嫌味を受け流す(くまおの物語)

くまおは今、社内で3つのプロジェクトに所属している。

ひとつめは、社運をかけた新しいプロジェクト。自分のアイディアで好きに挑戦できる環境がある。これから本腰を入れていきたい!と、やりたいことがあふれている。イベントもやっていく予定。
※Aプロジェクト

ふたつめは、広報的な活動。軸となる考えややることには賛同しているのだけど、とにかくイベントが多く、手が回っていない。事務的なことや、多方面への配慮とか、苦手なタスクが多くて、他のメンバーのスピード感についていけてないことに少し罪悪感を抱いている。
※Bプロジェクト

最後は、やることでのメリットがあんまりないけど、こちらもイベントや大勢を相手にすることの多い仕事。事務作業やたくさんの相手とのやりとりなど、めちゃくちゃ苦手なタスクがメイン。
※Cプロジェクト

ここのところ、Bプロジェクトのメンバーから言われることが、「嫌味」に聞こえてしまうことがたびたびあった。
Aプロジェクトへのコソコソとしたツッコミや、仕事が遅いことへの文句と(ととれるようなことと)か。

間に受けそうなスレスレのところで、はあ〜となった時、自分の去年の日記を読んでみた。
※つらつらと貼ります。

やりたいことに、まっすぐでしかいられない。やりたいことに没頭する時間が救い。
嫌われる勇気。自分を優先した先に、「人に寛容に優しくなれる」があると信じてみよう。
ありきたりな言葉で言うと「プライドを捨てる」なのかなと思ったけれど、もっと踏み込んで言うと、「上司が出しそうな答えを、無難に当てにいくのをやめる」で、むしろ「自分を殺すなよ!」て自分を鼓舞したい。
世の中に広く名前を知って欲しい訳ではなくて、自分の要素そのものや、自分で編み出したことが、何かをよくしたり、よい方向にかえたり、そういう風にできたらいいなと思っている。あとは、とにかく自分が喜ぶことをしたい。
今、1番褒めて欲しい相手は、自分なのかもしれない。
くまおは、いまあるものをよりよくする天才なのだ。妬まれるのはしょうがない。
飛び抜けた天才は、もはや妬まれないけれど、今あるものをよりよくする程度だと、妬まれるのは、ちょっとわかるなと、くまおは思った。

はっきり言ってもらえることも、もはやありがたい。気をつけるところを検討できるから。
まわりの人やそこまでのことを築いてくれた人たちへの感謝を忘れずに、強くありたいとくまおは思ったのだった。

「嫌味 対策」で検索してみても、これと言った答えが見つけられなかったのに、過去の自分の文章に、思わず涙ぐんでしまうほど励まされたのが、驚きだった。

今書いていることは、未来の自分へのエールにもなる。

苦手なこと
間違えない、事務作業、計算、スピード、一度にたくさんのことをやる

得意なこと
間違える、感じる、おもしろくする、考える、ひとつのことに没頭する

自分の得意なことは、好きなこと、やりたいことでもある。これらができるように、予定を組むことにトライしようと思った。
苦手なことは、できなくてもしょうがない!だって苦手なんだから!
そのかわり、得意なことでぶっ飛ぶよ!

今はAプロジェクトに専念したい。
Bプロジェクトでは、自分の得意でコミットしたい。嫌味にかまってるヒマ、ないんです!ボク!Aプロジェクト忙しいので!と、堂々と言えるように、とにかくAに没頭する。
Cプロジェクトは、もはや手放したいっす!

もともとやりたかったことで、自分を生かす。が、来年のテーマになりそうです。byくまお

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小川のほとり
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