マガジンのカバー画像

森田MiWの絵と文

75
詩画作家/森田MiWの描く絵と文をご紹介します。
運営しているクリエイター

#いとしきモノ展

いとしきモノ展/「ワタシを抱きしめる」

いとしきモノ展/「ワタシを抱きしめる」

「ワタシを抱きしめる」という絵があります。
詩画集『いとしきモノ』では樹木の生える草原に女の子が自身を抱きしめている姿があって、次のページを捲ると実は巨大なドラゴンの頭の上にたっている、という構成にしています。

また、個人展『いとしきモノ展』会場の町田市民文学館ことばらんどでは、そのドラゴンの大迫力のサイズ感を味わっていただきたくて、大きな大きな絵を描きました。

会場と本。
両方をそれぞれに、

もっとみる
いとしきモノ展/「ゆうべ潜った話」

いとしきモノ展/「ゆうべ潜った話」

町田市民文学館ことばらんど での個人展「いとしきモノ展」。

明日3月11日(土)は、11時半頃からワタシも会場に立ってます。
どうぞ気軽にお声がけください。

さてコレは「ゆうべ潜った話」という絵。
古い船の窓枠があって、ソレありきでつくった立体的な作品です。
沼か森か。沼か森かココロか…
どうぞ文とともに味わってください。

……

「ゆうべ潜った話」

ゆうべ潜ったのは、たしかあの沼の底。

もっとみる
いとしきモノ展/「アヲゾラの夜の夢」

いとしきモノ展/「アヲゾラの夜の夢」

コレは鬱蒼と繁る樹々を、鉛筆でせっせせっせと描いているところ。
「アヲゾラの夜の夢」という絵に出てくる森の樹です。
夜なのになぜかアヲゾラで、どうやら夢を見ているのだなぁと思いながらウツラウツラといる森。
なんだか不気味で可笑しくて不思議で怖い感覚。
そんなこんなを描いた絵です。

町田市民文学館ことばらんど での個人展「いとしきモノ展」にて展示しています。
また、詩画集「いとしきモノ」の冒頭にも

もっとみる
いとしきモノ展/「どこまでもどこまでもどこまでも」

いとしきモノ展/「どこまでもどこまでもどこまでも」

コレは町田市民文学館ことばらんどでの個人展「いとしきモノ展」で展示している「どこまでもどこまでもどこまでも」という絵です。

カワラバト(土鳩)は、どの仔もみんな柄が違って観てて楽しい鳥だなぁって思っています。
割と身近な仔でもあるので、観察してる内に性格やなにかも見えたりして、ほんっと飽きないん
です。

コレ描いた時は、世間はコロナコロナと大騒ぎしていた頃で、なんだかせめてココロでくらいどこに

もっとみる
いとしきモノ展/「イエティとダンス」

いとしきモノ展/「イエティとダンス」

町田市民文学館ことばらんど での個人展「いとしきモノ展」。

コレは「イエティとダンス」という絵。
イエティ(雪男)のくせに、なんでか分かりませんが雪なんてちっとも降らない裏山に棲んでるっていうイエティ。
ことばらんどにもデッカイのんやら足跡👣やら…といっぱい居て、みなさまを森へとお誘いしとりまーす。

1Fの物販コーナーにも、この仔たちのノートなんてのがありますよ。
180度以上パカーッと開い

もっとみる
いとしきモノ展/「霧の杜にて」

いとしきモノ展/「霧の杜にて」

町田市民文学館ことばらんど でのワタシの個人展「いとしきモノ展」。

ちょうど半分、1ヶ月が過ぎました。
来てくださった方には、ほんとありがとうございます。
InstagramやらTwitterやらで記事をあげてくださってるの、とても嬉しく感謝感激で拝見しています。
あと1ヶ月。
これから来てくださる方には、ココロよりお待ちしていますねー。

さてこの1枚目。
実はこの絵の主人公の[ワタシ]。

もっとみる
いとしきモノ展/「ドードーと木の実」

いとしきモノ展/「ドードーと木の実」

町田市民文学館ことばらんどでのワタシの個人展「いとしきモノ展」。

コレは「ドードーと木の実」という絵。

同じモチーフ同じお話で、ハンカチやポーチをつくっていたのですが、先日より出版&販売している詩画集「いとしきモノ」に載せる為に新たに描き起こしたモノとなります。

ハンカチなどのシンプルなものと、原画の筆致がクニュクニュした細かいもの。
けっこうな切なさのあるこの絵。
両方楽しんでいただけると

もっとみる
いとしきモノ展/「コモドドラゴンと花」

いとしきモノ展/「コモドドラゴンと花」

町田市民文学館ことばらんど で開催中のワタシの個人展「いとしきモノ展」。

コレは。
「コモドドラゴンと花」という絵。
見た目イカツめですけれど、実はピンク色の可愛い花が大好きな優しい仔なのです。
鉛筆や色鉛筆で描いてます。

2枚目のんは同じモチーフのハンカチ&ポーチ。
ハンカチは細い糸でふんわり織っていて、ポーチは少し太めの糸で硬めに織った布でつくっています。
1F物販コーナーで販売もしていま

もっとみる
いとしきモノ展/「目に映るもの」

いとしきモノ展/「目に映るもの」

コレは、町田市民文学館ことばらんど で開催中の
『いとしきモノ展』の入口でみなさんを目力強くお出迎えしているオオカミ、と、女性。
よく観るとふたりともお揃いのオッドアイだったりしてるこの絵は「目に映るもの」というタイトルがついています。
ふたりは世界のナニを見つめているんでしょうね。
そしてワタシたちは世界のナニを見たいと思っているんでしょうね。

明日2月9日(木)は★休館日となりますが、10日

もっとみる
「いとしきモノ」/びよびよ。

「いとしきモノ」/びよびよ。

「びよびよ。」
コレってなんだかわかりますか?
実は江戸時代以前の犬の鳴き声表現なんだそうです。

先日発売になったワタシの詩画集『いとしきモノ』。
「コマイヌが遊ぶ庭」というお話のページがあるのですが、コマイヌが消えた庭に、ただ「びよびよ。」と鳴き声だけが浮かんでる、そんなシーンを描きました。

ただいま町田市民文学館ことばらんど で開催中の「いとしきモノ展」の壁でもね、元気にびよびよ鳴いており

もっとみる
◆【想いをことばに】イベントのお知らせ◆

◆【想いをことばに】イベントのお知らせ◆

2023年1月21日(土)~3月19日(日)まで、町田市民文学館ことばらんど  にてワタシの個人展「いとしきモノ展」が開催されます。
期間中いくつかイベントを予定していますが、【想いをことばに】というイベントのお知らせと募集をさせてください。

【想いをことばに】イベントに向けて、一枚の無題の絵を描かせていただきました。
それがコレ。(1枚目)

この絵に、あなたのタイトルと文(おはなし、或いは詩

もっとみる