【社内で転職】外資系企業の社内公募に応募してみた話
どうも、もときです!
私の勤め先では社内公募という制度があり、定期的に空いたポジションの募集を行っています。
これまで面接してきた会社でも「社内公募」という言葉は目にしてきましたが、実際に利用する方はそこまで多くないとのこと。
外資系企業に転職して約1年半、ついにはじめて社内公募に応募してみました!
今回は「社内公募ってどうなのよ?」というお話をしたいと思います。
まずは経歴のおさらい
本題へ入る前に、自分がどんな職務経歴を歩んできたのか簡単におさらいしておきます。
私のサラリーマン人生は自動車整備士からキャリアをスタートし、日系の非鉄金属の工場に転職します。
そこで10年間、現場作業員から製品検査担当を経て、購買担当などのオフィスワークへシフトしていきます。
ついでに2期4年間、労働組合の執行委員も経験しました。
いわゆる日系企業の総合職でしたので、よく分からない配置変更を繰り返しながら色々経験してきたということです。(完全にゼネラリストです)
その後、1年間EVバイクのスタートアップで購買担当として働き、現在は欧州系の外資系企業で産業機器の組立を行っています。
詳しくは過去記事をご覧ください。
要するに、製造業を中心にフラフラしているどこにでもいそうな一般的なサラリーマンです。(少し変わっていますが)
なぜ?オフィスワークからあえて現場作業員として転職したのか、今回の「社内公募」がキーワードとなります。
社内公募ありきでの転職
当初、日系企業やベンチャーで経験していた購買担当で求人を探していたので、現場作業は一切やる気ありませんでした。
しかし、以前から気になっていた地元の外資系企業の求人が目に留まり、熱交換器の組立作業員の求人に応募します。
わざわざ希望する職種でない求人に応募した理由は、先ほどからご紹介している社内公募制度があったためです。
一次面接、二次面接で社内公募が実際に利用されているのか、飾りだけの制度になっていない根掘り葉掘り質問します。
リスクを取ってでも職種を変えたい人はあまりいないものの、外部に求人情報を出すのと同時に社内公募は募っているとのことで、まずは現場作業員として転職することに決めました。
もちろん、大々的に「異動するつもりで入社します!」だとそもそも採用に繋がらないと思うので、「チャンスがあれば手を挙げたいです」程度に伝えることをおすすめします。
社内公募は定期的に出ている
入社早々に社内公募が掲示板に貼られていたので、制度として活用されていることはすぐに確認できました。
社内メールがある人は、人事からメールで共有されます。
内容は外部向けの求人情報と同じで、職務内容や求める人物像などが細かく記載されています。
日系企業ですと、ポジションに空きが出ると直属の部下などから補填しますよね。
もしくは他部署からヒョイと異動してきたり。
とにかくポジションの渋滞を起こしている日系企業だと、欠員が出てもワラワラと人があふれ出てきます。笑
当然、やりたいです!といっても通らないのが日系企業。
外資系企業ですと、空きが出たら社内公募や求人募集で候補者を集め、ふさわしい人がいなければ「Vacncy」として欠員のまま走るのです。
無理に「学卒だから」「主任職」だからと、適正でない人を置くことはまずありません。
年功序列で学歴社会の日系企業であれば、「彼は一般職だから」「中途だから」「学卒じゃないから」なんて冷めるワードが並ぶ訳です。
少なからず、私の勤め先の欧州系企業は個人の意思をかなり尊重してくれます。
ここからは生々しい話になりますので、ジュース代をご馳走してくれる気持ちのある方に読んでいただこうと思います。
実際に社内公募に応募してみた
まさかまさかの、直属の上司から「君が好きそうな社内公募が出てきたよ」と教えてくれたのが応募のきっかけです。
これ、日系企業であれば絶対にあり得ないことです。
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