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新担当カウンセラー決定(白雪姫9)


何年か前の心療内科で私の担当を
して頂いたカウンセラー、通称白雪姫の話です。

白雪姫からお願いされた
発達障害の再検査の後は
最後の大仕事が終わった感があり、
その後は白雪姫が
退職する最後の日まで、
今まで通り、カウンセリングの中では
仕事のことや
家族との接し方のアドバイスを
もらっていました。

次のカウンセラーと3者面談みたいなものも
行わないとのことで、白雪姫との別れの実感も
なんとなく少ない感じがありました。

白雪姫がいなくなってから
最初のカウンセリングで
初めて新しいカウンセラーと対面するとのこと。

白雪姫が辞めるまでの三ヶ月の間に
「退職の話は無くなった」
っていわれる日を待っていましたが
それはありませんでした。

退職直前にようやく白雪姫から
次のカウンセラーが決まったと言われました。

嬉しそうに

「私が見るところ、
きっとあなたと相性が合うと思うの😆」

と、自信満々に言われました。

「あ、でも“私が“なので、
合わなかったら、チェンジしてもらっても
大丈夫だから!」

って言われましたが、
私は何となく直感で
「この人人の相性を見るのは
不得意なのではないか?」
と、失礼ながら感じてしまいました。

とにかく私は新しいカウンセラーが
男の人じゃ無かったら
何とか我慢していこうと思ってました。

その前に私は発達障害じゃないと
診断されても、そのような傾向が強くて
生きにくいって状態の中
その現状もどうにもできない中、
もうどうにでもなれって感じでした。

何となく訳のわからない波に
のまれていて、ただただ
それに抵抗、反抗することなく
できないと言った方がいいかな、
でも今後白雪姫がいない生活で
私はどうなってしまうのか?

それも想像する気力も当時はなくて
ただただ時間が過ぎていく
そんな感じでした。

続く


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