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”お参り”までの長い道のり

「神聖な山のため、かつては、入山が厳しく”制限”されていた。」

奈良県にある、大神(おおみわ)神社のご神体『三輪(みわ)山』。

その三輪山への”入山”は、かつては厳しく制限されていたようです。

しかし、現在は一定の条件や禁止事項を守れば、基本的に誰でも”入山”ができるとホームページで調べました。

そこで、今年のお盆休みの思い出として、『お参り』に行った様子を報告します。

先に言わせてください。

「軽い気持ちで行く場所ではないです。」

そもそも、山登りやハイキングではなく、目的は『お参り』であるとホームページにも書いてあるので、あらかじめご確認ください。

それを知った上で、『誰かに言いたくなる”お盆”の過ごし方』を考えた結果、「行こう!」と決心しました。

三輪山”参拝”について

最寄りの駅は、”三輪駅”です。電車の本数が1時間に2本しかないので、気をつけないと30分以上駅で待つことになります。

それと、入山できる受付時間が決まっているので、このあたりも気をつけないといけません。

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私は、電車の都合もあり、9時10分に駅に到着。

そこから歩いて5分で大神神社へ到着しました。

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山というだけあり、どこもかしこも傾斜のきつい坂や階段だらけでした。

大阪から1時間でこれだけ自然を感じられるのは嬉しい。

そして、入り口から5分歩いて、『狭井(さい)神社』へ到着。

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ここで受付をしないと入山することはできません。

事前に、注意事項の説明と案内図をもらいました。

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(水分補給以外の)飲食禁止、カメラ等の撮影禁止、など禁止事項がありますので、守りましょう。

受付の人に、「初心者の方は、2~3時間程度かかります。」と言われ、不安の中、入山しました。

神聖な参拝道

結果として、登り1時間下り30分で帰ってくることができました。

感想は、「気持ちよかった」です。

ひたすら階段を上がっていく”登り”と、その道を引き返してくる”下り”。

終わったあと、足腰の疲れはありましたが、それ以上に『神聖な場所プラス自然』が私をつつんでくれて清々しい気持ちでした。

登りきった先に、”お参り”できる場所があり、達成感とおごそかな気持ちとが入り混じり、他の神社では経験できない貴重な体験をすることができました

まとめ

参拝道では、登りの人と、下りの人が交差する場面によく遭遇したのですが、そのたびに自然と「こんにちは」という挨拶があり、心が浄化された気持ちになります。

はじめてのお参りにもかかわらず、普段”散歩”を習慣にしていることもあり、私は、登りも下りもノンストップで歩くことができました。

しかし、途中、かなりきつそうにしている方もいたので、注意がいるかもしれません。

簡単に言うと、道は基本でこぼこの階段です。とにかく傾斜のきつい階段が頂上まで続くと思っていただくといいです。

それと、夏の時期はあまりオススメできません

暑さはある程度山の中で、和らぎます。

しかし、虫、特に、『アブ』が大量にいました。

歩いていると、足の周り、顔の周りを「ブンブン」といって飛び回っています。

虫よけのスプレーを体中にしていきましたが、あまり効果はなかったです。

最後に、着替えタオルは必須です。全身、”汗だく”になります。

以上、事前準備をしっかりして、挑むのが大事かと思います。

毎年1回は”お参り”に行こうと思える神社でした。

ありがとうございました。

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