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「母になってからの方が、事業成長が加速した」弱みを補い相乗効果を生むチームの作り方

こんにちは。Morning Labo代表の中村朝紗子です。

私はいま、2歳の娘の母として、まもなく10期目を迎える会社の代表として、慌ただしい日々を過ごしています。

「母」と「経営者」の両立はかねてからの夢でしたが、実際にやってみると限界突破の毎日。24時間が飛ぶように過ぎていきます……。

娘はすくすく成長中!

母になる前後で決定的に違うのはやはり、仕事に割ける時間に制約があること。日々の保育園送迎はもちろん、突然の発熱などハプニングもしばしばで、モヤモヤする日も少なくありません。

でもそんな中、モニラボは今年、創業以来の最高売上を達成する見込みが立っています。母になってからの方が、事業成長が加速しているのです。

秋には新たに中野がジョイン!

その理由はやはり、チームにおける、相互扶助の力だと感じています。

このnoteでは「相互扶助」をキーワードに、チームで成果を上げるためにモニラボが工夫していることや、新たに作ったチームバリューについてご紹介したいと思います。

シナジーを生み出してこそチーム

モニラボは創業から5年、従業員が自分しかいない状態でした。一人会社の時間が長かったからこそ、母になった今改めて、「チームで働く素晴らしさと可能性」を身に染みて実感しています。

それを一言にするならば、「弱みを補完しあえること」。

働く母チームの背中

自分にとっての苦手が、誰かにとっては得意だったり、自分にとっての嫌いな作業が、誰かにとっては楽しくて仕方がない作業だったり…。

個々の強みにフォーカスすることが、誰かの弱みの補完となり、互いにリスペクトしながら相乗効果を生み出し、一人では成し得ない成果を生み出せることこそが、チームで働く意義だと実感しています。

母になり時間的な制約が増えた今こそ、苦手を手放し、自分にしかできないタスクに集中することが大切と考え、モニラボ全体でも相互補完のための仕組みや習慣作りを大切にするようになりました。

実際にいま、チームで具体的に取り組んでいることを2つご紹介します。


1. トリセツをつくる

シナジーを生み出すためには、チームメンバーの得意や苦手を「見える化」することが第一。

そこで、自分の得意・苦手、才能が発揮される条件などをまとめた「トリセツ」を個々が作成し、シェアする仕組みを作っています。

メンバーの取説の一部です。ストレングスファインダーや16personalitiesも記載。

トリセツは、「自覚する特技・得意なこと」から始まり、「取り扱い状の注意」「上手な使い方」「将来やってみたいこと」など、その人が才能発揮するために必要なフォローやサポートのヒントが詰まっています。

「トリセツ」を読んだメンバーが、「それもにさん(私の愛称)苦手だと思うんで、私やります! 今は採用に集中してください!」など、声をかけてくれることも少なくありません。

読むことで相互理解が深まるのはもちろん、書くこと(定期的に更新もします!)で自己理解を深める一助にもなっている「トリセツ」。

互いを補完しあい、背中を預け合える関係が、事業成長の糧に繋がっています。


2.フォーメーションにこだわる

私がほぼ毎日、「業務担当表」(通称:フォーメーションシート)を眺めて、メンバーと業務のミスマッチが起きていないかをチェックしています。こまめな1on1でも各業務に「非効率」が起きていないかをヒアリング。

個人の得意や目標に合わせ役割を振り分け、それぞれのタスクに落とし込んでいます。

仕事をしていると、忍耐強さが求められる局面もあります。ただ「耐える」以外にも「任せる」選択肢が取れることが、チームの醍醐味。

時に、「苦手なことを手放す」ことがチームのため、成果に繋がることもあります。

だからモニラボでは「苦手や非効率を察知したら、すぐに相談すること」を推奨しています。

もちろん、人数が少ないチームなので、全ての問題が解決するわけではありませんが、挙手しやすい雰囲気づくりや、任せられた側のウェルカム感は、大切にしていこうとチームで話しています。

チームの「風通しの良さ」を大切しています。

このように、チームに共通する「価値観」が、働く母である私を含め、メンバーそれぞれの毎日を支えています。

子育てと仕事、どちらも譲れないほど大好きで両方頑張りたい自分にとっては、仲間の存在と良質なチームワークが支えであり、母になってもなお、挑戦し続けられる理由でもあります。

昨年の秋には、母として働く新メンバー・中野がジョインしました。きっとこれから他のメンバーも、出産や介護など、人生のライフステージの変化が訪れるはず。

その変化を、共に喜び合い、支え合えるチームであり続けたい。

そんな思いから、私たちが今後も大切にしていきたいチームの価値観を明文化した「TEAM VALUE」を作りました。

ビジョンとクレドから構成される、モニラボの新しいバリューをご紹介します。

TEAM VISION

CREATE SYNERGY
相互扶助

早く行きたければ、一人で進め。遠くまで行きたければ、みんなで進め。私たちは、お互いを尊重し、カラフルな才能を「活かし合う」ことで一人では決してたどり着けない、景色(ビジョン)を目指します。

TEAM VALUE

Depend on you.
あなた次第。

「あったらいいな」の未来は、与えられるものではなく、自ら掴み取るもの。チームの課題や困難を他人任せにせず、「自分ごと」として捉え、一人ひとりが自ら答えを探し、発言・行動しよう。未来は、あなた次第なのだから。

Just one word, but one word.
たかが一言、されど一言。

コミュニケーションは、仕事を織り成す最小因子であり、成果を支える土台。だからこそ日常的に、些細な一言を惜しまないチームであろう。たった一言に込められた、仲間への思いやりや配慮が希望や勇気を与えたり、逆境さえも跳ね返す力を持っている。

It’s Alright!
受容からはじめる。

フラットでオープンなコミュニケーションは、チームの心理的安全性を支え、挑戦し続ける組織の基盤となる。「It’s Alright!(大丈夫だよ!)」を合言葉に、自己開示を怠らず、相手への理解に務め、自ら信頼していくことでいつだって本質に向かえるチームであろう。

Welcome Help
手を取り合ってこそチーム。

失敗も困難も、挑戦しているからこそ訪れるもの。そんなときは迷わず、ヘルプを求めよう。ここには、喜んで手を差し伸べてくれる仲間たちがいる。失敗に寄り添い、成果を喜び合えるのがチームの強み。助け合い、補完し合うことで、幾度の困難を乗り越えていこう。

以上が、モニラボのバリューです。

バリューを考えるにあたり、本当はもっとたくさんの言葉が出てきましたが、覚えて実行しやすいものに絞り込み、この定義にたどり着きました。

バリューは運用してこそ、バリュー。言葉だけが一人歩きしないよう、チームのみんなでブラッシュアップを重ね、一人ひとりの意識に浸透していくような取り組みがこれから大切になります。(チームバリューがこれからどんな形で定着・進化していくのか、私自身も楽しみです!)

現在採用を強化しているモニラボですが、新しい仲間を迎え入れるときにも大切にしたい言葉になることでしょう…!

「早く行きたければ一人で行け、遠くへ行きたければみんなで行け」
(If you want to go fast, go alone. If you want to go far, go together.)

チームビジョンにも引用したこの言葉を大切に、モニラボの物語を進めていきたいと思います。

これからも応援していただけると嬉しいです!

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