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森野 しゑに
2024年3月24日 07:04
霧雨にしっとりと濡れながら白く煙る景色の中に佇んでいると夢の中に迷いこんでしまったようなぼんやりとした心持ちになってくる港の方では何度も霧笛が鳴っているその音に誘われるかのように靄に包まれ歩いてゆくとこのままどこか知らない世界へ吸い込まれてしまうような気がするこんな霧の朝に自分と同じ姿をしたもう一人の自分ドッペルゲンガーに会ってしまうのかもしれない