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ラミーが大好きすぎる

今年も日本から友人がラミー(Rummy)を送ってくれた。
私があまりにもラミーを好きすぎるため、かなりまとまった量を送ってくれた。
嬉しすぎる!
元々ラムレーズンが大好きなので、それがチョコに入っているなんて好きに決まっている。
以前日本に一時帰国した時に、ラミーのアイスクリームを見つけて、嬉しくて小躍りして食べたっけ。今も売られているのだろうか。

ラミーはなんと1965年の発売以来のロングセラーを誇っている。
私は子供の頃すでにラミー・デビューしていた記憶がある。
しかし息子にはまだ本格的には食べさせていない。
ラミーは結構ラム酒が効いているので、お酒に弱い人は酔ってしまう人もいるとか。知り合いにそういう人がいた。
だから息子が学校に行っている間に、密かに夫と食べている。
以前、試しに一欠片だけあげた事があったけど、息子はあまりお気に召さなかったようで、もういらないと言われたし、やっぱりラミーは大人の味なのだ。

私が住んでいる国には、ラミーのようなチョコは売られていない。
それはこの国が、とてもアルコールに厳しい事と関係している気がする。
なぜ厳しいかというと、この国ではアル中が社会問題になっているからだ…。
この国の民は大酒飲みの酒好きが多く、体質的にもアルコール分解能力が高い。

お酒を飲んだときに発生する有害物質アセトアルデヒドは、体内の「ALDH(アルデヒド脱水素酵素)」によって分解されます。「ALDH2」の活性が弱いか欠けていると、アセトアルデヒドが貯まりやすく、「お酒に弱い体質」になります。

だそうです。
日本人のALDH2欠損率は44%に対して、この国の民の欠損率は0%!?
この国の民は物凄く酒に強く下戸は多分いない。
家に酒があるといつの間にか夫に全部飲まれている。あればあるだけ飲んでしまう(アル中ではないですが…)。
今まで夫の酔っ払った姿を一度も見たことがない。夫が友人と飲む時はぶっ倒れるまで飲むので泊りがけにして翌日まで帰って来ない(汗)。
ご近所のシニア専用アパートメントの1階がパブっておかしいと思う。しょっちゅう老人が酔っ払って倒れており救急車が来てるし…(驚愕)街中でも昼間から酔っ払いに遭遇する確率が高い…。
こういう民が多いという理由から、この国ではアルコール度数によって販売する店も分けられている。アルコール度数の低いビールなどはスーパーでも買えるが、それ以上の度数のお酒(ワインとかウォッカとか)は国営の酒屋でしか購入できないし、土曜は17時まで日曜日・祝日は閉店という徹底ぶりだ。もちろん自動販売機なんてものはない。
お酒を買う際にIDの提示を求められることもある。日本人は年齢不詳に見られやすいようで、子連れなのにID見せてと言われたことも何度かある。
おかげで日本食料品店では料理酒や味醂さえも輸入出来ないらしく売られていない。ほんと困る。

そういう私もお酒は好きだし強いほうだ。
お酒の強さは遺伝するらしい。うちの母もすごく強かった。
実家には常にビールからワイン、ウィスキー、ブランデーなど各種の酒の用意があり、毎日のように母は晩酌をして、ビールから始まりワイン飲んで最後はウィスキーかブランデーを飲んでた。色んなお酒をチャンポンで飲むのは普通のことで、大人になって飲み会などで始めから最後まで同じ酒しか飲まない人がいる事に驚いたっけ。



そんな訳で、ラミーに限らずリキュールなどのお酒が入ったチョコが大好きだ。
でもラミーは格別に好き。
しっとりしたラムレーズンが丸ごと入っていてレーズンの食感が残っているところと、そのおかげでさらにラム酒の芳醇な香りが感じられるところも好きな理由なのかもしれない。
そしてこれがまたコーヒーにとっても合う。一欠片ラミーを食べてはコーヒーを飲むというのを交互にやっていると、エンドレスにやめられない気がする(笑)。
冬限定というところも、ラミーの季節がやって来た!という特別感がある。
毎年秋になると友人が今年もラミー送ろうか?と言ってくれるのを待っている。
そういえばバッカス(Bacchus)というコニャック入りの姉妹品も最初は送ってくれていたが、私があまりにもラミー命なので、いつの間にかラミーだけ大量に送ってくれるようになった。
同じく姉妹品のカルヴァドス(Calvados)りんごの蒸留酒入りは今どうなっちゃったんでしょうか?もう売られてないのかな?

ラミーが届くと、まずは秘密の場所に隠すようにしている。そうしないと酒とチョコが何より大好きな夫に全部食べられてしまうからだ。
1箱に3包(今年から仕様が変わった)しか入っていないので、あっという間になくなる。1日1包以上は夫に渡さないように調整している。
欲を言えば、1箱にこの2倍くらいの量を入れてほしいのだけど。
日本のチョコレートって1箱の量が少なめだなぁと思う。
こちらのチョコは板チョコも日本の2倍くらいのサイズだ。
でも食べ過ぎ防止のために日本のチョコは少なめにしてるのかなぁとも思う。
控えめな国民性がチョコレートにも現れているような気がする。



ところで、今とても気になっている新商品がある。
その名も「ラミーテリーヌ」。
Rummyファンに捧げる、濃厚テリーヌ。ラミーの美味しさを一年中楽しんでいただきたい!ということから開発されたという「ラミーテリーヌ」。
なんだか、私のような者のために作られたような、とってもスペシャルなラミー♡


た、食べたい。食べてみたいっ!!!
しかし、この製品はお値段もスペシャル、オンライン限定販売で冷凍配送でお届け…😅
海外住みにとってはハードルが高すぎる…。

"大人がときめくラミーテリーヌ"
なんて素敵なキャッチフレーズ。
今の夢は、日本へ一時帰国した時に、このスペシャルなラミーを食べること!


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