)

自分の性格が、今の職場環境にミスマッチしているということが分かりました。
では、環境面ではどうだったのか?あまり環境のせいにしたくないと言いつつも、これから転職する人や社内公募で異動する方のために分析しました。
箇条書きにすると以下の通りです。

  • 自分のことを職人、一人親方と思っているお局社員

  • 派遣から社内公募で社員になった人で構成

  • 全員女性の職場

  • 上司は本社勤務で別の拠点に席がある(目が届かない)

  • ノウハウが共有されていない

  • 上流から下流まで自分が担当する(担当分けではない)

  • 社内システムが多く、動作も重たい

こう見ると、以前働いていたスタートアップ企業となんら変わりないことに気づきました。
私は定年を迎える方の代わりとして、社内公募を通じて配属されました。
いきなり驚かされたのがマニュアルがないということです。
多岐に渡るシステム、動作も重たい、すべて英語なのにも関わらず、簡易的なマニュアルすらない状態。
質問すると「頭の中にある」「身体に染み付いている」とのこと。
一見すると職人気質でカッコよく思えますが、会社員としてどうなのよ?と思わずにはいられません。
当然、ベテラン社員の30年のノウハウは、経った3ヶ月ではキャッチアップ出来ぬままに退職してしまいました。
3ヶ月の半分は在宅勤務と年休消化に充てられるというオチもあり。笑
「派遣」「女性」というキーワードを使うと炎上しそうですが、仕事を論理的に進められない、言語化できない社員が主軸になっているのも大きな原因の一つです。
「これはね~パパッとやって~ヒョイとやればいいのよ」じゃねーよ。笑
他職場のように担当ごとに仕事を分けようとしたのですが、仕事の流れが分からなくなるとのことで、インサイドセールスが個々に受注から請求の発行や出荷まで行っています。
もちろん、進捗管理シートなどもないので、すべて個人用のフォルダか頭の中にデータがある状態です。

業務改善プロジェクトのマネージャーに任命

そんなスタートアップもびっくりなカオスな環境なので、当然業務改善を過去に行ったそうです。
そのときはお局様達の声に屈してしまい、担当分けによる業務の細分化ができなかったそうです。
そこに過去に改善活動で実績を残してきた私と、社長直々に外部コンサルをお招きして業務改善プロジェクトが発足しました。
社長筆頭に、副社長、外部コンサルタント、各部門のマネージャー&インサイドセールスが一堂に集まった、強強なメンバーで私がプロジェクトマネージャーとして参加しました。
当然やり遂げた暁にはキャリアアップの可能性も大いにあったと思います。
結果としては、お局社員の影響力があまりにもでかすぎるということです。
人のせいにあまりしたくないので、完全に自分の力不足なのですが、お局様に屈してしまう心優しい上司にはちょっとガッカリしました…
外部コンサルの方も「想像以上にひどいですね」「上司の熱意を感じない」と私にポロッと吐いていたのはここだけの話。
これから満を持して業務改善プロジェクトのリーダーをやる方、お局様には要注意です。

ここからは完全に身の上話になりますので、喫煙所でコーヒーをご馳走していただける方にお付き合いしていただけますと幸いです。

君はどうしたいのよ?

ここから先は

597字

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?