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子どもとの自粛生活、散歩で上手に楽しもう

前回はこのコロナ禍で子どもとのおうち時間が増えるなか、
できるだけストレスをためずに楽しくすごせるようにと、
手作りおもちゃのすすめについて書きました。

近頃は乳幼児施設でのクラスターのニュースも多く、
小さい子どもの感染が目立ってきているということもあるので、
まだまだ子育て支援関連のイベントや集まりなどの自粛モードも続きそうです。

広い遊戯施設や同じ年齢の子どもたちの集まりに行けないなか、
おもちゃやテレビ、YouTubeを駆使しておうちであそぶにしても、
やはり限界はあります。

そんなときにおすすめしたいのが、お散歩。

お散歩写真

外出といっても公園などで集まって大人数であそぶのは憚られるかもしれませんが、お散歩であれば密になることも避けられます。
なにより子どもにとっても大人にとっても外気浴は大切。

特にしっかりと自分の足で歩くことは、
体や心の発達にも知的な面での発達にも、とても重要なことです。
「 歩く 」というと身体的なイメージから身体の発達の面にばかり目がいきやすいですが、人間の発達において身体と精神、知的能力とはおおいに関連しているのです。

近頃はちょっとの移動でも便利なので車を使ったり、
子どものペースに合わせる時間的余裕がなく
ずっとベビーカーに載せてしまったりと、
子どもたちが自分の足で歩く機会が圧倒的に少なくなっています。

人間は歩くことで体がしっかりとつくられ、
体力もつき、なにかをやり遂げる気力も育まれます。
適度にお散歩して、しっかりと歩きながら、
自然の変化や季節の移りかわりを楽しんでください。

たんぽぽと指

毎日意識的に同じコースを歩くを歩くことも、
子どもたちが毎日の小さな変化に気付いて、その発見を共有することができるのでおすすめです。

子どもたちは上手に言葉にできなくても、ほんのすこしの変化も目ざとく気付いています。
子どもたちの意識が向いているほうに、こちらも意識を合わせてあげてください。
そして
「 お花が咲いたね 」
「 小さな実ができてるね 」
など、
変化を言葉にして共有してあげてください。

自分と同じものに注意を向けてもらい、
抱いた感情を共有してもらい、言葉にして伝えてもらう。
そういった経験をつみかさねることが、親子の絆を深め、
子どもたちのゆるぎない心の土台となっていくのです。

このように、お散歩は心も体もしっかりと育んでいくのにうってつけです。
自粛生活のなかに上手にとりいれて、リフレッシュもかねて楽しんでくださいね。

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