森と海自分メンテナンス研究所

そう言えばずっと生きづらさと向き合ってきた。2000年からはじめた福岡県糸島半島の森と…

森と海自分メンテナンス研究所

そう言えばずっと生きづらさと向き合ってきた。2000年からはじめた福岡県糸島半島の森と海に囲まれたちいさな店と農的暮らし。今の自分のこころとからだに気づく「森と海自分メンテナンス研究所」主宰。

最近の記事

心のホメオスタシス

身体の生理機能が一定に保たれるホメオスタシス(恒常性)が心にもあるのだなあ、、、と自分自身を振り返って思いました。 個人的なことですが、わたしの両親はわたしが物心ついた時から夫婦仲が大変悪く、言い争いが絶えず、時には物が頭上を飛んでくるような(その後両親は離婚)そんな家庭で育つと、それがわたしの【日常】として心にインプットされてしまいました。 わたしが成人してから、穏やかな日常というものを心から望んでいたことなのに、かつての日常ではなかったので、違和感として「こんなことは

    • 根っこにあるもの

      わたしの本業は福岡県糸島市にてクラフトとアート、作り手の顔が見える自然素材のものを扱う小売店を20年以上運営している。初めはインターネット販売で、そして数年後から実店舗を。自分で土を練り器も焼く、幼少期からずっと親しんできた書も台湾で作品展を開催していただいた。かと思えば、墨で染色を始めたりと、文字で表すとなんと【まとまりのない人】だと思われるだろう笑。日本では一つのことを続ける、極めることが美徳とされる国なので、わたしのような人間は隅っこがよく似合う。なかなか理解はされない

      • 他人に振り回されない生きかた

        結局のところ、人がしあわせであるかどうかは、ごくシンプルにすべて感性によるものなのだと思った。しあわせというのは【なる】ものではなく【感じる】ものだからだ。 まさにハンナ(犬・ゴールデンレトリバー♀7歳半)の生き方そのもの笑。ハンナは過去を憂いないし、未来の心配もしていない。今を感性で全力で楽しんでいる。 風が気持ちいいと肌で感じたり、美味しい食べものに素直に感激したり、美しいものに心を奪われたり。その一瞬一瞬五感で感じたことを素直に受け取る。ここを雑にしない(丁寧に生き

        • 女性として生きるということ

          女性として生まれ47年半が過ぎた。幼少期は活発で見た目も頻繁に男の子と間違えられる子どもだったけれど、中1の誕生日に初潮を迎えてから、それまでの様相は一変した。生理痛という下腹部と腰の痛みと全体のなんとも表現しづらいだるさを、その後毎月1回、コンスタントに経験することになるからである。 生理痛がひどい。 鎮痛剤は毎箱毎月飲み干す。生理時は何度も下痢になる。頭まで痛い。経血も多く、顔面はいつも真っ青だった。しかし同級生には平然と過ごしている子もいる。わたしは何かがおかしいと

          茨木のり子にシビれる。

          茨木のり子にシビれる。 彼女の詩集は1冊だけ手持ちがあるけれど、令和の時代にここまで成熟した【大人】はとても少ない気がする。 【成熟】とは何だろう? 情緒の安定、共感性、依存や執着のなさ、現実と向き合うちから、自己への客観性、、、挙げればキリがないほど出てくるけれど、結局のところ、 そして、自分を客観的に眺め、そのままを受け入れるちから。そして、嫌われる勇気(エッジを効かせるという意味ではなく、ありのままの自分で生きていける勇気)だと思う。 すべては【自己肯定】出来

          茨木のり子にシビれる。

          今日のお題

          ◎今日のお題(03.07.2021) ご自分の【好きなところ】を3つ以上挙げてください。誰に発表するものではないのでお気軽に😊 それが出来たら【その3つを意識して】今週1週間を過ごしてみてください。その期間または1週間後に起きた自分やまわりの反応など、何か変化があれば記憶しておいてください。 それでは言い出しっぺのわたしから。 ◎運と勘がいい ◎立ち直りが早い ◎出来ないことは出来るまでやる この「立ち直りが早い」は小学生の頃から通知表に書かれるほどだったので、そう

          自己肯定するちから

          もし、じぶんに劣等感を持っていたり、マイナス面ばかり見たり、他人との比較で疲れてしまったり。 じぶんのことを認めることができない、じぶんのことを信じることができない。 自己肯定感を持つことができないのは、ご両親から褒められずに育ったり、成功体験が少なかったりすることなどが理由としてあるようです。 しかし、成人した今はこれからの生き方を【じぶんで選択する】ことができます。 ご両親を恨み続けるもよし、成功体験が少ないじぶんに落ち込み続けるもよし、そんなじぶんを客観的に見つ

          自分で満たすということ。

          他人ばかり気になるときは自分のことを見ていない。そんな時は勘が働かなかったり、大きなミスを犯したり、失敗を重ねたりしてしまうこともある。そしてまた、そんな自分に自信がなくなっていく、、、。 自己肯定感は他人に高めてもらうのではなく、自分で高め、満たすことができます。それが本当の自己の肯定。自分らしさを心から愛せるということ。

          自分で満たすということ。

          気づき

          排泄したり、運動したり、湯船に浸かったり、野菜を食べたり、からだが不要なものを出すように、こころもそうありたい。自分に必要なものと、そうでないものを、自分自身で気づくからだとこころに。

          自由

          悲しみや苦しさ、辛さに、他人は間接的に関わってくれたとしても、それを受け入れ乗り越えていくのは、自分にだけしかできない。だけど、受け入れるも受け入れないも、乗り越えるも乗り越えないも、自由。

          生きづらさの中から見つけたこと

          わたしが糸島半島で暮らすことを決めたのは、1999年、25歳のとき。沖縄や熊本の阿蘇などの選択肢もあったけれど、夫の仕事の関係で通勤圏内であったこと、海や山に囲まれていたこと、知人がひとりいたこともあり、糸島半島に決めた。物件はわたしのアンテナが強烈に反応し、その場で即決した。 それまでのわたしは、幼い頃から何かは分からないけれど、何かが「みんなと違う」と感じていた。例えば授業中に手をあげて間違った答えを言うと、なぜみんながクスクス笑うのかとか、なぜ女子は一緒にトイレに行く

          生きづらさの中から見つけたこと