企業と直契約できる対人支援サービスとは?

今回は10月23日(月)に実施された、リベコの代表理事・森田昇さんの講座『企業と直契約できる対人支援サービスとは?』についてご紹介します。
 
ここでいう企業とは、大企業ではなく、中小企業です。大企業は、私達のような個人経営者には業務を発注しないからです。逆に、中小企業は、経営者(社長)が業務を発注すると決めれば、物事はすぐに決まります。
 
中小企業にとって、会社の課題とは即ち社長の悩みで、主に以下の4つです。
●会社の売り上げを伸ばしたい
●会社の利益を伸ばしたい
●経営者と社員の立場の違いが生む危機感のズレ
●次のビジョンが見えない
 
これらの社長の悩みを具体的に深堀りする必要があります。社長の悩みは時代と共に変わりますが、今の時代は主に以下の3点です。
●対人支援にも流行り廃りはある
●空前の人手不足
●DX、リスキリング、人的資本経営が理解できない
 
社長の悩みを解決する手段として、従来の人、モノ、金に、情報、時間が加わっています。
人:採用、定着率向上、組織開発
モノ:売上増、マーケティング
金:資金調達、税金関連
情報:IT化による省人化、省エネ化
時間:忙しさからの解放
 
社長の悩みを解決する際、皆さんは以下の点を明確にする必要があります。
●解決できることは何か?
●何故あなたが解決できるか?
 
そして、社長に接触してあなたの存在を知ってもらう必要がありますが、社長は何処にいるのでしょうか?
経営者の交流会、勉強会、倫理法人会等に出席するという方法がありますが、自分でセミナーを主催すると社長に会える確率が高まります。士業同士の繋がりから紹介してもらうこともできます。因みに、森田さんは交流会と紹介が多いとのことです。
 
SNSやWEB上で社長と出会うことはありません。SNSやWEBは、ご自分の情報発信や存在確認に使うと考えた方がいいですね。
 
社長の悩みを解決しようとする際、「キャリコン」を前面に出しても売れません。キャリコンは、効果を発揮するまで時間がかかる漢方薬のようなものだからです。
 
社長の多くは、3~6か月という短期間で効果を期待します。また、数値で効果を説明できる必要があります。これができれば、バックエンドである顧問契約に繋がります。
 
最後に「ウェルスサイクル」について紹介します。先ず、コアメッセージ(解決できることは何か、何故あなたが解決できるか?)を訴えます。9分野(健康、お金、成功、美容、幸せ、人間関係、性、スピリチュアル、個人的成長・自己啓発)のうちどれかに関連したものなら買ってもらえます。表現方法は、テキスト、デモ、動画、本、講演等を用います。ターゲットである社長に接触したら、再投資して体験価値を上げて行きます。以後はこれの繰り返しです。

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「リベラルコンサルティング協議会」
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@liberal.consulting.association
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(仲井圭二)

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