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どうでもよくなっていくラインのこと

付き合い始めはラインが来るか来ないか重要な問題だったのに,なぜだかだんだん彼氏へのラインがめんどくさくなっていく瞬間がある。

ただ,めんどくさいと言っても悪い意味ではなく,いい意味で,なのだ。
意味わからないかもしれないけど。

付き合い始めは彼が私のことを好きかどうかわからないから,連絡頻度が彼氏の愛情の尺度になっていた。
私のこと好きだったら連絡してくるだろう。
私のことを思っていてくれるのであれば,彼も連絡がないと不安だろう。

だから,
彼の愛情を確かめる手段として一度連絡を辞めてみましょう。
彼があなたを好きなのであれば,心配になって追いラインをしてきます。
という記事がネットにあふれるのだ。

実際に,彼から既読無視されたって重要な連絡じゃなかったら追いラインする人は少ないんじゃないだろうか。
正直,追いラインってあまりいい印象を持たれないし,しないほうがいいと私は思っている。
放っておけばそのうち連絡はくるし,来ないときは来ない。そういうもんだと思う。


話は戻るが,最近彼氏とのラインが面倒くさい。
何か用事があるときはもちろん連絡するのだけれど,日常的なライン,例えば仕事終わったとか今日も頑張ろうとかそういうルーティンとしてやる連絡は付き合い始めに比べるとめんどくささが増してきた。

さほど私は大変な仕事をしていないから彼に応援されるのもなんか違うし,私が応援しなくても彼は仕事を頑張るだろうし。
ラインをしている時点で仕事が終わったの合図だし。

でもラインが全くないというのはそれはそれで寂しいんだよな。



彼もおんなじ気持ちだといいなと思う。

繋がってはいたいけどそんなに頻繁にラインしなくても私たちきちんと繋がっているよなという自信。

連絡しないといけないという義務からではなく,連絡したいなと思ったからするライン。


それこそわたしが望んでいる,手を繋いでいるだけの関係だと思う。

わたしが引っ張ればわたしの行きたい方向に向かうし,彼が引っ張れば彼の行きたい方向に向かう。
行きたくなければ手を離してもいいし歩幅を合わせながらゆっくり歩いてもいい。

それはお互いが依存せず,自分の気持ちに自信を持っているからこそ成り立つ関係だ。


きっと私たちはそういう関係になりつつあるんだろうな。




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